ニュースリリース

東芝ソリューション、個人情報保護対応ソリューション第1弾、
個人情報保護対応基準(PDPS3)をコンタクトセンタソリューションに適用


2005年11月9日 東芝ソリューション株式会社

 

 東芝ソリューション株式会社(本社:港区芝浦1-1-1、取締役社長:梶川茂司、以下東芝ソリューション)は、個人情報保護法に準拠した独自の「個人情報保護対応基準(PDPS3)」をコンタクトセンタソリューション「CT-SQUARE®」に、個人情報保護対応ソリューション第1弾として適用しました。 「個人情報保護対応基準(PDPS3)」は、個人情報保護法に関する経済産業省ガイドライン(注1)に対する適合状況を簡単に把握することができ、個人情報保護に対応した高いセキュリティのシステム構築と運用が可能になります。


「個人情報保護対応基準(PDPS3:Personal Data Protection Standard for Solution Systems)」は、経済産業省ガイドライン等の各種の公的基準を考慮し、個人情報を取り扱う事業者が行うべき管理策として取り上げられた、「組織的安全管理措置」「人的安全管理措置」「物理的安全管理措置」「技術的安全管理措置」の4要素について、ソリューションシステムとして満たすべき要件36項目を詳細かつ具体的に定めた東芝ソリューションの社内基準です。東芝ソリューションでは、特にお客様が多くの重要な個人情報を管理しなくてはならない業種や業務について、お客様が個人情報保護法に迅速かつ適切に対応できるよう、ソリューションシステムにこの基準を適用する活動を続けてまいりました。


従来のシステムでは、システムの機能を一つ一つ確認しなければ経済産業省ガイドラインに適合しているか確認できない場合が多くありましたが、「個人情報保護対応基準(PDPS3)」を適用することで、その評価結果である「適合性評価シート」により、経済産業省ガイドラインへの対応状況を一目で把握することができ、この評価シートに基づいて独自の個人情報保護対策を適切に実行することができます。


今回「個人情報保護対応基準(PDPS3)」を適用したコンタクトセンタソリューションCT-SQUARE® は、お客様の顧客情報にアクセスするオペレータの認証機能およびアクセス制御機能などを強化することで個人情報保護セキュリティ対策を施したもので、「個人情報保護対応基準(PDPS3)」を適用した第1弾の業種・業務ソリューションとなります。
東芝ソリューションは、今後とも個人情報保護対応のシステムソリューションを順次リリースすることで、お客様が保有している個人情報を守り、お客様の情報セキュリティ管理をご支援できる総合的なセキュリティソリューションの提供を目指してまいります。

■ コンタクトセンタソリューション CT-SQUARE®
東芝ソリューションのコンタクトセンタソリューションCT-SQUARE® は、お客様の重要な顧客接点であるコンタクトセンタを、迅速かつ確実に実現するソリューションです。豊富な実績に基づき、お客様相談・修理・サービスといった業務、インバウンド・アウトバウンドといった受付形態別のテンプレート、コンポーネントをラインナップし、さまざまなコンタクトセンタの統合、基幹システムとの連携を実現します。

(注1)「個人情報の保護に関する法律についての経済産業分野を対象とするガイドライン」 経済産業省
平成16年6月に経済産業省から発表されたガイドライン。(最新版 平成16年10月発行)「個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号、いわゆる「個人情報保護法」)第7条第1項に基づき平成16年4月2日に閣議決定された「個人情報保護に関する基本方針」を踏まえ、また、同法第8条に基づき法に定める事項に関して必要な事項を定め、経済産業省が所管する分野及び同法第36条第1項により経済産業大臣が主務大臣に指定された特定の分野(いわゆる「経済産業分野」)における事業者等が行う個人情報の適正な取扱いの確保に関する活動を支援する具体的な指針」として、個人情報の定義、個人情報取扱事業者の義務等が、様々な業種の参考例と共に定められています。


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