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ビジネス・社会に貢献する、トップクラスのOCR技術 プラットフォームソリューション事業部 岩田 義正

東芝ソリューションのOCR技術を集大成したハイエンドモデルをリリース

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帳票を高速かつ正確に読取るためのOCRに求められるのは、文字認識技術だけではない。帳票を詰まらせることなく装置内を搬送させる紙送り機構や、読み取った帳票を分類に従って仕分けするソーター機構などが有機的に機能して、初めて「ビジネス・業務の省力化・効率化に貢献できるOCR」といえるのだ。

東芝ソリューションが2009年に発売した「OCR2000iモデル10000」(以下モデル10000)は、同社が培ってきたOCR技術を集大成したハイエンドモデルだ。国内最高速クラスとなる、毎分300枚(A4横、手書き数字30字×10行)のOCR読み取りを実現しただけでなく、新開発のソーター機構と帳票認識技術で、100種類もの帳票の同時仕分けにも対応できる。さらに特筆すべきは、紙質・紙厚・サイズが異なる帳票が混在した状態でも一括して読み取れることだ。

「これまでは同じ種類の帳票ごとに最初に人手で仕分けてからOCRで読み取る、という労力がかかっていたわけですが、このような事前作業の手間を軽減するモデル10000の活用で、大幅に業務効率を高めることができます」と岩田は語る。
例えば、銀行では顧客から受け取った電気、水道、ガスなどの税公金の収納伝票を読み取って情報システムにデータ入力し伝票を契約ユーザに返却する、といった一連の業務を行っている。一日で扱う伝票数は数千から数万枚にも上るというが、伝票のデザインやサイズが自治体や会社ごとに異なっているため、事前仕分けに多大な労力がかかっていた。これが、モデル10000では解消するというわけだ。

プラットフォームソリューション事業部 商品企画部 参事 岩田 義正

「モデル10000では、【OCRでこういうことができないか】というお客様のご要望に可能な限り応えてきました。【人が機械に合わせるのではなく、機械が人に合わせる】という当社の開発モットーの原点に立ち返ったモデルなのです」と岩田は語る。

モデル10000に実装した新しい技術が、お客様の声に応えた例を紹介しよう。

●従来モデルではOCRに合わせてデザインされた用紙を使う必要があったが、モデル10000では、読み取り帳票のデザインの幅を大きく広げた。例えば、カラフルな申込み用紙でも、そのままOCRで読み取ることが可能になった。

●さまざまな識別キーでの帳票の自動仕分けを実現した。例えば、帳票のタイトル、帳票に印字されたバーコード、帳票への自由コメントの有無、印鑑の有無、日付印の内容など、さまざまなものを識別対象とすることにより帳票を仕分けできる。

これらの技術革新により、業務やビジネスのスピードが大幅に高まったことが、ご理解いただけるだろう。



* このページは、毎日新聞社(毎日jp)との連動企画によるものです。

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