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導入事例 北海道国際航空株式会社(エア・ドゥ)

Innovation Report / ロープライスリーダーの会計システム

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導入経緯

会計業務を分散化するため、新システムの構築を検討

従来エア・ドゥの経理部門はスタンドアローン型※1の会計システムを使用していた。各部門の伝票を本社の経理部門が一括して取りまとめ、OCR伝票に書き起こしてシステムに取り込んでいたので、データベース化までに同じ作業が2度あるなど非効率な部分があった。「昨年旭川便が就航して3機体制になり、事業が拡大したので、会計処理の負担も大きくなってきました。処理を1ヶ所で集中して行なうことには限界が来ていました」と企画部経理グループの加藤リーダーは語る。そこでエア・ドゥは本社に集中していた会計業務を分散するため、新システムの構築を検討し始めた。「業務の効率アップはもちろんですが、今後の事業の拡大にも耐えられる拡張性の高いシステムを、ということも念頭にありました」と企画部経理グループの遊佐担当課長は話す。

※1 スタンドアローン型/社内ネットワークと接続されていない独立したパソコン端末。

選定ポイント

企業規模と開発期間を考えた結果、パッケージを選んだ

【写真】旭川便が就航し、3機体制になった
旭川便が就航し、3機体制になった

新システムは、全社員が伝票を書く代わりにデータ入力し、データベース化された予算の執行状況などの情報を企業経営に生かせるものにしたいと加藤リーダーらは考えていた。「当初は自社開発にするか、パッケージにするか悩みました。他社はどうしているか調べましたが、同業の全日空や日本航空は規模が異なるため参考にはなりにくい。逆に企業規模が私たちと同じくらい、つまり社員数が300人強、数箇所の拠点を持っているような企業のほうが参考になりました。中堅企業の場合、基幹システムを自社仕様で開発しても、そのコストを回収することは難しい。やはりパッケージが最適であるというのが結論でした」と加藤リーダーは言う。いくつもあるパッケージについて調べ、導入企業なども調査して候補となるパッケージを4種類、ベンダーを5社まで絞り込んだ。「検討した中では、東芝ソリューションが提案したシステムが、私たちがイメージしていた分散入力を可能にするパッケージでした。その種の製品は当時それほど多くはなかったと思います。東芝ソリューションが私たちのニーズをよく理解していたからこそ、提案したのでしょう。足繁く訪れ、コミュニケーションを深めていたことも大きかった」と遊佐担当課長は語る。

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