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輸送計画ICTソリューションSaaS TrueLine®

輸送計画ICTソリューションSaaS TrueLine® "愛着の持てる業務"をデザイン

輸送計画ICTソリューションSaaS TrueLine® イメージお客様の「業務に対する愛着」と「業務の効率化」を実現。

東芝と東芝デジタルソリューションズが共同開発した、鉄道などの輸送・物流事業者向け輸送計画業務用クラウド型SaaS。

愛着のある業務を、愛着のあるやり方で。鉄道業務に携わる方々の仕事に対する誇りや愛着をデザインに活かし、業務の効率化を実現しました。

専門性の高い複雑な操作を排除する一方で、業務の本質を追求した直感的な操作性をソフト上に再現することで、専門知識がなくても、複雑な業務が簡単かつ短時間で行えます。

前提・背景

鉄道の輸送計画システムは、お客様ごとに個別に開発をするため価格が高額になります。高額な費用のために導入に踏み切れなかったお客様は、表計算ソフトや手書きによって輸送計画を作成しており、業務効率を安価に改善するソリューションが求められていました。

いまの姿を探る:お客様の現状理解と本質的な課題の抽出

この業務における現状を理解するため、お客様からのご要望や、業務にまつわるエピソードを集めました。そうした"経験"の例を収集・整理することで、具体的なお客様像や、使い勝手に対するニーズはもちろんのこと、その裏側に隠された業務に対する価値観や心理変容、さらにはそこに潜む課題を洗い出すことができます。

本件の場合、お客様ご担当者は専門職ではなく他業務と兼務される多部門にわたるケースが多いことから、構造の理解や修得が容易にできるシステムが求められていることがわかりました。そこで、提供すべき価値を「修得や操作に手間がかからず、本来なすべき旅客サービスの質を向上できる」と設定しました。

また、お客様が鉄道業務に愛着を持って携わっていることを理解し、これが後々に、わたしたちの考えるGUIデザインの根幹へとつながりました。

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あらたな姿を描く:UXコンセプト策定から機能とGUIへの展開

UXコンセプト策定から機能とGUIへの展開 イメージ直感的な理解を促し、単純な操作で素早く作業ができるように機能仕様を策定。

次に、提供すべき価値を元にUXコンセプトを「専門知識がなくても複雑な輸送計画が理解でき、手に取るように計画できる」こととし、ペルソナを設定の上、使用シーンを想い描きながら具体的な機能仕様の策定を行いました。

このコンセプトを満たすためには、直感的な理解を促し、単純な操作で素早く作業ができるインターフェースが必要だと考えました。そこで、従来の作成方法を踏襲しながらも、冗長で無駄な作業を徹底的に排除し、短時間に輸送計画を策定できるシステムとなるよう設計を進めました。これにより、事業の本来の目的である、所有設備の効率的な運用と旅客のニーズを両立した高質な輸送サービスの提供と、それによる社会貢献に注力していただけると考えました。

あるべき姿を作る:誇りや愛着への配慮

直感的操作を実現するために、お客様の「業務に対する愛着」に着眼して、従来利用されてきたダイヤグラム等のツールや見慣れたシンボルを応用してGUIをデザインするとともに、プロトタイピングにより、あるべき姿を開発者間で確認・共有しながら検討を進めました。こうして完成したGUIは、お客様のウォンツに応える、製品としての高い品質を実現しました。

例えば、従来システムのダイヤグラム作成は、数値を入力してグラフ化していましたが、定規を使ったダイヤグラムの作図をモチーフに、「線を引く」という動作による入力方法を取り入れ、直感的な操作を実現しました。また運用スケジュール作成では、切符の切り欠きを連想させる凹凸を、パズルのようにつなぎ合わせる操作によって、親しみのあるグラフィックで効率的な運用ができるようにしました。

GUIイメージ 1ダイヤグラム作成画面。「線を引く」という動作による入力方法を取り入れた直感的な操作方法。

GUIイメージ 2運用スケジュール作成画面。きっぷの切り欠きを連想させる凹凸を、パズルのように繋ぎ合わせる効率的な操作方法。

お客様への提供とフィードバック

安価で業務効率が改善できる投資対効果の高さや、業務に携わるお客様のウォンツに応える機能やGUIデザインの魅力は、鉄道事業以外のお客様にも口コミで広がっています。

今後はお客様からの改善要求や機能追加のご要望を反映する仕組みを設け、随時アップデートを重ねる、"お客様とともに成長するシステム"として期待されています。

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