ニュースリリース

2017年10月12日

東芝コミュニケーションAI 「RECAIUS™」 が人工知能ロボット「Kibiro」の音声認識、音声合成に採用

東芝デジタルソリューションズ株式会社

 当社のコミュニケーションAI「RECAIUS™(リカイアス)」が、株式会社FRONTEOコミュニケーションズ(以下、FRONTEOコミュニケーションズ)の人工知能ロボット「Kibiro(キビロ)」最新モデルの音声認識および音声合成の機能に採用されました。FRONTEOコミュニケーションズは、当社の音声認識・音声合成技術を搭載した人工知能ロボット「Kibiro」の提供を開始しております。

 今回採用されたのは「RECAIUS 音声認識サービス」と「RECAIUS 音声合成ミドルウェア ToSpeak(日米中版)」の2種類のサービスおよびミドルウェア製品で、下記の特長を評価いただきました。

●RECAIUS 音声認識サービス:
・ディープラーニングを用いた高度な音声認識で、特に「話し言葉」の認識に強い。
・低コストで高精度化できるカスタマイズ性。辞書のチューニングを少ない手間で実現。
●RECAIUS 音声合成ミドルウェア ToSpeak:
・テキストデータから流暢な音声を出力できる音声合成ミドルウェア(サーバや組込機器向け)。
・東芝独自方式の高音質な音声合成技術で、事前に録音した話者に「似た声」での音声合成も可能。
・良好な音質でありながら省メモリを実現。

※「Kibiro」に「似た声」機能は搭載されておりません。(2017年10月12日 18:30追記)

 当社は、FRONTEOコミュニケーションズの人工知能ロボット「Kibiro」の拡販を通じて、RECAIUSによる音声ビジネスの拡大を図って参ります。

<エンドースメント>
 この度の発表にあたり、株式会社FRONTEOコミュニケーションズ ロボット事業統括の江副滋様より以下のコメントを頂いています。

 「昨今のインバウンド対応の重要性から、多言語の対応、より高い精度の音声認識技術、音声合成技術を求めていました。RECAIUSは高い品質でそれら全てを実現可能であり、また動作環境がコンパクトなところが弊社のロボットデバイスに非常にマッチした製品であるため採用いたしました。今後も東芝グループ様との連携で生み出す新しい価値を武器に、さらなるロボットビジネスの拡大を図って参ります。」

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図1 人工知能ロボット「Kibiro」
図1 人工知能ロボット「Kibiro」
図2 「Kibiro」 ご利用イメージ
図2 「Kibiro」 ご利用イメージ

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■東芝コミュニケーションAI「RECAIUS™(リカイアス)」について

 音声や映像から人の意図を理解しビジネスと生活の安心・快適な活動をサポートするサービスです。東芝が長年にわたり研究開発してきた、音声認識、音声合成、翻訳、対話、意図理解、画像認識(顔・人物画像認識)などのメディア知識処理技術(メディアインテリジェンス技術)を融合し体系化しました。RECAIUSは、新しいライフスタイルやビジネスの創出に貢献します。

■Kibiroについて

KibiroはFRONTEOコミュニケーションズが提供する、コミュニケーションの課題解決にフォーカスした人工知能ロボットです。対面者に優しい外観デザインと身振り手振りによる感情豊かな応対を特徴とし、接客や案内など様々なビジネスシーンで広く活用されています。また、クラウドネットワークで FRONTEO が独自開発した人工知能「KIBIT」と繋がることで、状況を判断し適切な情報の提供を可能としています。

・RECAIUS(リカイアス)ホームページ:
https://www.toshiba.co.jp/recaius/

・RECAIUS音声ビューア/音声認識サービス ホームページ:
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/ai-iot/recaius/lineup/viewer.html

・RECAIUS 音声合成ミドルウェア ToSpeak™ ホームページ:
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/ai-iot/recaius/lineup/tospeak.html

・Kibiro ホームページ:
https://www.fronteo-cc.com/kibiro/

RECAIUSは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の日本またはその他の国における登録商標または商標です。
Kibiroは、株式会社FRONTEOコミュニケーションズの日本またはその他の国における登録商標または商標です。
その他、本文章に記載されている社名及び商品名はそれぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。

以上