原因 症状 対策
分類1 分類2
増設、離脱可能条件を満たしていないので、コマンドが正常に実行されない 有効ノード数と構成ノード数が一致しない 【サーバ】180055
【内容】クラスタ増設/離脱可能状態ではない
【書式】現クラスタの有効ノード数、構成ノード数
【確認】gs_stat /cluster/activeCount != /cluster/designatedCount

クラスタ内のノードに障害が発生していないかどうか確認して下さい。もし、障害発生しているならば、そのノードがクラスタに復帰できるならば、まずはそれを試みてください。もし、復帰できない場合、別途新しいノードを用意して、そのノードをクラスタに参加させて下さい。この作業の後、gs_statで、有効ノード数(activeCount)と構成ノード数(designatedCount)が一致したことを確認した上で、再度クラスタ増設/離脱コマンドを実行して下さい。
構成ノード数以上のノードを参加しようとした 【サーバ】180045
【内容】構成ノード数以上のクラスタ構成失敗
【書式】追加対象ノードにおいて、現クラスタの構成ノード数、マスタアドレス

構成中のクラスタが既にノード数上限(=構成ノード数)に達しているため、新たなノードを参加できない状態です。更に構成ノード数を増やしたい場合は、増設対象のクラスタに参加しているノードに対して、gs_appendclusterを実行してください。
対象ノードを離脱させることで、現クラスタがデータロストする、或いは、クラスタが解散してしまう 【サーバ】180030
【内容】そのノードが離脱できない
【書式】離脱できない理由(対象ノードを離脱させることでクラスタが過半数ノードを維持できない、一つでもノードを離脱させることでデータロストが発生する)
gs_leavecluster実行によって、データロスト、或いはクラスタ解散の危険がある場合は離脱は実行されません。強制的に実行したい場合は、--forceオプションを付けて実行して下さい。但し、この場合、クラスタがリセットされたり、データロストする可能性がありますので、できるだけ--forceオプションは付けないでください。