GridDB Cloud 運用管理GUIリファレンス

1 はじめに

本マニュアルはManagement GUI for GridDB Cloudの操作方法を説明しています。Management GUI for GridDB Cloudを使用する際、参照してください。

2 動作環境

対応OS Windows 10
対応ブラウザ Google Chrome (バージョン 89), Microsoft Edge (バージョン 89).
[注意]: JavaScriptはオフにしないでください。
ネットワーク インターネット接続可能なネットワーク(ブロードバンド回線推奨)
推奨画面サイズ 1920x1080

3 画面リスト

3.1 利用可能なロール

3.2 概要画面

すると、下の画像のように、小さな画面がナビゲーションパネルとともに表示されます。

4 画面詳細

4.1 ログイン/ログアウト機能

本機能はユーザがManagement GUI for GridDB Cloudにログインまたはログアウトするための機能です。

4.1.1 利用可能なロール

次の一覧に示すように、+の付いたロールは左の機能を使用できますが、-の付いたロールは使用できません。

No. 機能 一般ユーザ 管理ユーザ
1 ログイン + +
2 ログアウト + +

4.1.2 ログイン

サービスURLを開き、ログインIDとパスワードを入力フィールドに入力します。

有効なログインIDとパスワードが入力されると、[LOGIN] ボタン(②) がクリック可能になります。[LOGIN] ボタンをクリックしてログインします。デフォルトでは、パスワード情報は非表示になっています。[Show/Hide] ボタン(①)をクリックするとパスワードをプレーンテキスト形式で見ることができます。

4.1.3 ログアウト

[Logout] ボタンをクリックして、サービスからログアウトします。 すると、自動的にログイン画面に戻ります。ログインのセクションを参照してください。

4.1.4 ユーザパスワードのリセット

ユーザパスワードをリセットするには、ユーザパスワードの変更のセクションを参照してください。

4.2 クラスタ概要機能

本機能は、クラスタの詳細情報の参照といった操作に用います。

左メニューから "Clusters" を選択し、クラスタ概要画面を表示します。

クラスタのステータス 状況
SERVICE_STABLE クラスタ構成に定義された全ノードがクラスタに参加しています。
SERVICE_UNSTABLE クラスタ構成に定義された半数を超える数のノードがクラスタに参加しています。
WAIT クラスタ構成に定義された半数以上のノードがクラスタから離脱しています。
INIT_WAIT クラスタ構成に定義された半数未満のノードがクラスタに参加しています。
STOP クラスタ構成に定義された全ノードがクラスタから離脱しています。

4.2.1 利用可能なロール

次の一覧に示すように、+の付いたロールは左の機能を使用できますが、-の付いたロールは使用できません。

No. 機能 一般ユーザ 管理ユーザ
1 クラスタの詳細の表示 + +

4.2.2 クラスタの詳細の表示

4.2.2.1 クラスタの詳細

左メニューから [Clusters] を選択し、クラスタ概要画面を表示します。"Cluster Details" タブをクリックしてクラスタの詳細の表示・非表示を切り替えます。デフォルトでは "Cluster Details" タブは展開されています。

クラスタの詳細をリフレッシュするには、[Refresh] ボタンをクリックし、クラスタの最新情報を入手します。

4.2.2.2 コンテナの保管情報

ステップ1: 左メニューから "Clusters" を選択し、クラスタ概要画面を表示します。"Stored Container Information" タブをクリックしてコンテナ情報の表示・非表示を切り替えます。クラスタにあるデータベースを選択し、そのデータベースのコンテナ情報を表示することができます。

4.3 監視機能

本機能はクラスタの監視のために、クラスタの使用状況を可視化する機能です。

左メニューから "Clusters" (①) を選択してから、[MONITORING] タブ(②)を選択し、監視画面を表示します。

4.3.1 利用可能なロール

次の一覧に示すように、+の付いたロールが左の機能を使用できます。

No. 機能 一般ユーザ 管理ユーザ
1 監視の開始 + +
2 監視の停止 + +
3 監視対象の使用状況の表示 + +

4.3.2 監視の開始

監視画面では、期間入力フィールド (①)に数を入力して、クラスタの使用状況を監視する期間を秒単位で指定することができます。その後、[▶START] ボタン(②) をクリックしてクラスタの使用状況の監視を開始します。

4.3.3 監視の停止

監視画面で、[■STOP] ボタンをクリックして、クラスタの使用状況の監視を停止します。

[注意]: 別の画面に移動すると監視は自動的に停止します。

4.3.4 クラスタ使用状況の表示

4.3.4.1 使用状況の概要

[Overview]タブをクリックして、クラスタの使用状況の表示・非表示を切り替えることができます。クラスタの使用状況には、実時間のCPU使用状況、メモリ使用状況、ディスクスペース使用状況、ネットワーク使用状況の4つのチャートが含まれます。

特定時点の使用状況に関する詳細情報はチャート上の一点にマウスポインタを乗せると参照できます。

4.3.4.2 CPU使用状況

[CPU Usage] タブをクリックして、クラスタのCPU使用状況の表示・非表示を切り替えることができます。このチャートは、各ノードのCPU使用状況の実時間データを可視化します。チャート中の各線はクラスタ内の各ノードのCPU使用状況を視覚的に表しています。

4.3.4.3 メモリ使用状況

[Memory Usage] タブをクリックして、クラスタのメモリ使用状況の表示・非表示を切り替えることができます。このチャートは、各ノードのメモリ使用状況の実時間データを可視化します。チャート中の各線はクラスタ内の各ノードのメモリ使用状況を視覚的に表しています。

4.3.4.4 ディスクスペース使用状況

[Disk Space Usage] タブをクリックして、クラスタのディスクスペース使用状況の表示・非表示を切り替えることができます。このチャートは、各ノードのディスクスペース使用状況の実時間データを可視化します。チャート中の各線はクラスタ内の各ノードのディスクスペース使用状況を視覚的に表しています。

4.3.4.5 ネットワーク使用状況

[Network Usage] タブをクリックして、クラスタのネットワーク使用状況の表示・非表示を切り替えることができます。下の2つのチャートは、各ノードのネットワーク使用状況の実時間データを可視化します。これらの2つの一方は使用状況の送付用、もう片方は使用状況の受信用です。チャート中の各線はクラスタ内の各ノードのネットワーク使用状況を視覚的に表しています。

4.4 データベース管理機能

本機能は、データベースの作成・削除、データベースの詳細情報の参照といったさまざまなデータベース操作に用います。

4.4.1 利用可能なロール

次の一覧に示すように、+の付いたロールが左の機能を使用できます。

No. 機能 一般ユーザ 管理ユーザ
1 データベースの一覧表示 + +
2 データベースの作成 + +
3 データベースの削除 + +
4 データベースの詳細表示 + +

4.4.2 データベースの一覧表示

左メニューから "Clusters" (①) を選択してから、 [DATABASES] タブ(②)を選択し、データベース画面を表示します。

4.4.3 データベースの作成

ステップ1: データベースを新規作成するには、[CREATE DATABASE] ボタンをクリックします。

[注意]: "public"のデータベース数を含むデータベースの合計数が129以上の場合、[CREATE DATABASE] ボタンは無効になります。

ステップ2: Create Databaseのダイアログが表示されたら、データベース名を入力フィールドに入力します。

ステップ3:[CREATE] ボタンをクリックしてデータベースを新規作成します。データベースを作成しない場合、 [CANCEL] ボタンをクリックして、ダイアログを閉じ、データベース一覧画面に戻ります。

4.4.4 データベースの詳細表示

特定のデータベースの詳細を表示するには、データベース一覧の中のデータベース名をクリックします。

データベースに関する最新情報を入手するには、[Refresh] ボタン(①)をクリックします。

[注意]: データベース一覧に戻るには、[Database List] (②)をクリックします。

4.4.4.1 データベース情報の表示

[Database Information] タブをクリックして、データベース情報の表示・非表示を切り替えることができます。

4.4.4.2 ユーザ権限の表示

- データベース権限の種類:
データベース権限 説明
READ 検索操作のみ許可。
ALL コンテナ作成、ロウの追加、検索、索引といったコンテナに対する全操作を許可。

4.4.5 データベースの削除

ステップ1: データベース一覧画面で、[DELETE] ボタンをクリックして特定のデータベースを削除します。

[注意]:

ステップ2:確認ダイアログが表示されたら、[YES] ボタンをクリックして、データベースを削除します。データベースを削除しない場合、[NO] ボタンをクリックしてダイアログを閉じ、データベース一覧画面に戻ります。

4.5 コンテナ管理機能

本機能は、コンテナ作成・削除、コンテナ詳細の参照といったコンテナのさまざまな操作に用います。

左メニューから "Clusters" (①)を選択し、[DATABASES] タブ(②)を選択してデータベース画面を表示します。その中からデータベース名 (③)をクリックし、そのデータベースのコンテナ一覧を表示します。

4.5.1 利用可能なロール

次の一覧に示すように、+の付いたロールが左の機能を使用できます。

No. 機能 一般ユーザ 管理ユーザ
1 コンテナ一覧の表示 + +
2 コンテナ作成 + +
3 コンテナ削除 + +
4 コンテナ詳細の表示 + +

4.5.2 コンテナ一覧の表示

データベース情報画面で [CONTAINER] タブ (①)をクリックし、コンテナ一覧を表示します。

4.5.3 コンテナの作成

コンテナを新規作成するには、[CREATE CONTAINER] ボタンをクリックします。

Create Containerダイアログが表示されるので、入力フィールドにコンテナの詳細を入力します。

コンテナには2種類あります。目的に合うタイプを使ってください。

4.5.3.1 collectionタイプのコンテナの作成

ステップ1: Create Containerダイアログで、[COLLECTION] タイプを選択します

ステップ2:

[注意]: データアフィニティの詳細については 『GridDB 機能リファレンス』(GridDB_FeaturesReference.html)を参照してください。

対応タイプ:

説明 タイプ
基本(BASIC)データタイプ Booleanタイプ BOOL
文字列 STRING
整数タイプ BYTE, SHORT, INTEGER, LONG
浮動小数点タイプ FLOAT, DOUBLE
時間タイプ TIMESTAMP
空間タイプ GEOMETRY
オブジェクトデータタイプ BLOB
混合(HYBRID)タイプ 配列タイプ BOOL_ARRAY, STRING_ARRAY, BYTE_ARRAY, SHORT_ARRAY, INTEGER_ARRAY, LONG_ARRAY, FLOAT_ARRAY, DOUBLE_ARRAY, TIMESTAMP_ARRAY

ステップ3:

4.5.3.2 timeseriesタイプのコンテナの作成

ステップ1: Create Containerダイアログで [TIMESERIES] タイプを選択します。

ステップ2:

[注意]: データアフィニティの詳細については 『GridDB 機能リファレンス』(GridDB_FeaturesReference.html)を参照してください。

ステップ3:

4.5.4 コンテナの削除

ステップ1: コンテナを削除するには、[DELETE] ボタンをクリックします。

ステップ2: 確認ダイアログが表示されるので、[YES] ボタンをクリックします。 コンテナを削除しない場合、[NO] ボタンをクリックして、ダイアログを閉じ、コンテナ一覧画面に戻ります。

4.5.5 コンテナ詳細の表示

コンテナ一覧画面で、より詳細を知りたいコンテナのコンテナ名をクリックします。

4.5.5.1 カラム一覧の表示

カラム一覧を見るには、[COLUMNS] タブ (①)をクリックします。

4.5.5.2 索引一覧の表示

索引一覧を見るには、[INDEXES] タブ (①)をクリックします。

4.5.5.3 索引の作成

コンテナのカラムに対し索引を作成することで、条件付き検索が高速に処理できます。

索引タイプにはハッシュ索引(HASH)、ツリー索引(TREE)、空間索引(SPATIAL)の3種類があります。 ハッシュ索引は、コンテナ内のクエリでの検索時の等価検索で利用します。ツリー索引は、等価検索のほかに、範囲(より大きい/等しい、より小さい/等しいなど)の比較を含む比較に利用します。

設定できる索引はコンテナ(テーブル)のタイプやカラムのデータ型に応じて異なります。

ステップ 1: 索引を作成するには [CREATE INDEX] ボタンをクリックします。

ステップ 2: Create Indexダイアログが表示されるので、索引名を [Index Name] フィールドに入力します。索引タイプ(TREEHASHSPATIAL の3種類あります)を選び、索引を作成するカラムを選択します。

すべての情報を定義後、[CREATE] ボタンをクリックして索引を新規作成します。索引を作成しない場合、[CANCEL] ボタンをクリックしてダイアログを閉じ、索引一覧画面に戻ります。

4.5.5.4 索引の削除

ステップ 1: 不要な索引を削除するには [DELETE] ボタンをクリックします。

ステップ 2: 確認ダイアログが表示されるので [YES] ボタンをクリックして索引を削除します。索引を削除しない場合、[NO] ボタンをクリックして、ダイアログを閉じ、索引一覧画面に戻ります。

4.6 ビュー管理機能

本機能は、ビューの作成・削除、ビュー詳細の表示といったデータベースのビューのさまざまな操作に用います。

ビューは仮想テーブルであるため、追加のストレージを使うことなく、テーブルを定義でき、データ解析を高速化し、データに追加のセキュリティを提供することもできます。ビューは選択されたデータのみ表示します

左メニューから "Clusters"(①) を選択し、[DATABASES] タブ (②) を選択してデータベース画面を表示します。その中からデータベース名 (③)をクリックし、データベースの詳細を表示します。さらに、[VIEW] タブをクリックして、このデータベースのビュー一覧を表示します。

4.6.1 利用可能なロール

次の一覧に示すように、+の付いたロールが左の機能を使用できます。

No. 機能 一般ユーザ 管理ユーザ
1 ビュー一覧の表示 + +
2 ビューの作成 + +
3 ビューの削除 + +

4.6.2 ビュー一覧の表示

ビュー一覧を見るには、データベース情報画面で [VIEW] タブ (①)をクリックします。

4.6.3 ビューの作成

ステップ 1: ビューを新規作成するには、[CREATE VIEW] ボタンをクリックします。

ステップ 2: Create Viewダイアログが表示されるので、[View Name] フィールドにビュー名を入力し、[View Definition] フィールドでビューを定義します。

ステップ 3: [CREATE] ボタンをクリックし、ビューを作成します。ビューを新規作成しない場合、 [CANCEL] ボタンをクリックし ダイアログを閉じ、ビュー一覧画面に戻ります。

4.6.4 ビューの削除

ステップ 1: 不要なビューを削除するには [DELETE] ボタンをクリックします。

ステップ 2: 確認ダイアログが表示されるので、[YES] ボタンをクリックし、ビューを削除します。ビューを削除しない場合、[NO] ボタンをクリックして、ダイアログを閉じ、ビュー一覧画面に戻ります。

4.7 ノード管理機能

本機能は、ノード情報のエクスポート、ノード詳細の表示といったノードのさまざまな管理に用います。

4.7.1 利用可能なロール

次の一覧に示すように、+の付いたロールは左の機能を使用できますが、-の付いたロールは使用できません。

No. 機能 一般ユーザ 管理ユーザ
1 ノード一覧の表示 + +
2 ノード詳細の表示 + +
3 ノード情報のエクスポート + +

4.7.2 ノード一覧の表示

ノード一覧を見るには、左メニューから "Clusters" (①) を選択してから、 [NODES] タブ(②)を選択し、ノード一覧画面を表示します。

- ノードステータスには下表に示す6種類があります。
ノードステータス 状態
SERVICING ノードはステータスが"SERVICE_STABLE"または"SERVICE_UNSTABLE"のクラスタに参加しています。
WAIT ノードはステータスが"WAIT"または"INIT_WAIT"のクラスタに参加しています。
STARTED ノードは起動していますが、クラスタに参加していません。
STARTING ノードは起動の過程にあります。                
STOPPING ノードは停止の過程にあります。    
STOPPED ノードは停止しています。

4.7.2.1 ノード情報の表示

ノード詳細画面では [Node Information] タブをクリックし、ノードのロールやステータスなどノードに関する基本情報の表示・非表示を切り替えることができます。

4.7.2.2 チェックポイント情報の表示

ノード詳細画面では [Check Point Information] タブをクリックし、ノードのチェックポイント情報の表示・非表示を切り替えることができます。

4.7.2.3 性能情報の表示

ノード詳細画面では [Performance Information] タブ (①) をクリックし、ノードの性能情報の表示・非表示を切り替えることができます。また、検索項目を [Search data] 検索バー(②)に入力して、特定のデータのステータスを検索することもできます。

期限情報を表示するには、[Expiration Detail] タブをクリックします。

トランザクション情報を見るには、[Txn Detail] タブをクリックします。

メモリ情報を見るには、[Memory Detail] タブをクリックします。

ストア情報を見るには、[Store Detail] タブ(①)をクリックします。特定のデータを見るにはそのデータタイプを [Search data] 検索バー(②)に入力します。

4.7.2.4 リカバリ情報の表示

リカバリ情報を見るには、[Recovery Information] タブをクリックします。

4.7.2.5 バージョンの表示

ノードのバージョンを見るには 、[Version] タブをクリックします。

4.7.3 ノード情報のエクスポート

ステップ1: ノード詳細画面で、[EXPORT TO CSV] ボタンをクリックし、ノードの情報をCSVファイルにエクスポートします。

ステップ2: Export Node Informationダイアログが表示されるので、CSVファイルにエクスポートするデータを [Items] 一覧から該当項目を選択して指定します。

一覧の該当項目のチェックボックス(①)をチェックするか、選択するデータの名前を検索バーに入力してひとつまたは複数の項目を選択することができます。選択後、選択したデータは項目一覧の上部 (②)に表示されるようになります。選択したデータを削除するには、該当項目のチェックボックスのチェックを外すか、[Uncheck] ボタン(③)をクリックします。

ステップ3: [From] バーから時間を選択して、 開始時間を指定します。カレンダーの表示後、開始日を選択します。

開始日を選択後、時間バーが表示されるので、時間の値(①)、分の値(②), 秒の値(③)を選択します。

ステップ 4: [To] バーから時間を選択して、 終了時間を指定します。カレンダーの表示後、終了日を選択します。

終了日を選択後、時間バーが表示されるので、時間の値(①)、分の値(②)、秒の値(③)を選択します。

[注意]:

ステップ5: 日時を選択後、[EXPORT] ボタンをクリックし、データをCSVファイルにエクスポートします。データをCSVファイルにエクスポートしない場合、[CANCEL] ボタンをクリックしてダイアログを取り消します。

4.8 ユーザ管理機能

本機能は、ユーザの作成・削除、ユーザ情報の編集、ユーザ詳細の参照、ユーザパスワードの変更といったユーザのさまざまな操作に用います。

4.8.1 利用可能なロール

次の一覧に示すように、+の付いたロールは左の機能を使用できますが、-の付いたロールは使用できません。

No. 機能 一般ユーザ 管理ユーザ
1 ユーザ一覧の表示 - +
2 ユーザの作成 - +
3 ユーザ情報の編集 - +
4 ユーザパスワードの変更 - +
5 ユーザの削除 - +

4.8.2 ユーザ一覧の表示

4.8.3 ユーザの作成

ステップ1: ユーザ管理画面で、[CREATE USER] ボタンをクリックして、新しいユーザを作成します。

[注意]: ユーザは最大1000まで作成できます。一覧にすでに1000のユーザがある場合、[CREATE USER] ボタンは無効になります。

ステップ2: Create Userダイアログが表示されるので、[Login ID] フィールドと [Email Address] フィールド(任意)にユーザ情報を入力し、ユーザタイプ(管理/一般)を選択し、[Password] フィールドと [Retype Password] フィールド(①)にパスワードを入力します。[Show/Hide] ボタン(②)をクリックするとパスワードをプレーンテキスト形式で見ることができます。

ステップ3: すべての情報を入力後、[CREATE] ボタンをクリックして、ユーザを作成します。ユーザを作成しない場合、[CANCEL] ボタンをクリックして、ダイアログを閉じ、ユーザ一覧画面に戻ります。

[注意]: 新しいパスワードと再び入力したパスワードは同一である必要があります。異なる場合、[CREATE] ボタンは無効になります

4.8.4 ユーザ情報の編集

ステップ1: ユーザ情報を編集するには、ユーザ管理画面で [Action] 列の [EDIT] ボタンをクリックします。

[注意]: ログイン中のユーザの情報は編集できません。

ステップ2: Edit Userダイアログが表示されると、メールアドレスとユーザタイプ(①)が変更できます。[Change password] チェックボックス(②)をチェックすると、パスワードを変更することもできます。

ステップ3: 最後に [UPDATE] ボタンをクリックします。ユーザ情報を編集しない場合、[CANCEL] ボタンをクリックして、ダイアログを閉じ、ユーザ一覧画面に戻ります。

[注意]: [UPDATE] ボタンは、ユーザが現在の情報以外の情報を入力したときのみ有効になります。

4.8.5 ユーザパスワードの変更

ステップ1: ユーザパスワードを変更するにはEdit Userダイアログで [Change password] チェックボックスをクリックします。詳細はユーザ情報の編集)のセクションを参照してください。[Password] フィールドと [Retype Password] フィールド(①)に新しいパスワードを入力します。[Show/Hide] ボタン(②)をクリックするとパスワードをプレーンテキスト形式で見ることができます。

ステップ2: 最後に [UPDATE] ボタンをクリックします。ユーザ情報を編集しない場合、[CANCEL] ボタンをクリックして、ダイアログを閉じ、ユーザ一覧画面に戻ります。

[注意]: [UPDATE] ボタンは、ユーザが現在の情報以外の情報を入力し、かつ、新しいパスワードと再び入力したパスワードが同一であるときのみ有効になります。

4.8.6 ユーザの削除

ステップ1: ユーザを削除するには、ユーザ管理画面で [Action] 列の [DELETE] ボタンをクリックします。

ステップ2: 確認ダイアログが表示されるので、[YES] ボタンをクリックし、 ユーザを削除します。ユーザを削除しない場合、[NO] ボタンをクリックし、ユーザ一覧画面に戻ります。

4.9 ユーザ情報機能

本機能は、ユーザのアカウント詳細の表示、ユーザの情報(例:パスワードとメールの変更)の編集に用います。

4.9.1 利用可能なロール

次の一覧に示すように、+の付いたロールは左の機能を使用できますが、-の付いたロールは使用できません。

No. 機能 一般ユーザ 管理ユーザ
1 ユーザパスワードの変更 + +
2 ユーザ電子メールの変更 + +

4.9.2 ユーザ詳細の表示

アカウント詳細を見るには、右の画面の上部にあるアカウントのアイコンをクリックします。

システムがユーザ情報画面を表示します。

4.9.3 ユーザ電子メールの変更

ステップ1: ユーザ電子メールを変更するには [CHANGE EMAIL] ボタンをクリックします。

ステップ2:新しいユーザ電子メールをEmail Addressテキストボックスに入力します。

ステップ3: [UPDATE] ボタンをクリックしユーザ電子メールを変更します。または、[CANCEL] ボタンをクリックし、ユーザ電子メールを変更せずにユーザ情報画面に戻ります。

[注意]: [UPDATE] ボタンは、ユーザが現在の電子メール以外の電子メールを入力したときのみ有効になります。

すると、新しいユーザ電子メールがユーザ情報画面で更新されます。

4.9.4 ユーザパスワードの変更

ステップ1: ユーザパスワードを変更するには [CHANGE PASSWORD] ボタンをクリックします。

ステップ2: 新しいユーザパスワードを入力します。

[注意]: 新しいパスワードと再び入力したパスワードは同一である必要があります。異なる場合、[UPDATE] ボタンは無効になります。

ステップ3: [UPDATE] ボタンを押してアカウント用のパスワードを変更します。または、[CANCEL] ボタンを押してユーザパスワードを変更せずに、ユーザ情報画面に戻ります。

4.10 チャート管理機能

本機能は、GridDBの時系列データの可視化に用います。コンテナ内の時系列データと時刻範囲に基づき、チャートを作成します。可視化チャートには、LineチャートとBarチャートの2タイプあります。チャート設定(例:時刻範囲選択、チャート名、チャート作成日時、データベース名、カラム名) はLineチャートとBarチャートの双方に適用されます。

チャート設定は各ログインユーザのブラウザのローカルストレージに保存されます。

4.10.1 利用可能なロール

次の一覧に示すように、+の付いたロールが左の機能を使用できます。

No. 機能 一般ユーザ 管理ユーザ
1 チャート一覧の表示 + +
2 チャートの追加 + +
3 チャートの編集 + +
4 チャートの削除 + +
5 チャートのイメージ保存 + +
6 時刻範囲の変更 + +
7 チャート名の変更 + +

4.10.2 チャート一覧の表示

チャート一覧にすでにチャートがある場合、[LINE] タブまたは [BAR] タブをクリックして、そのチャートのタイプをLineチャートまたはBarチャートに変更することができます。また、チャートにマウスポインタを乗せると特定の時刻のカラムの値を見たり、チャートで可視化されている各カラムの名前、さらにそのデータベース名とコンテナ名も見たりすることもできます

[注意]: チャート一覧データはログイン中のユーザのログインIDに関連付けられたキーを持つローカルストレージに保存されます。つまり、別のデバイスにログインするとそのチャート一覧は表示されません。

4.10.3 チャートの追加

ステップ1: チャート一覧画面で、[ADD CHART] ボタンをクリックします。

[注意]: チャート一覧には、最大20になるまでチャートを追加できます。チャート一覧にすでに20チャートある場合、[ADD CHART] ボタンは無効になります。

ステップ2: Chart Settingsパネルが表示されるので、[Time Range] 一覧(①)から時刻範囲を選択します。詳細は時刻範囲の選択のセクションを参照してください。

[注意]: 少なくとも1の数値列をもつデータベースには時系列コンテナが最低1つ必要です。数値列は次のカラムタイプを含みます。BYTE、SHORT、INTEGER、LONG、FLOAT、 DOUBLE。

ステップ3: コンテナが選択されると、このコンテナのカラム一覧が表示されます。

ステップ4: カラムを選択後、[ADD] ボタン(①) をクリックし、このチャートをチャート一覧に追加します。このチャートをチャート一覧に追加しない場合、 [CANCEL] ボタン(②)ボタンをクリックし、パネルを閉じ、チャート一覧画面に戻ります。

[注意]: 1つのチャートの最大カラム数は10で、追加できるチャート数は最大20です。上限数に到達後に [ADD] ボタンをクリックすると、エラーダイアログが表示されます。

4.10.4 時刻範囲の選択

時刻範囲を選択する場合、時刻範囲をクイック選択するか、時刻範囲をカスタマイズするかを選びます。

4.10.4.1 時刻範囲のクイック選択

下表に示すように、時刻範囲一覧から項目を選択して、時刻範囲をクイック選択することができます。

- 時刻範囲一覧:
時刻範囲 説明
Last 1 second 現時刻から1秒前まで
Last 1 minute 現時刻から1分前まで
Last 1 hour 現時刻から1時間前まで
Last 1 day 現時刻から1日前まで
Last 1 week 現時刻から7日前まで
Last 1 month 現時刻から30日前まで
Last 1 year 現時刻から365日前まで

4.10.4.2 時刻範囲のカスタム選択

ステップ1: 時刻範囲一覧から [Custom] を選択すると、チャートを可視化する時刻範囲をカスタマイズすることができます。

ステップ2: 下に示すようにカスタム時刻範囲ダイアログが表示されます。[From Date Time] フィールドで開始日時を、[To Date Time] フィールドで終了日時をそれぞれ選択します。

[注意]:

ステップ3: 時刻範囲を選択後、[OK] ボタンをクリックします。時刻範囲を設定しない場合、[CANCEL] ボタンをクリックし、ダイアログを閉じます。

4.10.5 時刻範囲の変更

チャート一覧にチャートを追加後も、全チャートまたは単独チャートに対してコンテナデータを可視化する時刻範囲を変更することができます。

4.10.5.1 全チャートに対する時刻範囲の変更

ステップ1: 全チャートに対して時刻範囲を変更するには、[Common Setting] フィールドの [Select time range] 一覧をクリックします。

時刻範囲一覧が表示されると、時刻範囲をクイック選択(Last 1 second/Last 1 minute/Last 1 hour/Last 1 day/Last 1 week/Last 1 month/Last 1 year)するか、時刻範囲をカスタマイズできます。詳細は時刻範囲の選択のセクションを参照してください。

ステップ2: 時刻範囲を選択すると、日時が表示されます。[APPLY ALL] ボタンをクリックして、全チャートに対して時刻範囲を変更します。

[注意]: [APPLY ALL] ボタンは、最低1つのチャートがある場合にのみ有効になります。

ステップ3: 確認ダイアログが表示されるので、[YES] ボタンをクリックして時刻範囲の変更を確定します。時刻範囲を変更しない場合、[NO] ボタンをクリックし、ダイアログを閉じます。

[注意]: 全チャートに対して時刻範囲を変更した後に新しいチャートを追加する場合(詳細はチャートの追加のセクションを参照)、チャート設定ダイアログに表示される時刻範囲は、全チャートに対して設定した時刻範囲と同一であることが分かります。

4.10.5.2 単独チャートに対する時刻範囲の変更

単独チャートに対して時刻範囲を変更するには、チャート下の赤枠で囲んだ時刻範囲を をクリックし、時刻範囲選択用のドロップダウンリストを表示します。

時刻範囲一覧が表示されると、時刻範囲をクイック選択(Last 1 second/Last 1 minute/Last 1 hour/Last 1 day/Last 1 week/Last 1 month/Last 1 year)するか、時刻範囲をカスタマイズできます。詳細は時刻範囲の選択のセクションを参照してください。

時刻範囲が選択されると、チャートが更新され、選択された時刻範囲がチャートに反映されます。

4.10.6 チャート名の変更

ステップ1: チャート名を変更するには、[Edit Chart Name] ボタンをクリックします。

ステップ2: Edit Chart Nameダイアログが表示されるので、 [Chart Name] フィールド(①)に新しいチャート名を入力し、[UPDATE] ボタン(②)をクリックします。チャート名を変更しない場合、[CANCEL] ボタンをクリックし、チャート名を変更せずにダイアログを閉じます。

[注意]: [UPDATE] ボタンは、ユーザが現在のチャート名以外のチャート名を入力したときのみ有効になります。 

4.10.7 チャートの編集

ステップ1: チャートに表示するデータベース、コンテナまたはカラムを変更するには、[Chart Menu] ボタン(①)をクリックします。ドロップダウンリストから、[Edit](②)を選択します。

ステップ2:

ステップ3: カラムを選択後、[UPDATE] ボタン(①) をクリックし、チャート一覧のチャートを更新します。チャートを更新しない場合、[CANCEL] ボタン(②) をクリックし、パネルを閉じ、チャート一覧画面に戻ります。

[注意]: [UPDATE] ボタンは、編集されたチャート設定が現在のチャート設定と異なるときのみ有効になります。

4.10.8 チャートの削除

ステップ1: チャートを削除するには、[Chart Menu] ボタン(①)をクリックします。ドロップダウンリストから、[Delete](②)を選択します。

ステップ2: 確認ダイアログが表示されるので、[YES] ボタンをクリックしてチャートを削除します。チャートを削除しない場合、[NO] ボタンをクリックし、ダイアログを閉じます。

4.10.9 チャートのイメージ保存

チャートをイメージとして保存するには、[Chart Menu] ボタン(①)をクリックします。ドロップダウンリストから、[Save as image](②)を選択します。

[注意]: データがないチャートはイメージとして保存できません。

イメージがローカルデバイスにすでにダウンロードされていることが分かります。

4.11 クエリ機能

本機能は、コンテナデータのクエリに用います。

4.11.1 利用可能なロール

次の一覧に示すように、+の付いたロールが左の機能を使用できます。

機能 一般ユーザ 管理ユーザ
クエリデータベースの選択 + +
クエリの実行 + +
クエリの停止 + +
SQLクエリのクリア + +
SQLクエリの取り消し + +
SQLクエリの再実行 + +
SQLクエリのコピー + +
カウントの設定 + +
上限の設定 + +
メッセージログの表示 + +
データ出力の表示 + +
クエリの再実行 + +
クエリ履歴の削除 + +

4.11.2 クエリアクション

下記の画面にアクセスするには、まずシステムにログインし、左メニューの [Query] をクリックする必要があります。

4.11.2.1 クエリデータベースの選択

ステップ1: [Select Database] でデータベースを選択し、ドロップダウンボタン(①)をクリックします。ドロップダウンリストでデータベース名(②)を選択するか、検索するデータベース名(③)を入力します。

ステップ2 (任意):

4.11.2.2 クエリの実行

ステップ1: データベースの選択後、[QUERY EDITOR] にクエリを入力します。オートコンプリート(②) を使ってSQL文をクイック挿入するか、手動でSQL文を挿入するかを選択できます。このクエリエディタは行数(①)を表示します。

ステップ2: 有効になった [Execute] ボタン(①)をクリックし、クエリを実行します。

4.11.2.3 クエリの停止

[Stop] ボタン(①)は、[Execute] ボタン(②)のクリック後にのみ有効になります。クエリが反応するまで長時間を要する場合、[Stop] ボタン(①)をクリックし、クエリの実行を停止することができます。

4.11.2.4 SQLクエリのクリア

クエリエディタの全テキストをクリアするには、[Clear All] ボタン(①)をクリックします。

4.11.2.5 SQLクエリの取り消し

クエリエディタの前のテキストをリカバーするには、[Undo] ボタン(①)をクリックします。

4.11.2.6 SQLクエリの再実行

[Undo] ボタンをクリック後、[Redo] ボタン(①)をクリックすると、クエリエディタで取り消されていた編集を適用したテキストに戻すことができます。

4.11.2.7 SQLクエリのコピー

[Copy] ボタン(①) をクリックすると、クエリエディタの全テキストをクリップボードにコピーすることができます。

4.11.2.8 カウントの設定

[Count] チェックボックス (①) をチェックすると、クエリを実行後、結果数(②) をカウントすることができます。

4.11.2.9 上限の設定

クエリ実行後の表示結果 (②)の数の上限を設定するには、[Display Limit] ボックス(①)に1から10000の間の整数を入力します。

4.11.3 クエリ結果の表示

4.11.3.1 メッセージログの表示

クエリの実行に成功すると、[MESSAGE LOGS] タブ(①)がクリックできるようになります。このタブをクリックすると、タブの下のテーブルにクエリ [Query] (②)、このクエリの実行に要した時間 [Times](③) 、さらに [Count] (⑤)チェックボックスをチェックした場合は、結果 [Result] (④)が表示されます。チェックしない場合、-が表示されます。

4.11.3.2 データ出力の表示

ステップ1: クエリの実行に成功すると、[DATA OUTPUT] タブ(①) がクリックできるようになります。このタブをクリックすると、タブの下のテーブルにカラム名 (②) と結果が表示されます。

ステップ2 (任意):

4.11.4 クエリ履歴の表示

4.11.4.1 クエリの再実行

4.11.4.2 クエリ履歴の削除

ステップ1:クエリ履歴の右にある [Delete] ボタン(①)をクリックすると、そのクエリ履歴を削除することができます。

4.12 セキュリティ機能

本機能は、ユーザの作成・削除、データベースユーザの権限の追加・削除、ユーザ一覧とユーザ権限一覧の表示などデータベースユーザに関連するさまざまな操作に用います。

[注意]: 詳細については、『GridDB 機能リファレンス』(GridDB_FeaturesReference.html)を参照してください。

4.12.1 利用可能なロール

次の一覧に示すように、+の付いたロールは左の機能を使用できますが、-の付いたロールは使用できません。

No. 機能 一般ユーザ 管理ユーザ
1 データベースユーザ一覧の表示 - +
2 データベースユーザの作成 - +
3 データベースユーザのパスワードの変更 - +
4 データベースユーザの削除 - +
5 データベースユーザ情報の表示 - +
6 データベース権限の表示 - +
7 データベース権限の追加 - +
8 データベース権限の削除 - +

4.12.2 データベースユーザ一覧の表示

4.12.3 データベースユーザの作成

ステップ1: 新しいデータベースユーザを作成するには、[CREATE DATABASE USER] ボタンをクリックします。

[注意]: データベースユーザの合計数が128に到達すると、[CREATE DATABASE USER] ボタンは無効になります

ステップ 2: データベースユーザ情報を入力します。

ステップ3: データベースユーザ情報を入力後、[CREATE] ボタンをクリックして新しいデータベースユーザを作成します。または、[CANCEL] ボタンをクリックし、データベースユーザを作成せずに、データベースユーザ一覧画面に戻ります。

新しいデータベースユーザがデータベースユーザ一覧に追加されます。

4.12.4 データベースユーザのパスワード変更

ステップ 1: データベースユーザのパスワードを変更するには、データベースユーザの右にある [CHANGE PASSWORD] ボタンをクリックします。

ステップ 2: 新しいパスワードを入力します。

ステップ 3: 新しいパスワードを入力後、[UPDATE] ボタンをクリックし、このデータベースユーザのパスワードを変更します。あるいは、[CANCEL] ボタンをクリックし、このデータベースユーザのパスワードを変更せずにデータベースユーザ一覧画面に戻ります。

4.12.5 データベースユーザの削除

ステップ 1: データベースユーザを削除するには、データベースユーザの右にある [DELETE] ボタンをクリックします。

ステップ 2: 確認ダイアログが表示されるので、[YES] ボタンをクリックし、 そのまま続けてデータベースユーザを削除します。または、[NO] ボタンをクリックし、データベースユーザを削除せずにデータベースユーザ画面に戻ります。

データベースユーザの削除が成功すると、このデータベースユーザが削除されたデータベースユーザ画面に戻ります。

4.12.6 データベースユーザ詳細の表示

特定のデータベースユーザの詳細を見るには、データベースユーザ一覧でそのデータベースユーザ名をクリックします。

4.12.6.1 データベースユーザ情報の表示

[Database User Information] タブをクリックすると、データベースユーザの情報の表示・非表示を切り替えることができます。

4.12.6.2 データベース権限の表示

4.12.6.3 データベース権限の追加

ステップ 1: 新しいデータベース権限を追加するには、まず新しい権限を追加するデータベース (①) を選択します。データベース名をテキストボックス (②)に入力し、 選択したいデータベース名を検索することもできます。

ステップ 2: ステップ1で選択したデータベースに追加する [READ] または [ALL] の権限を選択します。

- データベース権限の種別
データベース権限 説明
READ 検索操作のみ可能。
ALL コンテナの作成、ロウの追加、索引の検索と作成などコンテナに対する全操作が可能。

ステップ 3: [ADD PERMISSION] ボタンをクリックして新しいデータベース権限を追加します。

新しいデータベース権限がデータベース権限一覧に追加されます。

4.12.6.4 データベース権限の削除

ステップ 1: データベース権限を削除するにはデータベース権限項目の右側にある [DELETE] ボタンをクリックします。

ステップ 2: 確認ダイアログが表示されるので、[YES] ボタンをクリックし、そのまま続けてデータベース権限を削除します。または、[NO] ボタンをクリックしてデータベース権限を削除せずにデータベース権限画面に戻ります。

データベース権限の削除が成功すると、システムはこのデータベース権限が削除されたデータベース権限画面に戻ります。

4.13 エクスポート/インポート機能

本機能は、データベースのエクスポートやインポートに用います。

4.13.1 利用可能なロール

次の一覧に示すように、+の付いたロールが左の機能を使用できます。

No. 機能 一般ユーザ 管理ユーザ
1 Export/Import一覧の表示 + +
2 データベースのエクスポート + +
3 エクスポートされたデータベースのダウンロード + +
4 Export/Import結果の表示 + +
5 データベースのインポート + +
6 Export/Import項目の削除 + +

4.13.2 Export/Import一覧画面の表示

4.13.3 データのエクスポート

本機能により、ユーザはエクスポートタスクを作成し、選択されたデータをAzureストレージにエクスポートすることができます。このタスクはバックグラウンドで実行されます。

4.13.3.1 データベースのエクスポート

ステップ 1: データをエクスポートするには、ユーザはまず [Export/Import] 画面を選択し、[EXPORT] ボタンをクリックする必要があります。

ステップ 2: データベースをエクスポートするには、Export Unit(エクスポート単位)の [Database] を選択します。

ステップ 3: エクスポートするデータベースを選択します。このドロップダウンリスト (①)からひとつまたは複数のデータベースを選択できます。または、データベース名をテキストボックス (②) に入力し選択したいデータベース名を検索することもできます。

ステップ 4 (任意): TQLをロウデータフィルタに入力します。

コンテナからロウを取り出す検索クエリを指定することで、検索クエリにヒットするロウのみエクスポートすることができます。検索クエリが指定されていないコンテナは、コンテナに格納されているすべてのロウがエクスポートされます。

[注意]: 詳細は『GridDB 運用ツールリファレンス』(GridDB_OperationToolsReference.html)を参照してください。または、[HELP] アイコン (①)にマウスポインタを乗せると例を見ることができます。

ステップ 5 (任意): Data file formatのオプションを選択し、[CSV] 形式または [Binary] 形式でデータをエクスポートします。

ステップ 6 (任意): ロウデータ (コンテナ情報のみ) のないデータは [Schema only] のオプションをチェックしてエクスポートします。

ステップ 7: [EXPORT] ボタンをクリックし、データのエクスポートを開始します。 または [CANCEL] ボタンをクリックし、データをエクスポートせずに、Export/Import画面に戻ります。

新しいエクスポートプロセスがExport/Import一覧に追加されます。

4.13.3.2 コンテナのエクスポート

ステップ 1: データをエクスポートするには、ユーザはまず [Export/Import] 画面を選択し、 [EXPORT] ボタンをクリックする必要があります。

ステップ 2: コンテナをエクスポートするにはExport Unit(エクスポート単位)の [Container] を選択します。

ステップ 3: エクスポートするコンテナを含むデータベースを選択します。ドロップダウンリスト (①)から、データベースをひとつだけ選択することができます。または、データベース名をテキストボックス (②)に入力して選択したいデータベース名を検索することもできます。

ステップ 4: エクスポートするコンテナを選択します。ドロップダウンリスト (①)から コンテナをひとつまたは複数選択することができます。 または、コンテナ名をテキストボックス (②)に入力して選択したいコンテナ名を検索することもできます。

ステップ 5 (任意): TQLをロウデータフィルタに入力します。

コンテナからロウを取り出す検索クエリを指定することで、検索クエリにヒットするロウのみエクスポートすることができます。検索クエリが指定されていないコンテナは、コンテナに格納されているすべてのロウがエクスポートされます。

[注意]: 詳細は『GridDB 運用ツールリファレンス』(GridDB_OperationToolsReference.html)を参照してください。または、[HELP] アイコン (①)にマウスポインタを乗せると例を見ることができます。

ステップ 6 (任意): Data file formatのオプションを選択し、[CSV] 形式または [Binary] 形式でデータをエクスポートします。

ステップ 7 (任意): ロウデータ (コンテナ情報のみ) のないデータは [Schema only] のオプションをチェックしてエクスポートします。

ステップ 8: [EXPORT] ボタンをクリックして、データのエクスポートを開始します。または、[CANCEL] ボタンをクリックして、データをエクスポートせずExport/Import画面に戻ります。

新しいエクスポートプロセスがExport/Import一覧に追加されます。

4.13.4 エクスポートされたファイルのダウンロード

エクスポートされたファイルをダウンロードするには [DOWNLOAD] ボタンをクリックします。

[注意]: ダウンロード機能はステータスが Completed のエクスポートプロセスにのみ適用されます。

エクスポートされたファイルはブラウザから直接ダウンロードされます。

4.13.5 エクスポート/インポート結果の表示

ステップ 1: 処理詳細を見たいエクスポート/インポートプロセスの [VIEW RESULT] ボタンをクリックします。

ステップ 2: エクスポート/インポートプロセスの詳細がテキスト領域(①)に表示されます。Export/Import画面に戻るには [CLOSE] アイコン (②)をクリックします。

4.13.6 エクスポートされたファイルのインポート

本機能によりユーザはエクスポートされたファイルをローカルディスクからアップロードすることなく、Azureストレージからエクスポートされたファイルを直接インポートすることができます。

ステップ 1: [IMPORT] ボタンをクリックします。

[注意]: 本機能はステータスが Completed のエクスポートプロセスにのみ適用されます。

ステップ 2: [All][Database] または [Container] のImport Unit(インポート単位)を選択します。

- Import Unit(インポート単位)のタイプ:
Import Unit(インポート単位) 説明
All エクスポートされたファイル中の全データをインポート。
Database エクスポートされたファイル中のひとつ以上のデータベースをインポート可能。
Container エクスポートされたファイル中のデータベースの中のひとつ以上のコンテナをインポート可能。

ステップ 3 (任意): [Not select][Append] または [Replace] のデータ登録単位を選択します。

- データ登録オプションのタイプ:
データ登録オプション 説明
Not select インポートしようとしているコンテナがすでにGridDBクラスタに存在する場合、エラーとなります。
Append 既存のコンテナへのデータ登録と更新ができます。
Replace 既存のコンテナを削除し、新たにコンテナを作成しデータを登録します。

ステップ 4: [IMPORT] ボタンをクリックしデータのインポートを開始します。または、[CANCEL] ボタンをクリックし、データをインポートせずにExport/Import画面に戻ります。

新しいインポート処理がExport/Import一覧に追加されます。

4.13.7 エクスポート/インポートプロセスのキャンセル

ステップ 1: エクスポート/インポートプロセスをキャンセルするには [CANCEL] ボタンをクリックします。

[注意]: エクスポート/インポートプロセスはエクスポート/インポートプロセスのステータスが Exporting または Importing であるときのみキャンセルできます。

ステップ 2: 確認ダイアログが表示されるので [YES] ボタンをクリックし、そのまま続けてエクスポート/インポートプロセスをキャンセルします。または、[NO] ボタンをクリックし、エクスポート/インポートプロセスをキャンセルせずにExport/Import画面に戻ります。

エクスポート/インポートプロセスのキャンセルが成功すると、エクスポート/インポートプロセスのステータスはError になります。

4.13.8 エクスポート/インポートプロセスの削除

ステップ 1: エクスポート/インポートプロセスを削除するには [DELETE] ボタンをクリックします。

[注意]: エクスポート/インポートプロセスはエクスポート/インポートプロセスのステータスがError または Completed であるときのみ削除できます。

ステップ 2: 確認ダイアログが表示されるので、[YES] ボタンをクリックしてそのままエクスポート/インポートプロセスの削除を続けます。または、[NO] ボタンをクリックしてエクスポート/インポートプロセスを削除せずにExport/Import画面に戻ります。

エクスポート/インポートプロセスの削除が成功すると、システムはこのエクスポート/インポートプロセスが削除されたExport/Import画面に戻ります。

4.14 ログ機能

本機能はノードログを表示するために使います。

ノードログ画面にアクセスするには、まずシステムにログインし、左パネルから [Logs] を選択する必要があります。

4.14.1 利用可能なロール

次の一覧に示すように、+の付いたロールが左の機能を使用できます。

No. 機能 一般ユーザ 管理ユーザ
1 ノードのログの選択 + +

4.14.2 ノードのログの選択

ステップ1: ノードログ画面で [Node] 一覧中の見たいログのノードをひとつまたは複数選択することができます。選択するには、ノードの左にあるチェックボックスをチェックします。"Select All" を選択すると全ノードのチェックボックスを一度にチェックすることができます。

ステップ2: [Log file] 一覧で以前選んだノード一覧に存在するひとつまたは複数のログファイルを選択します。"Select All" を選択すると全ログファイルのチェックボックスを一度にチェックすることができます。

[注意]: 選んだノード一覧にログファイルが存在しない場合、[Log file] は無効になります。

ステップ3:[Log level] 一覧でひとつまたは複数のログレベルを選択します。ログレベルにはERRORWARNINGINFODEBUG(③)の4つがあります。"Select All" を選択すると全ログレベルのチェックボックスを一度にチェックすることができます。

ステップ4: 最後に [APPLY] ボタンをクリックしてログを表示します。

4.15 ピアリング接続機能

本機能は、ピアリング接続の作成・削除、ピアリング接続一覧の表示といったGridDBクラウドVNet(仮想ネットワーク)とAzure Cloud内のユーザのVNet間のピアリング接続のさまざまな操作に用います。

4.15.1 利用可能なロール

次の一覧に示すように、+の付いたロールは左の機能を使用できますが、-の付いたロールは使用できません。

No. 機能 一般ユーザ 管理ユーザ
1 ピアリング接続一覧の表示 - +
2 ピアリング接続の作成 - +
3 ピアリング接続の削除 - +

4.15.2 ピアリング接続一覧の表示

ピアリング接続一覧画面にアクセスするには、まずシステムにログインし、左メニューの [Peering Connection] をクリックする必要があります。

4.15.3 ピアリング接続の作成

ピアリング接続の作成は次の3つのフェーズから構成されます。

ステップ1: ピアリング接続を作成するには、[CREATE PEERING CONNECTION] ボタンをクリックします。

ステップ2: Create peering connectionダイアログが表示されるので、必要なクラウドプロバイダ(①)を選択し、[NEXT] ボタン(②)をクリックし、次のステップに進みます。接続を作成しない場合、[CANCEL] ボタンをクリックし、ダイアログを閉じます。

ステップ3: AzureのサブスクリプションIDを [Subscription ID](①)に、ディレクトリ/テナントIDを [Directory/Tenant ID] (②)に、リソースグループ名を [Resource Group Name](③)に、 VNet名を [VNet Name](④)にそれぞれ入力します。[Show Instructions] (⑤)をクリックすると、各項目の関連情報の入手方法を表示します。

VNet設定を入力後、[NEXT] ボタン(②) をクリックし、ステップ4("アクセス付与"フェーズ)に進みます。クラウドプロバイダを変更する場合は、[BACK] ボタン(①)をクリックし、ステップ2("クラウドプロバイダ"フェーズ)に戻ります。ピアリング接続を作成せずにダイアログを閉じるには、[CANCEL] ボタンをクリックします。

ステップ4: このステップでは、[COPY] ボタン(①、②、③、④)をクリックして、その左側にあるコマンドをコピーすることができます。これらのコマンドは、次のステップに進む前に正しい順序で実行する必要があります。

「i」のアイコン(⑤)にマウスポインタを乗せると、ヒントが表示されます。3番目のコマンドを 実行中に問題に遭遇した場合は、[Show Note] ボタン(⑥) をクリックし、対応方法を読んでください。

ステップ5: [VALIDATE] ボタンをクリックし、接続が成功したことを検証します。

ステップ6:

新しいピアリング接続の作成を終えると、作成したピアリング接続が反映されたピアリング接続一覧画面に戻ります。

4.15.4 ピアリング接続の削除

ステップ1: ピアリング接続を削除するには、[DELETE] ボタンをクリックします。

ステップ 2: 確認ダイアログが表示されるので、[YES] ボタンをクリックして接続を削除します。削除しない場合、[NO] ボタンをクリックして接続を削除せずにダイアログを閉じます。

4.16 サポート機能

本機能は、本サービスを使用の際のサポートの問い合わせを行ったり、公式ドキュメントにアクセスするために用います。

サポート画面にアクセスするには、まずシステムにログインし、左パネルの [Supports] をクリックする必要があります。

4.16.1 利用可能なロール

次の一覧に示すように、+の付いたロールが左の機能を使用できます。

No. 機能 一般ユーザ 管理ユーザ
1 公式ドキュメントのアクセス + +
2 サポートの問い合わせ + +

4.16.2 公式ドキュメントのアクセス

公式ドキュメントにアクセスするには、公式ドキュメントのリンクをクリックします。

4.16.3 サポートの問い合わせ

サポートの問い合わせにはサポート専用メールのリンクをクリックします。

5 制限事項

6 商標