設備資産管理をデジタル化し保全業務の
働き方を見直す設備管理ソリューション

設備管理では、「設備が壊れたら直す」のではなく、設備の計画、設計、製作、調達から運用・保全、廃却・再利用に至るまで、すべての段階で設備の効率的な活用をマネジメントすることが求められ、設備のライフサイクル情報をトレースできる状態で一元管理することが重要です。また、事業環境や社会環境の変化に素早く対応するためには、設備管理に必要なデータモデルを備えたパッケージソリューションの利用が効果的です。

当社は、「設備保全業務を標準化・最適化したい」「設備保全にかかるコストを削減したい」「様々なシステムのデータを一元管理したい」といった設備のライフサイクルに関する様々な課題を、東芝が社会インフラで培ってきた設備管理(EAM※)システムの導入・運用ノウハウを活かした設備管理ソリューションで解決します。

※EAM:「Enterprise Asset Management」の略。企業や組織がもつ有形資産の保守管理を、各資産のライフサイクル全体を通して行う仕組みのこと。

設備管理を取り巻く背景と様々な課題

電力、工場、その他社会インフラなどの設備管理においては、設備保全業務の業界標準化や法制度変更に対する対応、設備の複雑化・高経年化による保全コストの高騰、設備管理業務に携わる人材不足および高齢化やノウハウ継承不足など多くの課題を抱えています。また、設備管理をデジタル化し保全情報を有効活用することによる業務の効率化・最適化が求められています。このような設備管理に関する様々な課題を、3つのソリューションで解決します。

設備管理を取り巻く背景と様々な課題

課題解決のヒントがここにあります!

設備保全業務を標準化、
最適化したい

  • 独自に設計した設備保全業務の見直しをしたい。
  • 各種規制・制度に迅速に対応したい。
  • システム導入のリードタイムを短縮したい。
     

SAPジャパンが提供する「SAP S/4HANA®」および「SAP BW/4HANA®」をベースとした設備管理ソリューションのテンプレートで設備保全業務の標準化、高度化を支援

設備保全にかかるコストを
削減したい

  • 保全計画を最適化しコスト削減やリソースの平準化を実現したい。
  • 保全計画を立てるために設備がいつ故障するのかを予測したい。
  • 非効率な修繕、交換作業を減らしたい。
     

設備の故障リスクをベースとした設備パフォーマンス管理(APM) ・設備投資最適化(AIPM)ソリューションで設備のリスクを算出し、説明性のある最適な交換時期や工事スケジュールを提案

様々なシステムの設備データを
一元管理し有効活用したい

  • 別システムで管理されている何種ものデータを一つにまとめたい。
  • 設備の点検、修繕、更新作業の承認と結果の入力を一つのシステムで実現したい。
  • 蓄積されたデータを活用し、保全業務のデジタル化、業務プロセス変革につなげたい。

設備保全業務のデータを一元管理するマネージドサービス。設備情報の可視化とPDCAサイクルによる適切な設備管理を支援

設備管理システムの導入効果

設備管理システム(EAM)導入により、設備管理に関わる現場の作業者から管理者、経営層までがPDCAにより業務を効率化・高度化することで、企業の経営効率向上への貢献が期待できます。

特長

コンサルテーションから保守・運用までトータルサービスでお客様の課題を解決いたします。またDX推進に向けたIoTやAIなどのデジタル技術の活用をご提案します。

各フェーズにプラス東芝でお客様の課題を解決

設備管理業務の知見に基づく解決策の提案

さまざまな業界の設備管理業務で多くの課題を分析・整理して培ってきたノウハウをベースに、お客様の課題から解決策を導き出します。
アセットマネジメントの国際規格であるISO 55000シリーズに準拠した考え方で、業務を設計いたします。

コンサルフェーズ

お客様それぞれに合った仕組みの提供

IBM Maximo、SAPのアプリケーション評価を行っており、お客様に合った仕組みをご提供します。

コンサルフェーズ

業務ノウハウに基づく効率的な
パッケージ開発プロセス

当社のパッケージ開発プロセス定義に基づくFit/GapやCRP(Conference Room Pilot)を実施することで、後戻りや後工程での見直し・修正を削減し、システム開発の遅延リスクを回避します。

要件の確定フェーズ

SI開発標準の適用による開発の品質・効率を確保

EAMの開発やパッケージ開発の実績で蓄積したSIメソッドにより、機能実装とインフラ設計を行います。
オリジナルアドオンや開発ツールを活用することで、品質リスク低減と効率化に貢献します。

開発フェーズ

体系化された保守サービス
AMS:Application Managed Service

他社が構築したシステムも含めた運用・保守の統合・一元化により、システム保守コストを抑制し、運用・保守ノウハウの共有・引継ぎを容易にします。

運用・保守フェーズ

次世代EAMへの取り組み
 

設備の故障予測やリスクベースメンテナンス、現場作業の効率化など、より効果的な設備管理業務をシステムにより支援します。
(リスクベースメンテナンス、予兆保全、有効性評価、モバイル対応等)

高度化フェーズ

関連リンク

国際標準「ISO55000」に対応した、設備情報の可視化とPDCAサイクル管理のためのソリューションです。
適切な設備管理と次世代へのノウハウ継承、ライフサイクルコスト比較による効率的な設備投資が可能です。
豊富なパッケージ提供実績に裏打ちされたEAM基盤パッケージの運用サービスを提供します。

※本サイトに記載されている社名、製品名およびシステム名は、各社が商標または登録商標として使用している場合があります。