原因 | 症状 | 対策 | ||
分類1 | 分類2 | |||
TQLの記述で共通した記述誤りで失敗する | 指定したカラムが存在しない場合 | 【エラーコード】:
150012 【内容】(カラムが見つからない) 【書式】以下のエラー内容 カラムが見つからない カラムIDが見つからない |
エラーメッセージを確認しカラム名やカラムIDをご確認ください。 | |
TQLの解釈に失敗する | 【エラーコード】: 151001 【内容】(シンタックスエラー) |
シンタックスエラーが発生しました。TQL構文をご確認ください。TQL構文については『 APIリファレンス』の「TQL構文・演算機能」を参照ください。 | ||
【エラーコード】: 151002 【内容】(トークンが不正) |
不正なキーワードが検出されました。TQL構文をご確認ください。TQL構文については『 APIリファレンス』の「TQL構文・演算機能」を参照ください。 | |||
【エラーコード】: 151003 【内容】(ダブルコーテーションで囲われていない) 【書式】以下のエラー内容 dequoteできない |
ダブルコーテーションが不正です。TQL構文をご確認ください。TQL構文については『 APIリファレンス』の「TQL構文・演算機能」を参照ください。 | |||
データが存在しない場合 | 【エラーコード】: 152009 【内容】(配列のインデックスが範囲外) 【書式】以下のエラー内容 配列に指定したインデックスが範囲外 |
配列のインデックスが不正です。TQL構文をご確認ください。配列(複合型)については『 APIリファレンス』の「型」を参照ください。 | ||
FROM節の記述誤りで失敗する |
コンテナ名が正しくない場合 | 【エラーコード】: 150010 【内容】(コンテナ名が不正) 【書式】以下のエラー内容 APIで与えられたコンテナ名がFROM節と等しくない |
指定されたコンテナが存在しません。コンテナ名をご確認下さい。 | |
WHERE節の記述誤りで失敗する | TQLの解釈に失敗するの制約違反の場合 | 【エラーコード】: 150013 【内容】(WHERE条件に*が使用されている) 【書式】以下のエラー内容 WHERE条件に*は使用できない |
WHERE条件に*は使用できません。TQL構文をご確認ください。TQL構文については『 APIリファレンス』の「TQL構文・演算機能」を参照ください。 | |
0で除算しようとした場合 | 【エラーコード】: 150016 【内容】(0で除算している) 【書式】以下のエラー内容 0で除算している |
0で除算はできません。TQL構文をご確認ください。 | ||
データ型の制約違反の場合 | 【エラーコード】: 150018 【内容】(バイナリ演算が未サポート) 【書式】以下のエラー内容 バイナリ演算が定義されていない |
指定されたデータ型同士のバイナリ演算は実行できません。TQL構文を見直してください。 | ||
【エラーコード】: 150019 【内容】(カラム条件検索での制約違反) 【書式】以下のエラー内容 WHERE条件に使用されたカラムがboolean型でない |
WHERE条件にカラムが単独で使用されている場合、そのカラムはbooleanである必要があります。TQL構文を見直してください。 | |||
【エラーコード】: 152010 【内容】(空間検索での制約違反) 【書式】以下のエラー内容 空間範囲条件に指定されたカラムが空間型でない |
空間範囲検索では空間型のカラムを使って条件を指定します。TQL構文をご確認ください。 | |||
ORDER BY節の記述誤りで失敗する | 整列方法の表現に起因する失敗 | 【エラーコード】: 151004 【内容】(ORDER BY節の整列方法の制約違反) 【書式】以下のエラー内容 ORDER BY節にはカラム名のみ許可されている |
ORDER BY節に指定した整列方法をご確認ください。ORDER BY節については『 APIリファレンス』の「TQL構文・演算機能」の「検索結果の並び替え (ORDER BY)」を参照ください。 | |
使用条件に違反する失敗 | 【エラーコード】: 151005 【内容】(ORDER BY節の使用条件の制約違反) 【書式】以下のエラー内容 集約関数とORDER BYが同時に使用されている |
集約関数とORDER BY節は同時に使用できません。TQL構文をご確認ください。ORDER BY節については『 APIリファレンス』の「TQL構文・演算機能」の「検索結果の並び替え (ORDER BY)」を参照ください。 | ||
関数の記述誤りで失敗する | 関数名に起因する失敗 | 【エラーコード】: 150014 【内容】(関数が見つからない) 【書式】以下のエラー内容 そのような関数はない |
関数名をご確認ください。TQL構文については『 APIリファレンス』の「TQL構文・演算機能」を参照ください。 | |
関数の使用条件に違反する場合 | 【エラーコード】: 152003/152004 【内容】(コレクション/時系列コンテナ専用の関数の不正使用) 【書式】以下のエラー内容 コレクション用の選択関数が時系列コンテナに対して使用された 時系列コンテナ用の選択関数がコレクションに対して使用された 時系列コンテナ用の集約関数がコレクションに対して使用された |
コレクションに対して時系列コンテナ専用の関数が使用されていないかご確認ください。または、時系列コンテナに対してコレクション専用の関数が使用されていないかご確認ください。TQL構文については『 APIリファレンス』の「TQL構文・演算機能」を参照ください。 | ||
引数の数に起因する失敗 | 【エラーコード】: 152002/152007/152011 【内容】(引数の数が不正) 【書式】以下のエラー内容 関数の引数の数が不正 引数が空を期待する関数で引数が空でない |
関数の引数をご確認ください。TQL構文については『 APIリファレンス』の「TQL構文・演算機能」を参照ください。 | ||
引数のデータ型に起因する失敗 | 【エラーコード】: 152002/152007/152010/152020 【内容】(引数の型が不正) 【書式】以下のエラー内容 関数の引数の型が不正 補間対象がカラムではない 数値でないカラムに対して補間かけようとした カラムではない引数が使用された |
関数の引数に与えたデータの型をご確認ください。TQL構文については『 APIリファレンス』の「TQL構文・演算機能」を参照ください。 | ||
引数値に起因する失敗 | 【エラーコード】: 150005/152010/152012 【内容】(引数の値が不正) 【書式】以下のエラー内容 範囲外の時刻データが使用された 座標値が不正 エスケープ文字が1文字でない 自然数を期待するが0以下の値が使用されている 文字列を時刻型に変換できない |
関数の引数に与えたデータが正しくありません。TQL構文については『 APIリファレンス』の「TQL構文・演算機能」を参照ください。 | ||
空間型データの記述誤りで失敗する | 引数の数に起因する失敗 | 【エラーコード】: 152007/152010 【内容】(引数の数が不正) 【書式】以下のエラー内容 引数を必要とするが空である 1つの点を指定して線分を作成しようとした |
空間型データ表現の引数をご確認ください。TQL構文については『 APIリファレンス』の「TQL構文・演算機能」を参照ください。 | |
引数のデータ型に起因する失敗 | 【エラーコード】: 152010 【内容】(引数の型が不正) 【書式】以下のエラー内容 引数の型が不正 |
空間型データ表現の引数の型をご確認ください。TQL構文については『 APIリファレンス』の「TQL構文・演算機能」を参照ください。 | ||
TQLの実行に失敗する | メモリが確保できなかった場合 | 【エラーコード】: 1001 【内容】(メモリ確保エラー) 【書式】以下のエラー内容 TQLパーサのメモリを確保できない WKTパーサのメモリを確保できない |
使用可能メモリサイズの上限を上げる場合は、gs_node.jsonファイルに /dataStore/resultSetMemoryLimitまたは/transaction/totalMemoryLimitを追記し、値をデフォルト値より大きくしてください(*1)。 メモリサイズオーバーが検索時に発生しているのならば、ヒット件数を抑えることでメモリの使用量を減らすようにクエリを調整することも可能です。 |
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(*1) | ||||
gs_node.jsonファイルの/dataStore/resultSetMemoryLimit:検索結果(ResultSet)のメモリ上限サイズ。デフォルト値は10240MB。単位省略時はMB | ||||
gs_node.jsonファイルの/transaction/totalMemoryLimit:トランザクション処理メモリのプールが保持する空きメモリの上限サイズ。デフォルト値は1024MB。単位省略時はMB | ||||
将来、本パラメータは名前の変更や削除される可能性があります。 |