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WebCube® Application Server

WebCube Application Serverは、JavaEEの標準規格に準拠した高信頼なアプリケーションサーバーです。安定したスループットの実現に加え、万一の障害を早期に解決する「トレース機能」を装備。大規模システムから小規模システムまで柔軟に対応できるラインアップにより、様々な用途のアプリケーション基盤の信頼性向上を実現します。

特長

安定したスループットと障害からの早期解決を実現する高信頼なアプリケーションサーバー

安定したスループットの実現

業務毎に優先度付けされる「流量制御機能」や、WebCubeのメモリ管理機構となる「Full GCレス機能」により、スループットの向上と安定稼動を実現します。

WebCube Application Server 流量制御とメモリ管理の図を拡大する

優先度に応じた処理を実現「流量制御機能」

ユーザーからの要求は、通常順番に実行されます。多数の処理が実行中の状態では、優先度の高い要求であろうと、長い間待たされかねません。
流量制御機能は、要求を優先度毎に受け付け、バランスよく実行できます。

業務アプリケーションを安定稼動「Full GCレス機能」

突然のレスポンス低下を引き起こすFull GCは、多数の長期間にわたって利用される情報がきっかけとなり発生します。「Full GCレス機能」は、長期間にわたって利用される情報をFull GCの発生しない独自のメモリ領域(Eヒープ領域)に格納し、Full GCを抑止することで安定したスループットを実現します。

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迅速な障害解決「トレース機能」

ブラウザ操作からWebCube、データベースにいたるまでの各機能ポイントのログを自動取得。障害発生時のリクエスト追跡が容易に行えます。

WebCube Application Server トレース機能の図を拡大する

オンライン性能に影響を与えずに、HTTPサーバーから連携するデータベース(Oracle® Database等)を含めて、実行した処理の流れがトレース情報に記録されます。ブラウザからのリクエスト毎にIDで区別できるため、関連する処理を簡単に把握でき、障害発生箇所や性能上のボトルネックの特定を容易にします。

さらに、「アプリケーショントレース機能」では、アプリケーション、フレームワークに手を入れることなく、定義ファイルを設定することでアプリケーション内部のトレース情報を取得できます。

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ワンアクションでスケールアウト「仮想化一括構築」

テンプレートを元に、アプリケーションサーバーが稼働する仮想マシンをワンアクションで作成できます。作成作業はすべて自動化できるので、クラウド環境において、アプリケーションサーバーのスケールアウトを、運用コストをかけずに短期間で実現できます。

バッチアプリケーション実行環境「Javaバッチ実行基盤」

専用のAPIなどを使うことなく、Javaアプリケーションをバッチ処理として実行できます。さらに、バッチ処理の一部としてWebアプリケーションの処理を利用でき、処理の共通化が図れます。

1台から大規模構成まで対応できるラインアップ

高い信頼性を求められる大規模構成から、商用のアプリケーションサーバーの導入が見送られていたシステムまで、幅広い用途に対応できるラインアップを用意し、様々なシステムの安定稼動を実現します。

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新着情報

  • ・2020年6月19日 動作環境を更新しました。

お問い合わせ WebCube® Application Server に関するお問い合わせは、こちらからお気軽にご相談ください。

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  • ・本サイトに表記されている数値および表現は令和2年6月19日現在のものです。
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