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Power of US ひとつ上のビジネスを、創る力。

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ANA × 東芝ソリューション トップ対談 第2回 ANAの事業拡大、ビジネス変革を強力に後押しするITの在り方。

イノベーティブな取り組みをITで実現させるため、ベンダーに望むこと

幸重

私どもの企業戦略にある「グループ経営」を、近年は特に大きく打ち出しています。本体だけでなく、グループ全体が一体となって安全運航やサービスに取り組んでいます。ITは、それを裏で支えている基盤であり、お客様に充分ご満足いただけるサービス提供をしていくうえで重要だと思っています。グループ全体のネットワークやインフラの問題など、プランを立てて取り組みながら、どうしても全体で集約した方がよい部分と、個々の会社の規模やコスト構造に合わせて対応した方がよい部分を見極めながら、よりきめ細かく動いていく考えです。

落合

私は社内でCIOも務めており、この3年間で注力してきたひとつがグループ会社のIT統合でした。グループ12社が各々使用していたシステムを一本化しました。その結果、基幹システムの開発投資が半分以下になり、経費は前年度比20数%にまで削減。月次帳票も統一し共有化できるようになりました。また、サーバーの台数も削減し、データはすべてデータセンターに収納し、セキュリティ面や災害対応も強化しました。そういった部分の技術ノウハウでも、いろいろお手伝いできればと考えています。

幸重

航空会社のシステムは安全、そしてお客様からの信頼、ある意味ではお命を預かる業務でもあり、それを支えるのがITと捉えています。これを一緒に手掛けていただくパートナーということを、ご理解いただいておつきあいしてほしいですね。
品質や安定運用に関しては、かなり高いレベルで要求しています。だからこそ実績に裏打ちされた経験をお持ちのベンダーに期待しています。東芝ソリューションには最初のチケットのシステムから、今ではオペレーションを支えるFISという運航情報システムをお願いしています。多彩な公共交通システムを手掛けている東芝ソリューションだからこそ、ミッションクリティカルなシステムの開発段階から、品質や安定運用の重要性を理解して頂けるはずです。この強みを、今後もますます発揮していただきたいですね。
また新しいことへも積極的にアプローチしていきますので、多彩な経験をお持ちの東芝ソリューションにご提案いただき、新たなコラボレーションのきっかけになれればいいですね。

落合

我々も自分たちの強みがどこにあるのかを意識して、地道に取り組んできた社会インフラ系の技術の積み重ねを糧に、最新のテクノロジーを提供します。例えばデータセンターにしても、サービスをきちっと提供するというスタンスで拡充を図ろうとしています。隅から隅までわかるようにサーバーも自社製品の開発を計画しています。

幸重

我々のビジネスの構造は国内線中心で、現在は国内線が65%で国際線が35%くらいです。これを50対50にできるだけ早く持っていきたい。LCC※の存在など競争は激化する中、ITとしてはクラウドや仮想化、自前と利用の住み分けなど、ここ2,3年が山場と捉えています。これまで以上に御支援いただけると助かります。

※LCC/Low Cost Carrierの略。格安航空会社のこと。最初から格安・割安に設定された航空運賃でフライトを提供する航空会社。

落合

今後のANA様の事業拡大やビジネス構造の変革などの領域に、ITは欠かせないと思いますので、ぜひ我々にお任せ頂き、期待を超えるポテンシャルを発揮していきたいと思います。御社を担当する技術者にしてみると、数年間かけてシステムを作ると言うのは、自分の人生を賭けた取り組みですから、お客様と一緒に良い仕事をしたいという強い気持ちを持って臨んでいます。ぜひ、今後もよろしくお願いいたします。

対談を終えた幸重上席執行役員と落合常務取締役

対談を終えた幸重上席執行役員(左)と落合常務取締役(右)

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