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導入事例 株式会社資生堂

Innovation Report / コンプライアンスを支えるeラーニング

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将来展望

広がるeラーニングの用途

現在「ラーニング・ウィザード」のカリキュラムはコンプライアンス関連だけでなく、管理職向けの人事研修、財務研修、環境研修、法務研修など社内eラーニングの標準化に沿って確実に広がってきている。多様な部門がeラーニングを利用している現状について、川中課長は「時間と距離を問わないeラーニングは、今のニーズに合っている」からと分析する。東芝ソリューションもシステム供給の役割を超え、資生堂がCSR※2活動の一環として開始した環境講座のコンテンツ制作にも協力した。今後のeラーニングの役割について、川中課長は「日本版企業改革(J-SOX)法の制定に合わせた、内部統制の徹底のための重要なツールになると確信しています」と言う。一方で、店頭や工場などにパソコンを持たない社員がいるので、eラーニングは万能ではない、と川中課長は言う。そうした社員には、従来の教育・研修を続けていく。しかし、大多数の社員の意識改革を効率良く促すことができる点で、時間的にもコスト的にもeラーニングが優位であることに変わりはない。「コンプライアンス、環境、今後新たに発生する教育・研修コンテンツにも対応できるでしょう」と、同社は社員教育・研修に大きな自信を持っているようだ。そんな同社をバックアップする東芝ソリューションは、今後もeラーニングのパッケージやシステム構築だけでなく、コンテンツづくりやコンサルティングなど、トータルなソリューションを提供できるパートナーとして、同社のコンプライアンスの確立をより一層サポートしていくだろう。

※2 CSR/Corporate Social Responsibilityの略。企業の社会的責任と訳される。

【図】ラーニング・ウィザードのカリキュラム一例
ラーニング・ウィザードのカリキュラム一例

Solution Focus

Learning Wizard®

企業内教育、大学、地域教育といった様々なニーズに応える、インターネット/イントラネットを用いた教育システム。東芝グループ約10万人の社員を対象としたeラーニングで培ったノウハウが凝縮され、簡易なサーバー構成で大規模から中小規模までを幅広くフォローするプラットフォームと、各種システムとのデータベース連携など柔軟な拡張性が特徴。2006年6月には最新バージョンにあたるV2.8がリリースされ、学習管理システム(LMS:Learning Management System)において集合研修用の学習管理機能の強化が果たされ、数万人規模での教育の一元管理が可能になった。

COMPANY PROFILE

会社名 株式会社資生堂
■新聞
東京新聞 2006.10.11

■雑誌
日経SYSTEMS 2006年11月号
日経情報ストラテジー 2006年11月号
創立 1872年
本社 東京都中央区銀座7-5-5
代表 代表取締役社長 前田 新造
資本金 645億円(2006年3月31日現在)
従業員数 約3,300名(グループ全体:約26,300名)
事業 1872年(明治5年)に日本初の洋風調剤薬局として東京・銀座に開業。以来、「私たちは、多くの人々との出合いを通じて、新しく深みのある価値を発見し、美しい生活文化を創造します」という企業理念のもと、化粧品をはじめトイレタリー、サロン、食品、医薬品に至るさまざまな事業において付加価値の高い商品やサービスを提供する、国内化粧品業界トップ企業。その影響力は業界だけにとどまらず、広く社会へ波及する力を持つ。現在は「一瞬も 一生も美しく」という新たなコーポレートメッセージのもと、100%お客さま志向の会社へと進化を遂げようとしている。
URL http://www.shiseido.co.jp (別ウィンドウで開きます)
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この記事内容は2006年9月に取材した内容を元に構成しています。記事内における数値データ、社名、組織名、役職などは取材時のものです。


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