営業店OCRを活用して重要文書をイメージファイリング、センターに集中保管。文書管理の負荷を軽減し、営業店の業務効率化、顧客業務対応の向上にも貢献。
- 営業店で取り扱う金融商品・サービスの多様化、個人情報管理の厳格化に伴い、多量の重要文書を効率的に管理することが急務であった。営業店では、保管スペースが限られており、文書の検索や棚卸作業にも大きな負担があった。
- 為替用に設置した営業店のOCRスキャナを活用し、異なるサイズや色、紙厚の文書を仕訳不要で同時に読取処理を行う。イメージデータを一元管理し、営業店業務を大きく効率化。現物は堅確にセンター集中保管、他行との共同利用によるシェアードサービスも開始。
ソリューション事例概要
導入の背景全文を読む
- 銀行内の主要帳票、1,300種類・14業務領域に関わるドキュメント類を営業店全店のOCRスキャナでイメージファイリング化。
- 一定期間を過ぎた帳票類は文書管理センターで一括管理。
導入の経緯全文を読む
- 東芝ソリューションのOCRスキャナを全営業店に設置、為替をはじめとする帳票や書類のイメージデータを一括処理・管理する体制を構築。
- 営業店事務の効率化を背景に、より高度な文書管理処理を目指した社内プロジェクトがスタート。
導入のポイント全文を読む
- 銀行商品やサービスの多様化、個人情報管理の厳格化に伴う各種帳票類が増加・複雑化。営業店業務の負担軽減、文書保管のリスク管理強化を進めるため、営業店OCRの有効活用。
- 業務の効率化・集中化・堅確化を推し進め、本店・支店双方からデータ閲覧できるイメージファイリング機能のある全店規模の文書管理システムを構築。
導入の効果全文を読む
- 新しい文書管理センターを建築、1,300種超の文書保管ルールを標準化し一元管理。営業店の各種帳票類の登録や検索確認、保存、廃棄作業に要する負担を軽減と文書保管スペースを縮小した。
- システム構築による業務改革を進め、年間4,000万円規模のコストを圧縮。
将来展望全文を読む
- 帳票類取扱ノウハウを活用し、他の金融機関との共同利用によるシェアードサービスの展開を模索。
お客様の企業情報
- 会社名:
- 株式会社北海道銀行
- 設立:
- 1951年3月
- 頭取:
- 堰八 義博
- 所在地:
- 札幌市中央区大通西4丁目1番地
- 概要:
- 預金業務、貸出業務、為替取引、外国為替業務ほか普通銀行業務全般
- URL:
- http://www.hokkaidobank.co.jp
- 導入プロダクト:
- 文書管理システム
ここに掲載しているコンテンツは、日本経済新聞 電子版広告特集「先端企業が挑み続けるイノベーションの姿」として、2013年3月〜2015年3月まで掲載されたものの転載です。
2013年2月14日に取材した内容を基に構成しています。コンテンツ内における数値データ、組織名、役職などは取材時のものです。