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技術者魂 KeyPerson

2013年8月21日 お客様に最適なストレージを提供
イノベーションの先頭に立つ
2013年4月に新設されたストレージ&プロダクト事業部で技術面を担当する内堀郁夫は、NAND型フラッシュメモリを活用することで多様なお客様のニーズに応える、新ストレージ製品の拡販に取り組んでいる。新市場創出に向けた思いを聞いた。

ストレージ&プロダクト事業部
技術部 技術第一担当
参事 内堀 郁夫

お客様と製品開発部門との橋渡し役の経験を活かす

 内堀郁夫は1983年に東芝に入社。最初の十数年間は、プロセス制御用コンピューターの開発に携わった。その後、ストレージエリアネットワーク(SAN)の技術開発を担当。この10年ほどはSEとして、社会インフラなどの大規模システム開発のプラットフォームのとりまとめ役を担っていた。

  そしてこの4月、東芝グループがストレージ事業に注力しているなかで東芝ソリューションに新設されたストレージ&プロダクト事業部において、技術面を担当することになった。「SE時代は、工場での技術開発の視点とお客様の視点のズレを埋め合わせる“通訳”の役割を果たしていました。新しい事業部ではその経験が大変役に立ちます。製品販売の際にお客様の理解を得ること、そしてお客様の要望を開発者に理解してもらうことの双方向で動くことが必要だと考えています」と内堀は語る。

ストレージ&プロダクト事業部 技術部 技術第一担当 参事 内堀 郁夫プロセス制御用コンピューターの開発に従事後、SAN技術の研究開発に携わる。2000年代前半からSEとして、大規模システムのプラットフォームのとりまとめを担当。2013年4月からストレージ&プロダクト事業部で技術面を担当する。

技術トレンドの大転換期に新市場創出を目指す

 ストレージ市場は、ディスクドライブからメモリデバイスへの移行が始まっている。それを大転換期と位置づけて、東芝発の技術であるNAND型フラッシュメモリの優位性を活かした製品を提供し、新たな市場を創造するのがストレージ&プロダクト事業部の使命だ。

 「業務を進めるに当たって、自分自身の信条であるロジカルシンキングと“考えることから逃げない”ことが大切だと考えています」と内堀は語る。従来型のストレージを考えると、技術的にも成熟しているので、新たな可能性は少ない。しかし、技術的な転換期ととらえれば、技術開発の中心にフラッシュを据えようということになる。販売の仕方も、従来のSI的なアプローチである基幹システムへの組み込みが伸びていないとなれば、直販や間販にも挑戦しようとなる。「このように、ものごとを徹底的にロジカルに考え続けることから、新たな可能性が生まれると確信しています」(内堀)。

 今、フラッシュメモリで注目されているのはNAND型だが、次の技術もさまざまなかたちで検討されている。ストレージがメモリ技術で変われば、システムのあり方全体も根本的に変わる。「10年後に振り返ると、あの時が大きな転換点だったということになる気がしています。それを見据えて、ストレージ製品を提供していきます」と内堀は語る。

ストレージ&プロダクト事業部 技術部 技術第一担当 参事 内堀 郁夫 今までの経験を活かして、新たな市場の創出に意欲を燃やす。

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私の座右の銘
「自分で考えることから逃げて、部下に丸投げしたりすると、大体うまくいきません。自分で考えて消化したうえで担当させることで、期待した成果が生まれます」。

座右の銘

  • ※この記事は東芝ソリューション株式会社の情報誌「T-SOUL7号」から転載しています。
    ※この記事内容は2013年7月に取材した内容を元に構成しています。
    ※記事内における数値、組織・役職名などは取材時のものです。
    ※本記事に掲載の社名および商品名はそれぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。

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