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DNCWARE ClusterPerfect

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FAQ

Q1:共有ディスク構成と非共有ディスク構成の違いは何ですか?

  •  A1:共有ディスク構成は、引き継ぐべきデータ(フェイルオーバ対象データ)を共有ディスク上に配置し、クラスタを組むサーバ群とSCSIやファイバーチャネルで接続します。
    この構成では、大量のデータを安全に引き継ぐことが可能ですので、DBシステムなど大規模データを扱うシステムに適しています。

    一方、非共有ディスク構成は、共有ディスクを使用せずフェイルオーバ対象データをローカルディスク上に配置します。対象データの更新が発生した場合には、レプリケーション経路を使用して待機系サーバのデータをリアルタイムに更新します。サーバを1台追加するだけで安価にクラスタを構築できます。
    この構成では、サーバダウンからの復旧時に、データの整合性をあわせる組み込みコピー処理が発生するため、共有データが大きいとコピーに時間がかかり、HAとして機能しない時間が長くなります。
    したがって、非共有ディスク構成は、小規模のデータ(数GB以内)を扱うサービスでの利用をお薦めしています。

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Q2:フェイルオーバが発生するのはどのような場合ですか?

  •  A2:ClusterPerfectではサーバ間でハートビート信号(HB)を出し合うことによりお互いの監視を行います。
    そして稼動系からのHBが一定期間(10〜60秒)途絶した場合、障害が発生したと判断してサービスの引継ぎ(フェイルオーバ)を開始します。また定期的に実行されるミドルウェア監視機能(オプション)で障害が検出された場合もフェイルオーバを行います。
    HBによる監視では、稼動系のpanicや電源断、hungupなどのノード障害を検出できます。
    監視オプションでは、Oracle、Notes、SQLServer、Apache、LANの障害を検出できます。

    これ以外のアプリケーションの監視は、お客様が独自に作成された監視スクリプトを定期的に起動し、その結果でフェイルオーバさせることが可能です。
    なお、システム管理ツールと連携することにより、システムリソースの状況に応じたフェイルオーバも可能です。また、PCサーバのAMS監視機能と連携して、サーバ内のファンや電圧障害等を自動的に検出し、サーバが完全に停止する前にフェイルオーバさせることも可能です。

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Q3:フェイルオーバ時の切り替わり時間(サービスが再開するまでの時間)はどのくらいですか?

  •  A3:ClusterPerfectの切り替え時間、アプリケーションの起動時間、Oracle等ではジャーナルリカバリ処理時間の合計となります。
    引継ぎにかかる時間は、クラスタの設定や使用するアプリケーション、データ量、データ更新頻度等により変わってきますので一概には申し上げられませんが、サーバ復旧で数十秒、データベース復旧で数分〜数十分が目安なります。

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Q4:障害発生時に引き継がれるものは何ですか?

  •  A4: フェイルオーバ時には以下のものを引き継ぎます。

    ・サービス提供用のIPアドレス(論理IPアドレス)
    ・UNC名
    ・NetBIOS名(WindowsNT)
    ・レジストリ
    ・ローカルプリンタ
    ・共有ディスク

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Q5:フェイルオーバ後、クライアントは自動的に新稼動系に接続されますか?

  •  A5:ClusterPerfectは、クライアントからサーバへの接続に仮想IPアドレスを使っています。
    フェイルオーバが発生した場合は、新稼動系に仮想IPアドレスが引き継がれます。
    また、リスナープロセスは、旧稼動系でサービスしていた情報(ポート)で新稼動系にて再サービスを行います。クライアントからは一旦接続が中断されますが、再接続処理を行うことにより自動的に新稼動系サーバにアクセスすることができます。

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Q6:テンプレートはどのようなものを用意していますか?

  •  A6:テンプレートは、特定のアプリケーション向けではなく、クラスタの構成別に用意しております。
    標準では、サーバ数、サービスの引継ぎ方式、共有ディスクの有無、サーバ間接続方式などの組み合わせによって数十種類のテンプレートを用意しています。
    また、上記以外については、お客様のニーズにより個別にカスタマイズして対応可能です。

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Q7:クラスタシステムではサーバは同一構成である必要がありますか?

  •  A7:ClusterPerfectではサーバが同一構成でなくても動作しますが、システム的にフェイルオーバした時のパフォーマンス等を考慮すると同一構成を推奨します。

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Q8:クラスタシステムを構築するためにはハード的に何が必要ですか?

  •  A8:LAN接続された複数のサーバ上でハートビート信号(HB)を出し合うことによりお互いの監視を行います。
    そのため、各サーバにはサービス用とHB用の2つのNICが必要となります。
    また共有ディスク構成の場合、サーバと共有ディスクを接続するホストバスアダプタが必要になります。
    非共有ディスク構成の場合、データのミラーリングをNICを通して行います。
    このためサービス用、HB用のNICの他にミラー用のNICを用意することをお勧めします。
    なお、ミラーリング対象ディスクは、OSがインストールされているディスクと物理的に異なるディスクをご使用ください。

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Q9:アプリケーションやデータベースの構築はどのような点に注意すればよいですか?

  •  A9:アプリケーションを引き継ぎしたい場合は、クラスタの各ノードにアプリケーションをインストールする必要があります。
    またデータベースなど引継ぎしたいデータは、共有ディスク構成の場合は共有ディスク、非共有ディスク構成の場合はレプリケーション対象のディスクに構築する必要があります。

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Q10:引継ぎ対象とするアプリケーションに変更は必要ですか?

  • A10:ClusterPerfectでは、プログラム外部の監視スクリプトでアプリケーションの状態監視を行いますので、特に変更の必要はありません。
    ただし、クラスタシステム上で利用するアプリケーションは、以下の点に注意する必要があります。

    ・コード部分とデータ部分が分離できること
    ・環境ファイル等のパス名が変更できること
    ・ライセンスチェックのためにホスト名等を確認していないこと
    ・論理IPアドレスでソケットをオープンできること
    ・アプリケーションの起動/停止がスクリプトより可能なこと

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Q11:今回考えているHW(またはMW)はClusterPerfectの動作確認済リストに入っていません。
その場合サポートはどうなるのでしょうか?

  • A11:動作確認範囲を明確にさせていただいた上で、別途動作検証作業が必要になります。 検証作業は弊社にて有償でお受けしております。 なお、この検証サービスはあくまでもClusterPerfectの範囲内ですので、OS等の修正作業や検証HW/MWのお貸し出し等はお客様でご対応お願い申し上げます。 また本検証メニューは、可能/不可能または制限事項のご報告のみでClusterPerfectを修正してまでの動作検証を行うものではありません。

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Q12:負荷分散機能をサポートしていますか?

  • A12:Webサーバの負荷分散はClusterPerfect for Web、データベースの負荷分散はClusterPerfect for OPSでサポートしております。

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Q13:運用管理ソフトとの連携は可能ですか?

  • A13:可能です。ClusterPerfectではSNMPに対応した運用管理ソフトと連携することができます。
    Open Viwe、Tivol、JP1等との連携実績があります。

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Q14:非共有ディスク構成では、すべてのデータをミラーリングするのですか?

  • A14:運用時では、更新されたデータ部分のみ待機系にコピーします。
    サーバ復旧時の組込みコピーでは、ミラー対象としたパーティションすべてのデータをミラーリングします。

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Q15:非共有ディスク構成でのデータコピーはどのようなタイミングで行われますか?

  • A15:アプリケーションが書き込みを行ったタイミングでミラーリングを行ない、ミラーリングが完了した時点で書き込み応答がアプリケーションに返されます。

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Q16:非共有ディスク構成の場合、稼動系サーバのレスポンスに影響しますか?

  • A16:単一のプロセスから見た場合、他系へのミラーリングがある分I/O応答時間は遅くなります。 しかし、複数のプロセスで同時に書き込みをした場合のトータルスループットには、ほとんど影響はありません。

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Q17:インターコネクトとは何ですか?

  • A17:クラスタを構成するノード間を接続する専用ラインです。ClusterPerfectではEthernetを使用しています。 この専用ラインはハートビートやデータのレプリケーションに利用します。

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Q18:ClusterPerfectのライセンス購入について教えてください。

  • A18:ClusterPerfectメディア・ドキュメントセット、ClusterPerfectノードライセンス(サーバ台数分)が必要です。
    またLANカードや各種ミドルウェアの監視機能を利用する場合には、HAサービス分だけ監視オプションライセンスが必要になります。
    ライセンスは、Solaris版/AIX版ではマシンの機種、WindowsNT/2000版およびLinux版ではCPU数によって価格が異なります。
    なお、価格については、弊社担当営業またはClusterPerfectメーリングリストまでお問い合わせください。
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