ニュースリリース

介護予防支援事業分析システムの商品化について

2005年6月28日

東芝ソリューション株式会社

 
 東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区 取締役社長:河村 進介 以下東芝ソリューション)は、自治体の介護予防を支援するための「事業分析支援システム ALWAYS-G」、および「介護予防支援システム ALWAYS-P」を商品化しました。

東芝ソリューションは、2000年より自治体向けに業務パッケージ「要介護認定支援システム ALWAYS-J」を販売・納入してきました。そのノウハウを活かし商品化されたALWAYS-GおよびALWAYS-Pは、これまでの自治体の介護保険事業により蓄積された介護保険データを活用し、分析や最適プランの抽出を行うものです。


介護予防とは、要介護状態者のほか、虚弱者、アクティブシニアなど要介護リスクを持つ人を対象に最適な予防サービスにつなげていくという考え方です。高齢化が進む中、自治体の介護保険事業コストも年々増加の一途をたどり、介護予防事業の重要性が高まっています。国も5年目を迎える介護保険制度を第3期介護保険制度としてより良いものにするために見直しながら「新予防給付・地域支援事業」を継続・推進しています。


要介護者の増加を食い止めるには、「介護予防&地域支援事業施策」を適確に行う事が必要になります。ALWAYS-GおよびALWAYS-Pは、介護保険制度施行より蓄積された認定データ、給付データ、高齢者データといった対象者の関連情報を全て電子台帳化することにより、実績管理から介護予防に関わる各種サービス、地域資源活用・効果分析までの計画・実行・評価のサイクルを繰り返し行うことができ、介護予防事業ノウハウの継続的な蓄積・改善といった予防サイクルをトータルに支援します。これにより、自治体では高齢者福祉行政コストおよび市民の負担・不安を抑制する効果が見込めます。


ALWAYS-GおよびALWAYS-Pは、モデル自治体として香川県高松市、東京都日野市、滋賀県近江八幡市に納入されています。



【ALWAYS-G、Pの特徴】
・優れた操作性: 専門的知識を必要とせず、誰でも簡単に操作できます。
・豊富な分析項目: 蓄積されたデータを活用した付加価値の高い実用的な分析が可能です。
・ビジュアルな表現: 見易さを配慮した直感に働きかけるグラフ作成が可能です。

◆事業分析支援システム ALWAYS-G を使って分析した例です。

  居宅介護支援事業者別 利用訪問介護事業所統計
  居宅介護支援事業者ごとに利用している訪問介護事業者ごとの統計結果の一例です。
これは特定の訪問介護事業者に偏らないよう国や県の指導がでていることから、居宅介護支援業者ごとに利用している訪問介護事業者に偏りがないかの確認手段として活用いただけます。

居宅介護支援事業者別 利用訪問介護事業所統計
 
  訪問介護事業者別 提供訪問介護サービスモデル統計
  訪問介護事業者ごとに提供しているサービスの種類を統計した結果の一例です。
これは訪問介護事業者が、どのような種類の訪問介護サービスを提供しているか把握する手段として活用していだだけます。

訪問介護事業者別 提供訪問介護サービスモデル2統計




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