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全日本空輸 × 東芝ソリューション トップ対談 全日本空輸株式会社 上席執行役員 幸重 孝典 IT推進室長 東芝ソリューション株式会社 常務取締役 落合 正雄
お客様の生命を預かり、安全で快適なサービスを提供する全日本空輸(ANA) 社会インフラを支える、ITとその重要性に迫る。
ミッションクリティカルな航空業界を支えるITとは―― 高い品質と安定運用を求め続けるITシステムをANAと東芝ソリューションの四半世紀にわたる関係が紡ぎ出す。
第1回 時代の先頭を走り続けるANA。そこに秘められた、IT活用術。

自前主義から利用主義へ。大胆にシフトするANAの戦略。

全日本空輸株式会社 上席執行役員 幸重 孝典 IT推進室長全日本空輸株式会社 幸重上席執行役員

幸重

現在、ITの果たしている役割は、「社会全体を支える根幹的なもの」だと認識しています。ANAにとってITは、航空機の安全な運航を支える運航情報システム、航空券の予解約・発券を行う旅客系システムなど、安全で快適なフライトを提供するお客様へのサービスの基幹となっています。そのため365日、24時間、ITシステムが止まることは許されません。私どもは、世界トップレベルの高い可用性と信頼性を実現したミッションクリティカルなシステムの構築と運用に取り組んできました。

落合

ANA様にとってITは大変な重責を担うものになってきたとのお話でしたが、一般に現代社会の中でITは欠かせないものになっています。企業の基幹を担い、社会全体を支えるインフラは、今やITなくしては成り立たなくなっているといえます。ですから我々も大変な重責を担いながら、ITサービスを提供していかなければならないと思っています。

幸重

これまでは「システムを使って他社との差別化をどうしていくか」に投資して成果を得ることに価値があり、充分なリターンがありました。ただ一方で、かなり大規模な投資が継続的に発生し、どんどん技術力も進化するため、たとえ先行して整備しても、そのメリットを享受する期間が非常に短くなるという問題も出て来ていました。
また、「日本スペシャル」というものが国内では強みになっていましたが、グローバルなビジネスを展開していくと、それが足かせになってしまうケースも散見されています。
そのような観点から私たちは大きく舵を切り、従来の日本スペシャル、ANAスペシャルを必要とするところはそのままに、それ以外はグローバルな土俵に立ち、標準化されたものを目指すようになりました。

 
落合

ご指摘の通り、世の中の流れやビジネスの環境が大きく変り、そして技術も多様に進化していく、それらのスピードが加速していくために、ビジネス環境の変化とテクノロジーの変化の両方をバランスよく取り込むことがだんだん難しくなってきた現実があります。これを解決するためには、情報システムのアーキテチャを根本的に見直すことが必要だと思います。

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