8. トラブルシューティング

8.1. GridData Analytics Serverのインストールに失敗する

本節では、GridData Analytics Serverのインストールに失敗した場合の対処方法を説明します。

インストールログsetup.logを確認し、失敗した工程に応じて原因の確認と対処を行ってください。

■「griddataユーザーの作成と設定」で失敗した

griddataユーザーが存在する場合は削除してください。

■「griddata-coreの作成と設定」で失敗した

/tmp/softwares以下にファイルgriddata-core.tar.gzが無い場合、インストールメディアからコピーしてください。

■「analytics環境の作成と設定」で失敗した

/tmp/softwares以下にファイルanalytics.tar.gzが無い場合、インストールメディアからコピーしてください。

■「jupyterのサービス登録」で失敗した

CentOS/RHEL6の場合は/etc/init.d/jupyterというファイルまたはシンボリックリンクが、 CentOS/RHEL7の場合は/etc/systemd/system/jupyter.serviceというファイルまたはシンボリックリンクが存在する場合は削除してください。

8.2. GridData Analytics Scale Serverのインストールに失敗する

本節では、GridData Analytics Scale Serverのインストールに失敗した場合の対処方法を説明します。

インストールログsetup_scaleserver.logを確認し、失敗した工程に応じて原因の確認と対処を行ってください。

■「griddataユーザーの作成と設定」で失敗した場合

griddataユーザーが存在する場合は削除してください。

■「griddata-coreの作成と設定」で失敗した

/tmp/softwares以下にファイルgriddata-core.tar.gzが無い場合、インストールメディアからコピーしてください。

■「analytics環境の作成と設定」で失敗した

/tmp/softwares以下にファイルanalytics.tar.gzが無い場合、インストールメディアからコピーしてください。

8.3. PDFのダウンロード時に「500 internal error」が発生する

GridData Analytics Serverにtexliveをインストールしていること、 初期設定 に基づいて初期設定を行っていることを確認し、 ノートブックを開き直してください。

8.4. HDFS接続機能が利用できない

GridData Analytics Serverが動作するサーバーにおいて、Linuxカーネルのバージョンが3.10.0-514.21.2である場合、 PyArrowのpa.hdfs.connect()メソッドを使用した際にJupyterカーネルが停止することがあります。 このときはLinuxカーネルをアップデートし、サーバーを再起動してください。