原因 症状 対策
分類1 分類2
全ての操作に共通する対応 タイムアウトが発生した場合 クライアントフェイルオーバータイムアウト 「クライアントフェイルオーバーに関するトラブル」を参照ください。
接続障害が発生した場合 クライアントフェイルオーバータイムアウト 「クライアントフェイルオーバーに関するトラブル」を参照ください。
全ての操作に共通する対応 オブジェクトのクローズ後の呼び出しに起因する失敗 【サーバ】:
140036/145036/
140038/145038/
140040/145040
【内容】(クローズに関するエラー)
該当操作は、(コンテナ/リソースの)クローズ処理を呼び出す前に実施して下さい。エラーメッセージを確認し対応ください。
登録済みコンテナに不整合が発生している場合 【サーバ】: 60151
【内容】(コンテナに不整合が発生)
【書式】パーティションID、コンテナ名

指定した操作ができません。サポートサービスにお問い合わせください。
特定のコンテナ内のデータで不整合な状態が検出されました。サービスは継続されますが、当該コンテナに関しては以降の更新操作はできません。検索結果も不正な結果になる可能性があります。
  【サーバ】:10017
【内容】(コンテナのスキーマバージョンが不一致)
【書式】パーティションID、コンテナ名、要求スキーマバージョンID、現スキーマバージョンID
コンテナオブジェクトを再取得してください。
メモリ使用制限サイズをオーバーした場合 【サーバ】:130033
【内容】(メモリ上限オーバー)
【書式】メモリ上限サイズ
使用可能メモリサイズの上限を上げる場合は、gs_node.jsonファイルに
/dataStore/resultSetMemoryLimitまたは/transaction/totalMemoryLimitを追記し、値をデフォルト値より大きくしてください(*1)。
メモリサイズオーバーが検索時に発生しているのならば、ヒット件数を抑えることでメモリの使用量を減らすようにクエリを調整することも可能です。
コンテナの登録に失敗する
GridStore::putCollection()
GridStore::putContainer()
GridStore::putTimeSeries()
コンテナの制約違反が発生した場合
【エラーコード】:60015
【内容】(コンテナ制約違反)
【書式】以下のエラー内容
コンテナ名サイズ制限オーバー、
カラム数制限オーバー、
カラム名重複エラー、
ロウキー指定エラー
ロウキー型サポートエラー、
ロウキー値制約エラー、
配列型サポートエラー、
期限解放分割値制限オーバ―、
期限解放値範囲外エラー、
間引き圧縮における設定カラム数制限オーバー、
アフィニティサイズ制限オーバー、
etc
エラーメッセージを確認し、コンテナ情報を修正ください。コンテナの設定については、『運用管理ガイド』の「クラスタ運用管理コマンド・インタプリタ(gs_sh) 」の「コンテナ管理」を参照ください。
登録済みコンテナとのスキーマの不一致が発生した場合
【エラーコード】:60149/60016
【内容】(既存コンテナとのスキーマ不一致)
【書式】以下のエラー内容
ロウキー定義の不一致エラー、
同一カラム名の型不一致エラー、
全カラム名不一致エラー、
アフィニティ値不一致エラー、
期限解放設定不一致エラー、
圧縮設定不一致エラー、
etc
エラーメッセージを確認し、不一致となっているコンテナ情報を修正ください。コンテナ情報は、統合運用管理GUI(gs_admin) または"gs_sh"の"showcontainer"コマンドを利用すると確認できます。
コンテナのスキーマ変更に失敗する
GridStore::putCollection()
GridStore::putContainer()
GridStore::putTimeSeries()
コンテナの制約違反が発生した場合
【エラーコード】:60015
【内容】(コンテナ制約違反)
【書式】以下のエラー内容
コンテナ名サイズ制限オーバー、
カラム数制限オーバー、
カラム名重複エラー、
ロウキー指定エラー
ロウキー型サポートエラー、
ロウキー値制約エラー、
配列型サポートエラー、
期限解放分割値制限オーバ―、
期限解放値範囲外エラー、
間引き圧縮における設定カラム数制限オーバー、
アフィニティサイズ制限オーバー、
etc
エラーメッセージを確認し、コンテナ情報を修正ください。コンテナの設定については、『運用管理ガイド』の「クラスタ運用管理コマンド・インタプリタ(gs_sh) 」の「コンテナ管理」を参照ください。
登録済みコンテナと変更するスキーマの制約違反が発生した場合
【サーバ】:60149
【内容】(コンテナ制約違反)
【書式】以下のエラー内容
ロウキー定義の不一致エラー、
同一カラム名の型不一致エラー、
全カラム名不一致エラー、
Affinity値不一致エラー、
期限解放設定不一致エラー、
圧縮設定不一致エラー、
etc
エラーメッセージを確認し、不一致となっているコンテナ情報を修正ください。コンテナ情報は、統合運用管理GUI(gs_admin) または"gs_sh"の"showcontainer"コマンドを利用すると確認できます。
スキーマ変更許可パラメータが設定されていない場合 【サーバ】: 60016
【内容】(スキーマ変更許可がない)
既存のコンテナのカラムレイアウトの変更が許可されていません。カラムレイアウトの変更を許可するには、"modifiable"パラメータにtrueを設定してください。
コンテナの取得に失敗する
GridStore::getCollection()
GridStore::getContainer()
GridStore::getTimeSeries()
同名の異なるコンテナタイプが存在する場合 【サーバ】: 60026
【内容】(コンテナタイプが不一致)
指定したコンテナのコンテナタイプに誤りがないかご確認ください。
指定の型が適切でない場合 【サーバ】:140023/145023
【内容】指定の型と既存のカラムレイアウトが一致しないことに起因する失敗
指定の型がロウオブジェクトの型として適切でない場合
指定したカラムレイアウトに誤りがないかご確認ください。カラム情報は、統合運用管理GUI(gs_admin) または"gs_sh"の"showcontainer"コマンドを利用すると確認できます。
コンテナの削除に失敗する
GridStore::dropCollection()
GridStore::dropContainer()
GridStore::dropTimeSeries()
同名の異なるコンテナタイプが存在する場合 【サーバ】:60026
【内容】(コンテナタイプが不一致)
指定したコンテナのコンテナタイプに誤りがないかご確認ください。
索引の登録に失敗する
Container::createIndex()
対応する名前のカラムが存在しない場合 【サーバ】:140008/145008
【内容】(不明なカラム名)
指定したカラム名に誤りがないかご確認ください。カラム情報は、統合運用管理GUI(gs_admin) または"gs_sh"の"showcontainer"コマンドを利用すると確認できます。
索引設定がサポートされないカラムタイプを指定した場合 【サーバ】: 1007
【内容】(サポート外)
指定したカラム(カラムタイプ)に誤りがないかご確認ください。索引については、『 APIリファレンス』の「API一覧 (Java)」の「createIndex」を参照ください。
索引の削除に失敗する
Container::dropIndex()
対応する名前のカラムが存在しない場合 【サーバ】:140008/145008
(不明なカラム名)
カラム名に誤りがないか確認ください。カラム情報は、統合運用管理GUI(gs_admin) または"gs_sh"の"showcontainer"コマンドを利用すると確認できます。
トリガーの登録に失敗する
Container::createTrigger()
トリガーの制約違反が発生した場合
【サーバ】:140001/145001/170003/10040
【内容】(トリガー制約違反)
【書式】以下のエラー内容
トリガ名がnull、または空の場合
監視対象更新操作の指定がない場合
通知先URIが規定の構文に合致しない場合
トリガ種別でJMSが指定され、かつJMSデスティネーション種別がnull、または空、または指定の書式に合致しない場合
トリガ種別でJMSが指定され、かつJMSデスティネーション名がnull、または空の場合
この処理のタイムアウト、このコンテナの削除、接続障害が発生した場合、またはクローズ後に呼び出された場合
エラーメッセージを確認しトリガ情報を修正ください。トリガ機能については、『APIリファレンス』の「トリガ機能」を参照ください。
トリガーの上限数を超えた場合
【サーバ】:1008
【内容】(トリガー上限違反)
【書式】以下のエラー内容
トリガー名の制限値オーバー
トリガー名の使用禁止文字
URIの長さの制限値オーバー
トリガー登録数の制限値オーバー
エラーメッセージを確認しトリガ情報を修正ください。トリガ機能については、『 APIリファレンス』の「API一覧 (Java)」の「createTrigger」を参照ください。
トリガーの削除に失敗する
Container::dropTrigger()
共通原因以外無    
ロウの登録・更新に失敗する
Container::put()
TimeSeries::append()
ロウキーに対応するカラムが存在しないにもかかわらず、キーが指定された場合 【サーバ】:140024/145024
【内容】(キーが見つからない)
指定されたロウキーが存在しません。設定をご確認ください。
カラム値に制約違反がある場合 【サーバ】:60079
【内容】(カラム制約違反)
【書式】以下のエラー内容
配列長制限オーバー、
文字列、空間、BLOB等の可変長型の制限オーバー
時刻型のサポート範囲外値、
etc
エラーメッセージを確認しカラム値を修正ください。カラム値については、『 APIリファレンス』の「概要」の「型」を参照ください。
ロウの一括登録・更新に失敗する
Container::multiput()
指定したコンテナが存在しない場合 【サーバ】: 10016
【内容】(コンテナが見つからない)
指定したコンテナが存在しません。コンテナ名をご確認ください。
指定の型が適切でない場合
【サーバ】:60015
【内容】指定のロウの型と既存のカラムレイアウトが一致しないことに起因する失敗
指定のロウの型がロウオブジェクトの型として適切でない場合
カラム情報を確認し、適切なカラムレイアウト(カラムタイプ)に修正ください。
カラム値に制約違反がある場合 【サーバ】:60079
【内容】(カラム制約違反)
【書式】以下のエラー内容
配列長制限オーバー、
文字列、空間、BLOB等の可変長型の制限オーバー
時刻型のサポート範囲外値、
etc
エラーメッセージを確認しカラム値を修正ください。カラム値については、『 APIリファレンス』の「概要」の「型」を参照ください。
RowSet経由のロウの更新に失敗する
RowSet::update()
対象位置のロウが存在しない場合 【サーバ】:140037/145037
【内容】(カーソルの指定先が存在しない)
RowSetのカーソル位置を確認
ロックを有効にせずに取得したRowSetに対して呼び出された場合 【サーバ】:140039/145039
【内容】(ロックされていない)
ロックが必要
カラム値に制約違反がある場合 【サーバ】:60079
【内容】(カラム制約違反)
【書式】以下のエラー内容
配列長制限オーバー、
文字列、空間、BLOB等の可変長型の制限オーバー
時刻型のサポート範囲外値、
etc
エラーメッセージを確認しカラム値を修正ください。カラム値については、『 APIリファレンス』の「概要」の「型」を参照ください。
ロウの削除に失敗する
Container::remove()
ロウキーに対応するカラムが存在しない場合 【サーバ】:140024/145024
【内容】(キーが見つからない)
指定されたロウキーが存在しません。設定をご確認ください。
圧縮が指定されたコンテナに対してロウの削除を指定した場合 【サーバ】: 60086
【内容】(圧縮コンテナに対する操作不正)
圧縮が指定された時系列コンテナではロウは削除できません。
RowSet経由のロウの削除に失敗する
RowSet::remove()
対象位置のロウが存在しない場合 【サーバ】: 140037/145037
【内容】(カーソルの指定先が存在しない)
RowSetのカーソル位置を確認
ロックを有効にせずに取得したRowSetに対して呼び出された場合 【サーバ】: 140039/145039
【内容】(ロックされていない)
ロックが必要
Commitに失敗する
Container::commit()
 自動コミットモードであるにもかかわらず呼び出した場合 【サーバ】: 140035/145035
【内容】(不正なコミットモード)
gs_node.jsonのlogWriteMode(ログ書き込みモード )の値が"DELAYED_SYNC"の場合、指定間隔でログの書き込みを行います。明示的にコミットを実行する場合は、logWriteModeを"SYNC"に設定してください。
Abortに失敗する
Container::abort()
 自動コミットモードであるにもかかわらず呼び出した場合 【サーバ】: 140035/145035
【内容】(不正なコミットモード)
gs_node.jsonのlogWriteMode(ログ書き込みモード )の値が"DELAYED_SYNC"の場合、指定間隔でログの書き込みを行います。明示的にアボートを実行する場合は、logWriteModeを"SYNC"に設定してください。
ロウの登録・更新が反映されない
Container::put()
TimeSeries::append()
圧縮が指定されたコンテナに対してロウの更新、または最新登録時刻よりも過去時刻を登録した場合 【トレース】
「insert(old time)/update not support on Compression Mode」
圧縮が指定された時系列コンテナにおける仕様です。
圧縮オプションが設定された状態の時系列コンテナに対しては、最も新しい時刻を持つ既存ロウより新しい時刻のロウのみを新規作成できます。最も新しい時刻を持つ既存ロウの時刻が指定の時刻と一致する場合、何も変更は行わず既存ロウの内容を保持します。
ロウのget検索に失敗する
Query::get()
ロウキーに対応するカラムが存在しない場合 【サーバ】:140024/145024
【内容】(キーが見つからない)
指定されたロウキーが存在しません。設定をご確認ください。
キー値に制約違反がある場合 【サーバ】:70002
【内容】(キー制約違反)
【書式】以下のエラー内容
文字列型の制限オーバー
時刻型のサポート範囲外値
キー値が型の制約から外れないよう、エラーメッセージを確認し、設定を変更ください。設定してください。値については、『 APIリファレンス』の「概要」の「型」を参照ください。
自動コミットモードであるにもかかわらず、更新用ロックを要求しようとした場合 【サーバ】: 140035/145035
【内容】(不正なコミットモード)
gs_node.jsonのlogWriteMode(ログ書き込みモード )の値が"DELAYED_SYNC"の場合、指定間隔でログの書き込みを行います。更新用ロックを要求する場合は、logWriteModeを"SYNC"に設定してください。
複数コンテナ一括ロウ取得検索に失敗する
Query::multiGet()
指定したコンテナが存在しない場合 【サーバ】: 10016
【内容】(コンテナが見つからない)
指定されたコンテナが存在しません。設定をご確認ください。
キー値に制約違反がある場合 【サーバ】:70002
【内容】(キー制約違反)
【書式】以下のエラー内容
文字列型の制限オーバー
時刻型のサポート範囲外値
キー値が型の制約から外れないよう、エラーメッセージを確認し、設定を変更ください。設定してください。値については、『 APIリファレンス』の「概要」の「型」を参照ください。
ロウの線形補完検索に失敗する
TimeSeries::interpolate()
対応する名前のカラムが存在しない場合。
また、サポートされていない型のカラムが指定された場合
【サーバ】:140008/145008
【内容】(不明なカラム名)
ロウキーが設定されていないコンテナに対しては実施できません。
キー値に制約違反がある場合 【サーバ】:70002
【内容】(キー制約違反)
【書式】以下のエラー内容
文字列型の制限オーバー
時刻型のサポート範囲外値
キー値が型の制約から外れないよう、エラーメッセージを確認し、設定を変更ください。設定してください。値については、『 APIリファレンス』の「概要」の「型」を参照ください。
ロウのサンプリング検索に失敗する
TimeSeries::query()
サンプリングの期間の単位に制約違反がある場合 【サーバ】:60151
【内容】(期間の単位がサポート範囲外)
YEAR,MONTH,MILLISECOND以外の単位の設定が必要です。
サンプリング間隔に制約違反がある場合 【サーバ】:70004
【内容】(サンプリング間隔制約違反)
【書式】以下のエラー内容
intervalの値が0または負の値
正の値を設定してください(0は含みません)。
指定したカラム名が存在しない場合 【サーバ】:140008/145008
【内容】(不明なカラム名)
指定されたカラムが存在しません。設定をご確認ください。
キー値に制約違反がある場合 【サーバ】:70002
【内容】(キー制約違反)
【書式】以下のエラー内容
文字列型の制限オーバー
時刻型のサポート範囲外値
キー値が型の制約から外れないよう、エラーメッセージを確認し、設定を変更ください。設定してください。値については、『 APIリファレンス』の「概要」の「型」を参照ください。
ロウの集約関数に失敗する
TimeSeries::aggregate()
指定の演算方法で許可されていない型のカラムを指定した場合 【サーバ】:60100
【内容】(許可されていないカラム操作)
演算式を見直し、適用可能なカラムに設定を変更してください。各演算の条件は、『APIリファレンス』の「条件式構文・演算機能 」を参照ください。
指定したカラム名が存在しない場合 【サーバ】: 140008/145008
【内容】(不明なカラム名)
指定されたカラムが存在しません。設定をご確認ください。
(*1)
gs_node.jsonファイルの/dataStore/resultSetMemoryLimit:検索結果(ResultSet)のメモリ上限サイズ。デフォルト値は10240MB。単位省略時はMB
gs_node.jsonファイルの/transaction/totalMemoryLimit:トランザクション処理メモリのプールが保持する空きメモリの上限サイズ。デフォルト値は1024MB。単位省略時はMB
将来、本パラメータは名前の変更や削除される可能性があります。