Windows Server® 2019 関連情報
更新日:2019年7月2日
Microsoft® Windows Server® 2019 日本語版について
本ページでは東芝IAサーバー MAGNIAシリーズにてMicrosoft® Windows Server®2019に関する動作確認情報やご使用時の注意事項を掲載します。
Windows Server® 2019は、Windows Server® 2016をベースにクラウド連携機能が強化され、容易にハイブリッドクラウド環境の構築を実現することができるオペレーティング・システムとなっています。Windows Server® 2019の詳細に関しては下記のマイクロソフト社のサイトを参照してください。
マイクロソフト株式会社 Webサイト
動作確認情報
Windows Server® 2019の対応機種についてご説明します。また、Windows Server® 2019を使用するにあたり適用が必要なモジュール、及び、注意事項をまとめましたのでお知らせします。
注意事項
既存の弊社IAサーバー MAGNIAシリーズにてWindows Server®
2019を追加サポートしたモデルの動作確認情報を記載しています。
「Windows Server® 2019 対応状況」は、2019年4月時点でWindows
Server® 2019をサポートするモデルです。
Windows Server®
2019にアップグレード後、一部ご利用できなくなる機能がある場合があります。 Windows Server® 2019
のすべての動作や機能に関して保証するものではありません。
Windows Server® 2019 対応状況
機種名 | StarterPack | ExpressBuilder | 手順書 | 備考 |
---|---|---|---|---|
MAGNIA R3510e | S8.11-006.01 | 3.30.213 | インストール補足説明書 | 対応済 |
MAGNIA R3520e | ||||
MAGNIA R3310f | ||||
MAGNIA R3320f | ||||
MAGNIA T3350f |
ユーティリティの対応状況
ソフト名 | ステータス | 対応内容 |
---|---|---|
ESMPRO/ServerManager Ver.6.42 | 対応済み | ダウンロードサイトにあります |
ESMPRO/ServerAgentService Ver.2.12 | StarterPackに収録されています | |
ESMPRO/AlertManager Ver.4.2 | 変更なし | 現行バージョンで使用可能です |
ESMPRO/AutomaticRunningController Ver.5.2 | 非対応 | MAGNIAのオプションでは対応していません |
装置情報収集ツール | 対応済み | StarterPackに収録されています |
PowerChute Business Edition 9.1.1 | 非対応 | MAGNIAのオプションでは対応していません |
ESMPRO/UPSManager Ver.2.7 |
Windows Server® 2019インストール手順
Windows Server® 2019の基本的なインストール手順は以下のようになります。
- Windows Server® 2019の手動インストールを実施
- StarterPackの適用
- StarterPackから各種ユーティリティのインストールを実施
Windows Server®
2019のインストールに関しては、インストール補足説明書に詳細が記載されています。Windows Server®
2019のインストールを始める前に確認してください。
また、ESMPRO/ServerManagerのインストール手順書は、ダウンロード
モジュールと同じサイトにあります。ダウンロード モジュールと合わせてインストール手順書をダウンロードし、インストールする前に確認してください。
Windows Server® 2019をご利用になる場合の注意事項
注意事項
- Windows Server® 2019 Standard/Datacenterのサーバーライセンスはプロセッサの物理コア単位となりますので注意してください。
- Windows Server® 2019の機能にありますNano Server機能はサポート対象外となりますので注意してください。
- Windows Server® 2016等の前Windowsバージョンからの上書きインストールはサポートしていません。必ず、Windows Server® 2019を新規にインストールしてください。
- Windows Server® 2019のインストール直後にSPPの適用を実施した場合、FWの更新が正常にできない場合があります。Windows Server® 2019のインストール直後にSPPを適用した場合、再度、SPPの適用を実施してください。
- ディスクのクリーンアップタスク(SilentCleanup)にて環境変数%TEMP%/%TMP%で指定されたファルダが自動的に削除され、アプリケーションが動作しなくなる場合があります。下記のコマンドを実行してディスクのクリーンアップタスクを無効にしてください。
schtasks /change /tn \Microsoft\Windows\DiskCleanup\SilentCleanup /disable - Windows Server® 2019の環境下で無停電電源装置を使用する場合は、Windows Server® 2019に対応したSchender社製無停電電源装置及び無停電電源装置制御SWの購入をご検討ください。MAGNIAオプションの無停電電源装置とSchender社製無停電電源装置制御SWの組合せ動作確認はしておりません。
- ExpressBuilderのバージョンが古い場合は、インストール実施前にExpressBuilderのバージョンアップを実施してください。
- Agentless Management Service (AMS) version 1.40.0.0のサービスプロセスにて使用するハンドル数が増加します。下記の手順を実施することによりハンドル数が増加することを抑えることができます。
@以下のコマンドをコマンドプロンプトで実行しAMSサービスを停止します。
>net stop ams
A"C:\Program Files\OEM\AMS\Service"フォルダ ー を開きます。
B「storelib.dll」のファイル名を「storelib.dll.bak」に変更します。
C以下のコマンドをコマンドプロンプトにて実行しAMSサービスを再開します。
>net start ams
※AMSサービスを停止する際に以下のメッセージが表示されることがありますが問題ありません。
Agentless Management Service サービスを停止中です ..
システム エラーが発生しました。
システム エラー 1067 が発生しました。
プロセスを途中で強制終了しました。
Agentless Management Service サービスは正常に停止されました。 - RAIDコントローラ/SASコントローラ等のコントローラ名が、デバイスマネージャにて正しく表示されない場合があります。動作上問題ありませんのでそのままご使用ください。
- MAGNIA R3310f/R3320fの標準ネットワーク等で下記のイベントが記録される場合があります。一時的に記録されるイベントログのため無視してください。
レベル:警告
ソース:i40eb
ID:69
HPE Ethernet xGb x-port xxxx Adapterデバイスのドライバーが予期されるバージョンより新しいバージョンの不揮発性メモリー (NVM)イメージを検出しました。
ネットワーク・ドライバーの最新バージョンをインストールしてください。
その他
- Windows Server® 2019の既知の問題については、以下のリリースノートで最新の情報を確認してください。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/get-started-19/rel-notes-19