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導入事例 株式会社テレビ東京

Innovation Report / XMLデータベースによる番組情報システムで多メディア時代に対応

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将来展望

視聴者のニーズに応えるため、挑戦は続く

【写真】編成局 編成部 副部長 (兼 経営戦略局 メディア戦略部) 門司 玲子 様
編成局 編成部 副部長
(兼 経営戦略局
メディア戦略部)
門司 玲子 様

一方、システムを運用する段階で見えてきた課題もあった。「ユーザーの利便性を向上させることは重要ですが、多種にわたる番組情報へのアクセス権限管理も必要です。また、現場からは、便利にはなったが入力の負担が増えたという声もあがっています」と門司氏は指摘する。「肝心なのはユーザーが意識を高めること。番組は放送したら終わりではなく、二次利用や新たな番組づくりに役立つという相乗効果が見えれば、モチベーションも上がってくると思います」(門司氏)と対策に動き出している。さらに「現場の入力者へは、講習会を開いて理解を求めています。業務の負担を増やすことなく、情報をデータベースに蓄積していく方法を模索していきたい」(鈴木氏)、と次のステージに向けた準備も進む。

視聴者のニーズは多様化し、かつてのように番組制作と放送のことを考えているだけでは、テレビ局は時代に乗り遅れかねない。新システムによるテレビ番組情報の管理の効率化は、今後ますます多様化すると予想される視聴者の要望に応えるためにテレビ東京が打った重要な布石のひとつだ。東芝ソリューションもその担い手として、さらに試みを続けていくだろう。

Solution Focus

XMLデータベース TX1

テラバイト級の大容量データでも高速検索が可能なXMLデータベースとして、2005年4月にリリース。TX1は、XMLデータから構造を自動的に抽出して索引化する、構造自動抽出技術「スキーマアナライザ」と、抽出した構造情報と語彙情報を統計的に分析して最適な問い合わせプランを生成する、問合せ最適化技術「クエリオプティマイザ」を搭載し、大容量データでも高速に検索することができる。さらに、全文検索、スコアリング、同義語検索などの多彩な検索機能や、RDB、Notes DBなどのデータをXML変換して登録するデータ連携機能など、エンタープライズクラスのシステムに適する特長を備えている。

COMPANY PROFILE

会社名 株式会社テレビ東京
■新聞
日本経済新聞 2008.10.20
■雑誌
日経コンピュータ 2008年10月15日号
日経SYSTEMS 2008年11月号
開局 1964年4月12日
本社 東京都港区虎ノ門4-3-12
代表 代表取締役会長 菅谷 定彦、
代表取締役社長 島田 昌幸
売上高 連結 1,216億4,500万円、
単体 1,101億8,400万円(2008年3月期)
従業員数 連結 1304名、単体 681名(2008年3月31日現在)
事業 放送法によるテレビジョン放送事業、放送番組の制作・販売、ライツ事業、文化事業、その他放送に関する一切の事業
URL http://www.tv-tokyo.co.jp/
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この記事内容は2008年9月に取材した内容を元に構成しています。記事内における数値データ、社名、組織名、役職などは取材時のものです。


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