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導入事例 株式会社毎日新聞社

Innovation Report / ホストコンピュータから完全脱却し、全国販売店のリアルタイムな情報把握を実現

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開発ポイント

5社のすり合わせを繰り返し
18個のモジュールを開発

システム開発のキックオフは2007年2月。その年は要件定義とシステム設計に費やされる。その間に、今回のシステム開発のためのメンバーの異動を実施し、5社間のすり合わせが繰り返された。

「ミーティングは、多いときで月に100回は開いていました。『補助金管理』『奨励金管理』『セールス管理』など、合計で18個のモジュール(システム)を開発することになったのですが、これだけ数が多いと、システム間の仕様調整に時間がかかります。あるシステムを調整すると、再び前のシステムについても検討が入るといったことを繰り返しました」(松田氏)

2007年前半は、こうした打ち合わせを重ねて要件定義を行い、後半で基本設計/システム設計を実施。本格的な開発は2008年に行われる。約1年間の開発を経て、2009年1月には、毎日新聞社内にサーバを設置してテストが開始された。テストの様子について、制作技術局技術センター住裕子氏は次のように説明する。

「従来のホストコンピュータの出力結果と新しいシステムの出力結果が一致するかどうかを検証するのですが、最初のひと月ふた月は、本当に本番を迎えられるのか不安でした。しかし、途中から数値がピタリと合い始め、それ以降は非常にスムーズに進みました」(住氏)

まずは東京本社でテストを実施し、順次、大阪本社、西部本社……と2009年中はほぼ断続的にテストを実施。データ移行やホストコンピュータとのデータ照合などを行い、問題がないことを確認して、7月に東京本社、9月に大阪本社、10月に西部本社、11月に中部本社/北海道支社でシステムが本稼働を開始し、2009年12月いっぱいで開発は無事終了を迎える。

【図】システム概要図
[図をクリックして、拡大図を別ウィンドウで見る]

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