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鹿児島銀行が、東芝ソリューションの
オペレーショナル・リスク内部管理ソリューション「事務品質アラーム®」を導入
~九州地区で初の導入。事務ミス登録・分析により銀行業務を改善~

2009年2月19日
  • 東芝ソリューション株式会社

 東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:梶川茂司)は、株式会社鹿児島銀行(本社:鹿児島県鹿児島市、頭取:永田文治)へ、オペレーショナル・リスク内部管理ソリューション「事務品質アラーム®を納入、2009年1月より運用開始したことを発表します。
  「事務品質アラーム®はオペレーショナル・リスク内部管理に求められるPDCAサイクル全てをカバーする日本唯一のソリューションパッケージです。これまで全国18金融機関に導入しており、鹿児島銀行への導入は九州地区の金融機関では初めてのことです。

 2006年から施行された「バーゼル Ⅱ(新しい自己資本比率規制)」では、自己資本比率を算出する際に、従来の「信用リスク(貸し倒れリスク)」、「市場リスク(保有資産の相場変更リスク」に加えて、新たに「オペレーショナル・リスク(事務リスク)」が加わりました。これに伴い、これまで定量的に計測されることの少なかったオペレーショナル・リスクに対する管理能力が金融機関の経営本質を計る指標に加わり、これらを的確にコントロールする動きが本格化してきました。
 このような背景の下、鹿児島銀行は、多くの金融機関への導入実績があり、導入しやすいパッケージソフトである「事務品質アラーム®の導入を決定しました。

 「事務品質アラーム®は、金融機関の事務リスクや品質を評価・分析し、改善計画を策定するシステムです。銀行内で過去に起きたミスやクレームをデータ化、関係者への通知を行い、真の悪化要因を抽出します。また、損失に結び付く可能性のある指標を浮かび上がらせ、改善計画作成を支援するなど、計量化のためのデータ収集からモニタリングまで、金融機関の事務改善をサポートします。

 今後、東芝ソリューションは、全国の金融機関はもちろん、鹿児島銀行への導入実績を元に、九州地区の金融機関へ本ソリューションを拡販していく予定です。

 

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PDCAサイクル:マネジメントサイクルの1つで、計画(plan)、実行(do)、評価(check)、改善(act)のプロセスを繰り返すことにより継続的な業務改善活動を推進する。

●鹿児島銀行 システム全体図

システム全体図

 

事務品質アラームは、東芝ソリューション株式会社の登録商標です。

 

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