ニュースリリース

　東芝ソリューション株式会社（本社：東京都港区、取締役社長：梶川茂司）のグループ会社である、情報システムの運用・監視・保守等の業務を担う「東芝ＩＴサービス株式会社」と、郵便区分機・現金自動預払機の保守・運用管理業務を担う「東芝ソシオシステムサポート株式会社」は、運用・保守サービス事業の効率化、強化をはかるため、「東芝ＩＴサービス株式会社」を存続会社として本年４月１日付で統合することを発表します。
　この統合により、経営資源の集中化を行い、情報システム系からメカトロニクス系までカバーする幅広い運用・保守サービス体制を構築し事業拡大を目指します。

　運用・保守サービスを含むＩＴアウトソーシングサービス市場は堅調に伸長しており、今後、クラウドやSaaS等の利用が増えることにより、それに伴う運用・保守サービスの需要は拡大するとともに複雑化していくと考えられています。

　「東芝ＩＴサービス」は、長年にわたりマルチベンダー対応によるＩＴシステムの運用・保守サービスを提供しており、近年、お客様の多様化するご要望に応えるため、お客様のシステムをトータルにサポートできるサービス体制の拡充に取組んでいます。

　一方、「東芝ソシオシステムサポート」は、郵便・金融関連市場に納入されている業務用機器の保守サービスを提供していますが、昨今、メカトロニクスとＩＴが融合したシステムの増加に伴い、ＩＴシステムを含む運用・保守サービスの提供へと、業務内容が拡大してきました。

　今回の統合により、両社が保有している、拠点・コールセンター・技術・サポートシステム等の機能を融合してサービスを拡大・強化します。また、これら経営資源の集中化により、全国拠点のカスターマエンジニアの多機能化やスキル向上を効率的に進めます。

　存続会社となる「東芝ITサービス」は、今後、東芝ソリューショングループにおける運用・保守サービス会社として、多様化するお客様のご要望に確実にお応えし、より一層の高品質で充実した運用・保守サービスの提供をおこなっていきます。