原因 症状 対策
分類1 分類2
プロセスが正常に起動しない リカバリに失敗する 【エラーコード】20000〜
【内容】リカバリに関するエラー群
【メッセージ】リカバリエラーカテゴリの書式に従う
操作手順誤りによるものと内部異常による原因等が考えられます。詳細は、「リカバリ処理に関するトラブル」を参照してください。
定義ファイル(gs_cluster.json, gs_node.json)の記述内容に誤りがある 【サーバ】100002, 100003, 100004, 100005
【内容】コンフィグ設定失敗
【メッセージ】失敗を検知した最初のエラーに関して、必要項目漏れか、値制限範囲外か、型不一致エラーかのいずれかの失敗原因を表示
gs_node.json/gs_cluster.jsonの設定に誤りがあります。エラーメッセージ及びマニュアルを確認して、定義ファイルの必須項目漏れ、値制限、型不一致の問題が無いかを確認し、修正後、再起動してください。
gs_node.jsonに記述したサービスアドレスが、DNS名前解決で失敗する 【サーバ】130000
【内容】サービスアドレス設定失敗
【メッセージ】失敗したアドレス、ポート、エラー原因となったプラットフォームエラー番号(多くのケースは-2(EAI_NONAME))
gs_node.jsonの各serviceAddressが正常かどうか確認してください。設定していない場合は、/etc/hostsに記載されたアドレスを使いますので、こちらもご確認下さい。
gs_cluster.jsonに記述したマルチキャストアドレスに誤りがある 【サーバ】130006
【内容】マルチキャストアドレス設定失敗
【メッセージ】失敗したアドレス、ポート、エラー原因となったプラットフォームエラー番号(22(EINVAL))
gs_cluster.jsonの各notificationAddressが正常(224.0.0.0 〜 239.255.255.255 )かどうか確認してください。ポートは分けることを推奨しますが、重複しても動作します。
環境設定不備によりマルチキャストが実行できない 【サーバ】130006
【内容】マルチキャストアドレス設定失敗
【メッセージ】失敗したアドレス、ポート、エラー原因となったプラットフォームエラー番号(19(ENODEV))
最初に、ループバック(lo)以外に有効なネットワーク接続が存在し、有効であるかどうか確認してください。次に、マルチキャストルーティング設定を確認してください。特に指定しない場合はデフォルトゲートウェイ設定が使われますが、この設定が正しいかどうか確認してください。
サーバとデータベース間のバージョンが一致していない 【サーバ】80022
【内容】データベースバージョン不一致
【メッセージ】モジュール 行番号 エラーコード ログファイルバージョン

エラーメッセージに記載されたバージョン番号を確認して、有効なバージョンのデータベースに移行してください。有効なバージョンに関しては「クライアントとDBの互換性 」を、移行方法については『GridDB移行手順書』を参照ください。
プロセス起動中にノード状態がABNORMALになる gs_node.json中のいずれかのポートがこのファイル内で重複しているか、既に同一マシンで起動中プロセスのポートと一致している 【サーバ】130024
【内容】ソケットバインド失敗
【メッセージ】失敗したアドレス、ポート、リトライに要した時間(デフォルト1分)
【外部ツール】netstat, ポートスキャン等を用いて、重複チェック及び、空きポートを検索
gs_node.jsonに記載されたポートが重複しないことを外部ツール等を用いて確認し、適切な値に修正後、再起動してください。ノード状態がABNORMALの場合、--forceオプションを指定してgs_stopnodeを実行し、ノードを停止してください。
クラスタが一定期間経過しても構成されない クラスタ構成対象のノード間でgs_cluster.jsonの値もしくは、クラスタ名、構成ノード数が一致しない 【サーバ】180046〜180050
【内容】クラスタ構成失敗
【メッセージ】接続先アドレス番号、クラスタ構成できなかった原因(クラスタ名不一致、コンフィグ不一致、など)
gs_cluster.jsonの全ての値、及び、gs_joinclusterで指定するクラスタ名、構成ノード数が、構成対象のノード間で全て正しいことを確認して下さい。
クラスタ間のサーバの有効バイナリバージョンが不一致である 【サーバ】40044
【内容】サーババージョン不一致
【メッセージ】接続先アドレス番号、自分のサーババージョン番号、接続先のサーババージョン番号
エラー記載されたバージョン番号を確認して、有効なバージョンのサーババイナリを利用して、クラスタ再起動、再構成し直して下さい。
(同一マルチキャストアドレスで)同一クラスタ名の別クラスタが既に存在することを、現クラスタのマスタノードが検知した 【サーバ】180018
【内容】重複クラスタ検知
【メッセージ】既存クラスタのマスタノードの接続アドレス、ポート番号

重複検知した状態で継続することでデータ破壊に繋がる可能性がありますので、重複を検知した側のクラスタを停止(gs_stopcluster)させるか、通知先のクラスタを停止させ、(2クラスタ以上の場合はこれを繰り返して)同一サブネット上に、同一クラスタ名のクラスタが一つになるように調整を行ってください。なお、gs_cluster.jsonのクラスタ名を設定する場合は、サブネット内でユニークとなるクラスタ名(及びマルチキャストアドレス)を設定することを強く推奨します。
gs_node.json中のサービスアドレスが有効ではない 【サーバ】トレースには特に何も残らないが、2ノード以上のクラスタが一定期間経過しても構成されない 各サービスのアドレスの正当性を確認してください。1ノードの場合は起動しますが、2ノード以上だと、ノード間通信が行えないためにクラスタが構成されません。
クラスタ構成のためのマルチキャストが物理的に届かない 【外部ツール】 tcpdumpやnetstatでgs_cluster.jsonの/cluster/notificationAddress, notificationPortで指定したマルチキャストアドレス、ポートが受信できているかの確認  
クラスタを構成する全てのノードが同一サブネット内で起動されていることを確認して下さい。もし、異なるサブネット間での接続が必要な場合は、外部ツールを用いて接続して下さい。また、該当マルチキャストがファイアウォールで遮断されている可能性もありますので、そちらの設定も確認して下さい。
 
クラスタへのクライアント接続が失敗する 同一ネットワーク内に同一クラスタ名を持つクラスタが存在するため、接続先が混線している 【サーバ】コンテナ取得失敗など不定だが、この場合、クラスタ中のいずれかで以下が記録される
【サーバ】10005
【内容】重複クラスタ検知
【メッセージ】既存クラスタのマスタノードの接続アドレス、ポート番号
クラスタ名が同一サブネット内でユニークであることをまず確認して下さい。その上で、そのクラスタ名が、クライアントプログラムの接続対象のクラスタ名と一致していることを確認して下さい。
クライアント-クラスタ間のバイナリバージョンが不一致である 【サーバ】10054
【内容】クライアントバージョン不一致
【メッセージ】接続先アドレス番号、自分のクライアント接続可能なバージョン番号、接続先のクライアントバージョン番号
エラーメッセージに記載されたバージョン番号を確認して、有効なバージョンのクライアントを利用して下さい。有効なバージョンに関しては「クライアントとDBの互換性 」を参照してください。
クライアントフェイルオーバータイムアウトが発生している 【サーバ】10008, 10009, 10010
【内容】フェイルオーバー接続失敗
【クライアント】クライアントフェイルオーバータイムアウト
クライアントがリトライするたびに本トレースが記録されていることがあります。クライアントフェイルオーバータイムアウト内に接続が確立された場合は、上記ログが残りますが、問題ありません。タイムアウトが発生した場合、最後の失敗原因が記載されます。「クライアントフェイルオーバーに関するトラブル」を参照してください。
クライアントのクラスタディスカバリのためのマルチキャストが物理的に届かない 【外部ツール】 tcpdumpやnetstatでgs_cluster.jsonの/transaction/notificationAddress, notificationPortで指定したマルチキャストアドレス、ポートが受信できているかの確認 クラスタが存在するサブネットとクライアントが同一サブネット内で起動されていることを確認して下さい。もし、異なるサブネット間での接続が必要な場合は、外部ツールを用いて接続して下さい。また、該当マルチキャストがファイアウォールで遮断されている可能性もありますので、そちらの設定も確認して下さい。
データベースバージョンの不一致 サーバとデータベース間のバージョンの不一致 【サーバ】80022
【内容】データベースバージョン不一致
【メッセージ】モジュール 行番号 エラーコード ログファイルバージョン

エラーメッセージに記載されたバージョン番号を確認して、有効なバージョンのデータベースに移行してください。有効なバージョンに関しては「クライアントとDBの互換性 」を、移行方法については『GridDB移行手順書』を参照ください。
gs_node.json、gs_cluster.jsonの設定に関しては、『GridDBクイックスタートガイド』の「付録」の「パラメータ一覧」を参考にしてください。
『移行手順書』は基本サポートサービスで提供されます。インストールメディアやパッケージには同梱されませんのでご注意ください。