過去に登録した翻訳文から類似文を参照することで翻訳作業の効率を高める「翻訳メモリ機能」では、「訳したい文」と「類似文」で異なる部分の色分け表示や、「訳したい文」と「類似文」の翻訳文との間で共通する語句を推定し、対応して表示することにより、類似文中で流用できる部分や修正必要な部分がわかりやすくなりました。登録文中でのフレーズの使用法をKWIC形式*1で参照表示することにより、適切な用法での訳語を簡単に知ることができます。これにより蓄積した翻訳資産の活用の幅を広げます。 *1 Key Word In Context:キーワード前後の文脈を同時に表示する形式
翻訳したい分野の文書をコーパス*4に登録すると登録文書で使用されていた語句が優先して使用されるので、その分野らしい翻訳結果を得ることができます。例えば、日本語の証券関連の文書を登録してから、本機能を使うと、「The
stock of this brand brings profit.」という原文を、「この銘柄の株式は利益をもたらします。」と、はじめから適切に翻訳することが可能です。
このように本機能は、登録する文書が英日のペアである必要がなく、英日翻訳ならば日本語、日英翻訳ならば英語の文書だけの登録でよいため、参考にする文書を集めやすいという特長があります。 *4 ここでは、狭義の意味で電子化文書を収集し、データベース化したものを指します。広義には資料文献の集成、全集を意味します。
Microsoft Word 2000/2002/2003、Microsoft Excel 2000/2002/2003
PowerPoint2000/2002/2003、FrontPage2000/2002、
Microsoft Access 2000/2002、一太郎12/13/2004、
秀丸エディタV3.x~V4.1x、Adobe FrameMaker 7.0
音声ツール
英語:(本商品に付属)
Microsoft Speech
Recognition Engine(認識)
Microsoft Text-to-Speech
Engine(合成)
日本語:
ViaVoice 8~10、LaLaVoice 2001