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コラム

“人間力”ある人づくりを目指して(7)

2018.1.22

〜社会人基礎力から見る人間力②〜

新年を迎え、これまでの延長線ではなく「今年こそは」と目標を新たにする機会ですが、皆さんはいかがでしょうか。「昨日の自分より今日の自分が、どれだけ成長できたのかを日々問い続ける」。そんな学び続ける一年でありたいと考えています。

さあ、今回も人間力を色々な視点から捉えるために「社会人基礎力」との関わりについて取り上げます。第2回目は『創造力』そして『実行力』です。

考え抜く力『創造力』

刻々と変化するビジネス環境の中で、企業は常に新しい価値を生み出し、変化していかねばなりません。ただ漫然と5年前、10年前と同じような仕組みや発想で仕事をしていても、厳しい競争は勝ち抜けません。そのため、社員一人ひとりにも、創造力が大いに求められます。

創造力に必要な要素は「問題意識や動機を常に持つこと」「その問題意識に沿った情報収集力」「それらの情報を駆使した柔軟な発想と応用力」になります。そして、創造力を発揮するための第1のステップは「物事に対して問題意識や動機、好奇心を強くもつこと」です。

創造力と聞くと、何もないところから突然アイデアが湧いてでてくることをイメージしがちですが、実際にそのようなことはありません。例えば、Webのデザインをしている人であれば、頭の中には常に「最高のWebデザインを作り上げたい」という動機を持っています。これをテーマと呼んでもいいでしょう。

テーマを持たない人が街を歩いたり雑誌を眺めていても情報は素通りするだけですが、テーマを持っていれば、思いがけないところに有益な情報を見出すことができ、それがアイデアの源泉となっていくのです。

本稿も昨年の7月から始めて、早や半年が過ぎました。次は何を書こうかと、日々、人間力を磨くテーマで頭を巡らせています。小さな挑戦ではありますが、継続することにより気づく力を磨いていると感じています。

前に踏み出す力『実行力』

実行力を養うためには“「挑戦する」ことの習慣化”が必要になります。経験や知識不足があると、自分に自信が持てず、何事にも及び腰になったり、不安を抱いたりしがちです。しかし、そのような後ろ向きの考えのままでは、自分の成長の機会をみすみす失っているかもしれません。

あなたの実行力を少しずつ高めていくために、日頃から「小さな挑戦を続けてみる」「迷ったらやってみる」という習慣を身につけてみてはどうでしょうか。

拙い体験ですが、私は入社2年目に3か月間、アメリカ出張の機会を頂きました。初めての海外で、一人での出張、ホテルだけ予約されているというサバイバルな旅でしたが、入社早々に購入した英語教材で、毎日のように勉強していましたので、課長から「英語を勉強しているそうじゃないか。今度、アメリカへ行ってくるか?」と聞かれた時に迷うことなく「はい、行きます」と即答しました。それがきっかけで、海外での生活や仕事にも自信がつき、毎年のように海外出張の機会に恵まれました。

人間は、どんなことであろうと新しいことに挑戦すると高揚感を覚えるものです。まずは小さいことから始めて、挑戦することを習慣化してしまえば、あなたの成長速度も少しずつ変わってくるはずです。

実は、英語を勉強して海外で活躍したいとの思いは入社して出会った先輩社員のおかげでした。その先輩は、入社後に勉強して英検1級を取り、その後米国の大学へ留学し修士号を最優秀の成績で取得したことを体験談で語ってくれました。このような人間的な魅力あふれる先輩との出会いに多くの刺激を受けました。

人間力との出会いは、人間的な魅力ある人との出会いでもあります。

東芝デジタルソリューションズ株式会社 商品統括部 HRMソリューション技術部
真野 広

  • 記事に掲載の、社名、部署名、役職名などは、2018年1月時点のものです。

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