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ニュースリリース

東芝の高精度顔認識エンジンを採用したテレビ番組制作支援用「AI顔認識」システムが、映像情報メディア学会 技術振興賞 進歩開発賞を受賞 ~ 同エンジンを搭載した東芝のメディア向け顔認識AI「カオメタ」のサービス展開を加速 ~

2020年6月8日

株式会社東芝
東芝デジタルソリューションズ株式会社

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 株式会社東芝 研究開発センター(以下、東芝)と東芝デジタルソリューションズ株式会社(以下、TDSL)は、日本テレビ放送網株式会社(以下、日本テレビ)との共同研究で、東芝独自の高精度顔認識エンジンを採用したテレビ番組制作支援用「AI顔認識」システムを開発しました。本システムの開発により、映像に映る被写体確認作業が高精度化かつ高速化されたことが高く評価され、(一社)映像情報メディア学会が、映像情報メディアの現場において優れた研究や顕著な効果を示した団体または個人を表彰する技術振興賞のうち、2019年度進歩開発賞(現場運用部門)を受賞しました注1
 TDSLは、この共同研究で採用された高精度顔認識エンジンを搭載した、メディア向け顔認識AI「カオメタ」のサービス展開を加速してまいります。

 2019年7月に行われた日本テレビの参議院選挙の特番において、日本テレビ、東芝、TDSLが共同開発した「AI顔認識」システムが活用され、従来人手で行っていた全国の立候補者の被写体確認作業を、本人適合率99.74%という高い被写体確認精度注2の本システムでサポートし、誤報のない報道に貢献しました。本システムは、実時間で高速に被写体確認できるため、確認作業が高速化され映像素材のオンエア率が倍増し、より充実した報道番組の制作に貢献しました。

 TDSLは、このシステムでも採用された東芝の高精度顔認識エンジンを搭載したメディア向け顔認識AI「カオメタ」を開発し、2020年4月からサービス提供を開始しています。「カオメタ™」は、照明や顔の向き、表情といった多くの変動要因を含んだ画像からでも、一人につき1枚の顔画像を登録するだけで高精度な顔認識を実現します。さらに、検出した顔の領域を追跡することで認識を途切れさせない人物トラッキング機能や、複数の映像を同時に扱うマルチ画面に映し出された小さな顔の認識など、放送局に特化した機能もあり、報道番組だけでなくスポーツ番組など様々なコンテンツで効果を発揮します。

 また、東芝とTDSLが画像認識AIで技術協力したラグビーのコンテンツ解析と可視化では、中継現場の選手識別・CG表示の負荷を大幅に軽減したことが評価され、日本テレビ放送網株式会社が2019年度技術振興賞 コンテンツ技術賞を受賞しました。

 東芝とTDSLは、今後も「カオメタ」をはじめとする画像認識の強化を進め、リアルタイム認識に加えお客様の資産である大量の過去映像の人物特定(メタデータ付与)のための機能なども充実させ、テレビ局などのメディアや他業種での映像の高付加価値化、活用促進に貢献していきます。

素材収録エリア(収録素材の被写体の確認作業も行う)

素材収録エリア(収録素材の被写体の確認作業も行う)

編集デスクエリア(編集済み)素材の被写体確認も行う)

編集デスクエリア(編集済み素材の被写体確認も行う)

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  • 注1 2019年度進歩開発賞(現場運用部門)は、日本テレビ放送網株式会社、株式会社東芝、東芝デジタルソリューションズ株式会社の社員で構成される「AI顔認識システム」開発チームが受賞しました。
  • 注2 認識結果を一定間隔でサンプリングし、1,000件以上のデータについて評価した結果
  • *カオメタは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の日本またはその他の国における商標です。
  • *その他、本文章に記載されている社名および商品名はそれぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。

以上