ニュースリリース

レンタルサーバ『WebARENA Suite2』 グループウェア『desknet’s e V4』に対応

2004年6月30日 東芝ソリューション株式会社
株式会社NTTPCコミュニケーションズ

 
 東芝ソリューション株式会社(取締役社長:河村進介、本社:東京都港区)と、株式会社NTTPCコミュニケーションズ(以下NTTPC、代表取締役社長:川守祐市、本社:東京都港区)は、レンタルサーバ『WebARENA Suite2(ウェブアリーナ・スイート2)』において、グループウェア『desknet’s e』の新バージョン『desknet’s e V4』に7月6日から対応します。

『desknet’s e V4』は、レンタルサーバ上での利用にあわせて、株式会社ネオジャパン*1の提供する『desknet’s V4』を改良したものです。現在、レンタルサーバでグループウェア『desknet’s V4』に対応しているのはNTTPCを含め2社のみであり、『WebARENA Suite2』では、より低価格でご利用いただけます。この組み合わせは、携帯電話やモバイルで非常に使いやすく、情報技術の専門知識がないお客さまでも、多くの機能を安心してご利用いただけます。ますます進化する電脳社会の中で、メールや、Web、グループウェアが、簡易で、リーズナブルにご利用いただけるこのサービスは、中小企業やSOHOのお客さまにとって、最適なパッケージです。


東芝ソリューションとNTTPCは、ASPに代わる新たなソリューションとして、2000年11月から、日本で初めて、レンタルサーバ上でのグループウェア提供を開始しました。NTTPCは、自社の提供するレンタルサーバ上で『desknet’s e』のプロモーションを実施し、購入希望者に対しては東芝ソリューションがコンサルティングを実施するという形態で業務提携を行っています。この両社が提供するパッケージは、「サーバの運用をアウトソーシングする」というASPのメリットと、「ソフトウェアのライセンス購入」によるリーズナブルな料金という2つのメリットを実現しています。レンタルサーバのWebサーバとメールサーバの環境と、グループウェアをパッケージにしたサービスは、中小企業やSOHOのお客さまから多くのご採用をいただき、現在、500社10,000ユーザ以上の利用実績があります。東芝ソリューションとNTTPCは、今回の新バージョン対応により、2005年度末までに、倍増の1,000社20,000ユーザ達成を目指します。


『desknet’s e』及び『desknet’s e V4』は、「desknet's」の開発元であるネオジャパン社よりライセンスを受け、WebARENA向けに提供する東芝ソリューションの商品です。東芝ソリューションでは、「協創-Collaborative Innovation-」という経営理念の下に、お客さまに、より安心して、よりリーズナブルな商品をお届けしております。この『WebARENA Suite2』+『desknet’s e』も、正に経営理念に基づく企画商品であり、情報技術の専門知識がないお客さまでも、最新の情報技術がもたらす恩恵を享受していただけるものです。サーバを自社で持つより安心で、ASPサービスより安価となるこの企画は、お客さま満足度のあくなき向上を目指す東芝ソリューションから生まれたものです。特に、情報技術の専門知識のない中小企業やSOHOのお客さまなどには、ITコーディネータの資格を持つ専門技術者がきめ細かく対応し、より満足していただけるよう努めております。


『WebARENA Suite2』は、『WebARENA Suite*2』の新シリーズとして2003年7月24日に提供開始しました。『WebARENA Suite』で好評の「メールアドレス無制限」、「無料メールウイルスチェックサービス」、「フリーCGIプログラム対応」などの機能はそのままに、更に「Webメール」や、「メール自動返信」など新機能等の40以上の機能アップを図りました。この豊富な機能に加え、高い信頼性と、NTTPCの保有する25Gbps超の高速バックボーンに直結されたサーバによる快適な通信環境から、ユーザ数で前年度比125%以上という高い成長率を達成しました。『WebARENA Suite』と『WebARENA Suite2』で、合計30,000のお客さまが利用しています(2004年3月末現在)。


ネオジャパンの『desknet's』は、中小企業・団体から、大手企業・官公庁まで、あらゆる規模・業種にわたり、国内最大規模の導入実績があり、パッケージ販売およびASPサービス提供を合わせて、約30,000社が利用しています。今回、提供を行う『desknet’s e V4』には、スケジュール管理、ワークフロー、プロジェクト管理などの豊富な機能が用意されています。


また、本パッケージとは別に、東芝ソリューションとNTTPCでは数百人規模のユーザに対応した『WebARENA Solo with desknet's Enterprise』の提供も行っております。


『desknet’s e V4』のポイントは以下のとおりです。


『desknet’s e V4』のポイント

1. 機能概要
・ 簡単インストール機能
 クリック操作のみで、『WebARENA Suite2』上で、『desknet’s e V4』をインストールすることができ、直ちにすべての機能がご利用いただけます。

・ 60日のお試し利用
 『WebARENA Suite2』をご利用のお客さまは、『desknet’s e V4』の60日間無償試用が可能です。お試しでご利用いただいた後に、ご購入を判断していただき、気に入った場合に、ライセンスをご購入いただきます。

・ 携帯電話、モバイル(PDA)対応を標準装備
 『desknet’s e V4』では、インストール直後から、各種携帯電話からのアクセス、モバイル(PDA)からのアクセスが可能です。

※ 対応する携帯電話は、iモード、ボーダフォンライブ!、WAP2対応EZWeb、AirH"phoneです。
※『desknet's e V4』の標準では、iアプリ対応を含んでおりません。

・ 豊富な20機能
 『desknet’s e V4』では、豊富な20機能が利用できます。前バージョンに比べ、「アンケートが追加され、ほとんどの機能において、改善や機能追加が図られています。

-機能一覧-
 「スケジュール」 、「To Do」、「ウェブメール」、「伝言所在」、「タイムカード」、「設備予約」、「ワークフロー」、「回覧板」、「インフォメーション」、「アドレス帳」、「アンケート」、「電子会議室」、「文書管理」、「購買予約」、「プロジェクト管理」、「仮払精算」、「備品管理」、「レポート提出」、「メモパッド」、「キャビネット」

※ 『desknet's』のタイマーを使用する「アラーム」、スケジュールの「予定通知」と「企業間共有スケジュール自動シンク設定」は『desknet’s e V4』では利用できません。

2. セキュリテイ対応
・ SSL*3対応:『WebARENA Suite2』のSSLオプションを利用いただくことで、グループウェアを使用する際に、サーバ間と、利用者の端末間の通信を暗号化し、盗聴を防ぎます。

・ アクセス制御機能:接続元のIPアドレスやドメイン名により、サーバへの接続を制限することで、不正なアクセスを防ぎます。

・ メールウイルスチェック:『WebARENA Suite2』は、メールアドレス数が無制限で、全てのメールアドレスに無料でウイルスチェックが利用できます。

3. 料金
『WebARENA Suite2』をご利用のお客さまは、『desknet’s e V4』の60日間無償試用が可能です。また、ライセンスは定価の約3割引の特別価格で購入できます(10ユーザで47,250円~)。『WebARENA Suite2』は、月額4,410円(基本ディスク容量100MB+増設50MB)から利用できます。
なお、1年目は『desknet’s e V4』の保守サービスは無料ですが、2年目以降は有料となります。
現在、『WebARENA Suite2』では、新規加入時に1カ月分の月額基本料金が無料となる「1ヶ月無料キャンペーン」を実施中です。この機会に『WebARENA Suite2』のご加入を検討ください。

東芝ソリューションとNTTPCでは、今後もお客さまに求められる高機能で低価格なサービスの提供を目指し、『WebARENA Suite2』と『desknet’s e V4』のサービス拡充を行ってまいります。



※ 1 株式会社ネオジャパン :本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:齋藤 晶議
コンサルティングからアプリケーション・システムの企画/設計/開発/ネットワークインフラ構築等、システムにかかわるあらゆるサービスを統合的に提供。主な事業内容は以下の通り。

(1)パッケージソフト(グループウェア desknet's/営業支援システム SSS)の開発及び販売
(2)システムインテグレーション
(3)イントラネット・インターネットソリューション
(4)ソフトウェア受託開発 URL https://www.neo.co.jp/

※ 2  WebARENA Suite : NTTPCが1999年7月から提供を開始した共用レンタルサーバ・サービス。

※ 3 SSL(Secure Socket Layer) : お客さまのWebサーバと、アクセスされるパソコンのWebブラウザ間の通信を暗号化する。SSLの暗号化により情報の保護を行い、安心かつ安全なWebビジネスを支援する。


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