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東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:河村 進介、 以下 東芝ソリューション)は、より高いセキュリティを電子ワークフローに組み込んだ『指紋』ワークフローの販売を開始致します。
『指紋』ワークフローは、印鑑を押す感覚で承認行為を実現します。これは認証ではなく、経営者や管理職の意志決定時に有効なシステムで、日本固有の稟議にも対応しています。指紋による高度なセキュリティを実現することで、「なりすまし」による承認や、情報漏えい防止に役立ちます。ベースとなるアプリケーションサーバから各業務アプリケーションまでを取り揃え、フレームワーク上で、統合された業務アプリケーションを構築することが可能です。また、導入後の高い拡張性を保持しています。
指紋認証には、周波数解析法(*1)を採用し、本ワークフローには、当社が開発した、ワークフローオーサリングツール「フォーマット・デザイナー(R)」(*2)の新機能モジュールを利用します。「フォーマット・デザイナー(R)」は、株式会社NTTデータ イントラマート(本社:東京都港区、取締役社長:中山 義人)の「intra-mart ベースモジュール/フレームワーク」のワークフローモジュールと連携しており、高いセキュリティレベルのワークフローシステムを短期間で容易に拡張構築することが可能です。指紋認証は、株式会社ディー・ディーエス(本社:愛知県名古屋市中川区、取締役社長:三吉野 健滋、以下DDS)の「UBF」製品を採用しています。
ITインフラの中で、パスワード等に代わるセキュリティ強化対策として、バイオメトリクス認証技術(*3)が注目を浴びています。バイオメトリクス認証には、指紋、音声、目、DNAなど多様な方法がありますが、現在、低コスト、高認証精度、高安全性を求められる市場ニーズにマッチするのが、指紋によるバイオ認証方式です。
東芝ソリューションは、今後も指紋認証技術と同社のアプリケーション構築ノウハウを組み合わせて、次世代の企業ITインフラ環境を御提供していきます。これにより同事業で、年間8億円の売上高を目指します。 *1 周波数解析法(DDSが特許申請中) DDSが開発した、指紋紋様の盛り上がった部分(隆線)の端点や分岐点といった属性と、それらの相対的な位置関係を特徴情報として捉える技術。処理時間が速く、認証精度が高いことが特徴。指紋画像で照合するパタンマッチング方式や指紋の特徴を比較するマニューシャ方式よりも優位な技術として注目を浴びている。 従来は、小規模な(1~500名程度の)環境において利用されることが多かった指紋認証システムですが、最近は大規模な指紋認証を検討・導入する企業が増加しています。当社の『指紋』ワークフローでは、認証規模が大きくなっても、下記のような事に対応ができるのが特徴です。 ・指が傷ついても、本人認証ができる ・指紋画像ではないため、複製される恐れがない。 ・特徴のない指紋でも登録できる。(日本人の3~4%は登録できない指紋。) *2 「フォーマット・デザイナー(R)」 ・ノンプログラミングで、電子申請の申請書を自動作成することが可能。 ・利用者は、「異動」「結婚」などのイベントからQ&A方式で提出が必要な申請書を検索するこが可能。 ・「intra-mart」ワークフロー機能と連動可能。 ・PDA端末にも対応しており、モバイル環境からも利用可能。 *3 バイオメトリクス認証技術 個人を本人確認する際に、指紋や声などのその人特有の身体的な特徴を使って判別する認証システムの方式。
※ 「フォーマット・デザイナー(R)」は東芝ソリューション株式会社の登録商標です。 詳細情報は、別紙を参照ください。
◆株式会社ディー・ディー・エス URL: https://www.dds.co.jp/