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技術者魂 KeyPerson

2013年6月20日 戦略的製品の大容量・高性能ストレージ開発をけん引する プラットフォームソリューション事業部でストレージの開発を担当する関戸一紀は、東芝の戦略のなかで重要な位置づけの一つでもある、大容量・高性能ストレージ開発チームのリーダーだ。戦略製品の開発や仕事に対する意気込みを聞いた。

プラットフォームソリューション事業部
ストレージ開発部 ストレージ担当
参事 関戸 一紀

ストレージ分野のエキスパートとして 開発チームのリーダーに

 1982年に入社した関戸一紀の技術者としての出発点は、コンピュータ用の並列プロセッサ開発だ。そして、スーパーコンピュータの開発を担当した後、ストレージ分野においてRAID(*) BOOSTERやRAIDカード、NASストレージなどの開発プロジェクトのリーダーを務めた。その後、要素技術開発やハイブリッド自動車のソフトウェア開発に携わり、2012年4月、大容量・高性能ストレージ開発チームのリーダーになった。「今後、ストレージはNANDフラッシュメモリを活用したフラッシュストレージに進化していきます。そこで私たちは、ハードディスクドライブ(HDD)とフラッシュメモリを組み合わせることで、高い性能を出すストレージの開発に取り組んでいます」と関戸は語る。

  東芝は、今後の戦略の一つとして、ビッグデータなどの課題解決のためのソリューションを提供することを打ち出している。そこで重要な役割を担うのが、関戸が開発リーダーを務める、フラッシュメモリを利用した大容量・高性能ストレージだ。

プラットフォームソリューション事業部 ストレージ開発部 ストレージ担当 参事 関戸 一紀スーパーコンピュータ開発に従事後、ストレージ分野の数々の開発チームのリーダーを務める。現在はフラッシュメモリ技術を活用した大容量高性能ストレージ開発チームのリーダーとして活動中。

できないと言わず できるようにしていくのが役割

 通常、製品は開発に必要な時間を十分にかけることができれば、技術者が思い描いていた形で出来上がる。しかし、今回は東芝の戦略のなかでの製品化であるため、できるだけ早く市場に投入することが求められている。「他社に先駆けた製品を、少しでも早くお客様にお届けするため、開発スケジュールも前倒しして取り組んでいます。ですから、市場への投入後も、お客様の反応を見ながら、新しい機能や改良を加えていくことで、よりお客様にご満足いただける製品にしていくことが重要だと考えています」(関戸)。

 今回の開発プロジェクトは、規模が大きく、また、技術的にも新しい分野への挑戦だけに困難をともなうことが多い。しかし、関戸は技術的にできないとは言いたくないという。「できないと諦めるのではなく、今の段階では難しい部分があっても、次の段階ではできるように考え抜くことも私の仕事だと考えています」(関戸)。

 今まで、関戸はリーダーとして、いくつかの製品開発プロジェクトに携わってきたが、今回は責任の重さが違う。それを意識しつつ、開発メンバー一人ひとりの気持ちまで推し量りながら、一日でも早く製品化すべく奮闘している。

*RAID : Redundant Arrays of Inexpensive Disks

プラットフォームソリューション事業部 ストレージ開発部 ストレージ担当 参事 関戸 一紀 戦略製品開発プロジェクトのリーダーながら、柔らかな物腰で人に対応する。

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私の座右の銘
若いときから、技術トレンドのさらに上を行く圧倒的創造性の実現を目標にしてきた。「今はいろいろな人の力を借りて、チームとして、圧倒的創造性をつくり出したいと思います」。

座右の銘

  • ※この記事は東芝ソリューション株式会社の情報誌「T-SOUL5号」から転載しています。
    ※この記事内容は2012年12月に取材した内容を元に構成しています。
    ※記事内における数値、組織・役職名などは取材時のものです。
    ※本記事に掲載の社名および商品名はそれぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。

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