GridDB Cloud リリースノート
Revision: 1.1.0-426
1 はじめに
本説明書は、GridDB Cloudのリリース情報を記述したものです。製品を使用する際の動作環境や参照すべきマニュアルなどについて記載しています。ご使用の前に必ずご一読されますようお願いします。
なお、本説明書ではGridDBのクラウドサービスにあたるGridDB Cloud固有の事項について記述します。GridDB固有の事項について知りたい場合は、『GridDB リリースノート』(GridDB_ReleaseNotes.html)を参照してください。
2 製品概要と変更点
製品の概要と各バージョンの変更点について記述します。
2.1 製品の概要
GridDB Cloudは、GridDBをクラウドサービスとして提供するサービスです。
GridDBは、ビッグデータやIoTシステムをターゲットにしたスケールアウト型時系列データベースです。
GridDB Cloudでは、GridDBを単体で利用するのに比べ、下記のような利点があります。
- サーバやストレージなど初期導入の時間の短縮
- 運用の手間の削減
- データや処理量が増えた時のリソース増強対応の簡易化
- クラウドネイティブなアプリとの連携の容易化
GridDBの詳細は、『GridDB 機能リファレンス』(GridDB_FeaturesReference.html)を参照してください。
2.2 V1.1の変更点
V1.1における機能強化の概要は以下に示すとおりです。
[運用管理GUI]
- 日本語サポート
- 日本語を表示言語として利用できるようになりました。
- 言語変更
- 表示言語を変更できるようになりました。
- ログイン画面共通化
- 全テナントで共通のログイン画面を利用できるようになりました。
- TQL
- クエリ実行画面で、TQLを実行できるようになりました。
[データ連携機能]
- WebAPI
- WebAPIを通して、GridDBと通信ができるようになりました。これにより、Azureのアカウント無しにユーザアプリケーションとの連携ができるようになりました。
- Azure Functions連携
- Azure Functionsを利用してGridDBと通信ができるようになりました。
[ツール]
- サイジングツール
- GridDB Cloudのサイジングツールを利用できるようになりました。これにより、ユースケースに応じた適切なプランを選びやすくなりました。
[プラン]
- 各プランのストレージ容量統一
- 全てのプランでストレージ容量が1TBになりました。なお、使用するストレージ容量はオプションにより追加できます。
2.3 V1.0の変更点
GridDB Cloudの初期リリースです。
3 動作環境
運用管理GUIの動作環境は以下に示すとおりです。
対応OS | Windows 10 |
対応ブラウザ | Google Chrome (バージョン 91), Microsoft Edge (バージョン 91). [注意]: JavaScriptはオフにしないでください。 |
ネットワーク | インターネット接続可能なネットワーク(ブロードバンド回線推奨) |
推奨画面サイズ | 1920x1080 |
4 マニュアル
GridDB Cloudには以下のマニュアルがあります。GridDBのマニュアル一覧については、『GridDB リリースノート』(GridDB_ReleaseNotes.html)を参照してください。
マニュアル名 | 対象者 | 内容 |
---|---|---|
GridDB クイックスタートガイド | 初めてGridDB Cloudを使う方 | 製品概要やGridDB Cloudを簡単に利用する手順を説明するマニュアルです。 |
GridDB 運用管理GUIリファレンス | GridDB Cloudを使う方 | GridDB Cloudの様々な操作を行うWebアプリケーションについて説明するマニュアルです。 |
FluentD 出力プラグインガイド | FluentDを使ってGridDBにデータ投入をしたい方 | データ連携ツール「FluentD」の出力プラグインのガイドです。 |
Embulk 出力プラグインガイド | Embulkを使ってGridDBにデータ投入をしたい方 | データ連携ツール「FluentD」の出力プラグインのガイドです。 |
Azure Functions連携ガイド | Azure FunctionsとGridDB Cloudを連携させて使用したい方 | GridDB CloudとAzure Functionsを連携させる手順を説明したガイドです。 |
5 商標
- GridDBは東芝デジタルソリューションズ株式会社の登録商標です。
- OracleおよびJavaは、オラクルおよびその関連会社の登録商標です。その他の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
- Linux はLinus Torvaldsの登録商標です。
- Red Hatは米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.の登録商標または商標です。
- ZabbixはZabbix SIAの登録商標です。
- Dockerは米国およびその他の国におけるDocker Inc.の登録商標です。
- MicrosoftおよびAzureは米国およびその他の国におけるMicrosoft Corporationの登録商標です。
- Ansibleは米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.の登録商標または商標です。
- その他各種製品名は、各社の製品名称、商標または登録商標です。