ニュースリリース

「RECAIUS フィールドボイス インカム」が、株式会社城山の次世代IP無線機「SmaTalk Biz」に採用 ~ 通話内容を「テキスト」と「音声」で情報共有し、負担軽減・業務効率化を実現 ~

2018年10月11日

東芝デジタルソリューションズ株式会社

 東芝デジタルソリューションズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:錦織弘信、以下 当社)が提供するコミュニケーションAI「RECAIUS™(リカイアス)」の音声認識サービス「RECAIUS フィールドボイス インカム」が、株式会社城山(本社:兵庫県姫路市、社長:寺尾 正、以下 城山)が本日から発売を開始する次世代IP無線機「SmaTalk Biz(スマトーク ビズ)」に採用されました。

 城山は、業務用や防災用の無線機をはじめとした通信機器の販売をしています。「SmaTalkシリーズ」は、スマートフォンと全国エリアの携帯電話回線の活用により、免許不要でトランシーバーやインカムのような多人数の同時通話を可能にした次世代IP無線機で、イベント・警備・物流などさまざまなシーンで利用できます。
 今回発売する「SmaTalk Biz」は、「RECAIUSフィールドボイス インカム」を搭載することで、従来の通話機能に加え、通話内容の「テキスト」と「音声」での情報共有を可能にしました。通話内容は即座にテキスト化され、全メンバーのスマートフォンに配信されるので、聞き逃した場合もタイムライン上で「いつ・だれが・なに」を話したか簡単に確認でき、音声を聞き直すこともできます。
 管理者用パソコンからは、テキスト入力した指示内容を合成音声注1に変換して一斉配信できるので、メンバー側はスマートフォンの画面を確認することなく、指示内容を音声で聞くことができます。また、通話内容を検索する機能や通話内容一覧の一括ダウンロード機能により、日報の作成や改善検討などに活用することができます。
 さらに、センサーの反応や機器の故障などIoT機器が投稿するテキスト情報を合成音声に変換して配信することも可能です。

 RECAIUSとIP無線機を連携させ、通話内容を「テキスト」・「音声」で情報共有するサービスは業界初となります。今後も当社は音声技術を活用し、無線機業界を始めとした様々な業界での負担軽減・業務効率化など働き方改革に貢献していきます。

図1 「RECAIUSフィールドボイス」が採用された「SmaTalk Biz」の活用イメージ

図1 「RECAIUSフィールドボイス」が採用された「SmaTalk Biz」の活用イメージ

城山からの本件プレスリリース

https://www.shiroyama.co.jp/information_post/smatalkbiz20181011/

城山「SmaTalk Biz」の商品紹介ページ

https://www.shiroyama.co.jp/product/smatalk_biz/

城山について

携帯電話・業務用無線機・雷検知システム・デジタルタコグラフ・ビジネスフォン・セキュリティシステム・ その他電子通信機器パソコン及びOA機器全般などの製造販売

 1973年から、業務用や防災用の無線機をはじめとした通信機器を販売してきました。2013年には携帯型IP無線機『Smatalk』を開発・製造し、携帯電話回線(FOMA回線)を活用することによって全国で利用でき、つながりやすい無線サービスの提供を開始。大規模な屋外イベントなどで採用されてきました。
 城山 ホームページ https://www.shiroyama.co.jp/

東芝コミュニケーションAI「RECAIUS™ (リカイアス)」について

 音声や映像から人の意図を理解しビジネスと生活の安心・快適な活動をサポートするサービスです。東芝が長年にわたり研究開発してきた、音声認識、音声合成、翻訳、対話、意図理解、画像認識(顔・人物画像認識)などのメディア知識処理技術(メディアインテリジェンス技術)を融合し体系化しました。RECAIUSは、新しいライフスタイルやビジネスの創出に貢献します。
 RECAIUS(リカイアス)ホームページ https://www.toshiba.co.jp/recaius/

  • 注1 RECAIUSの音声合成技術を活用しています。
  • *RECAIUSは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の日本またはその他の国における登録商標または商標です。
  • *その他、本文章に記載されている社名及び商品名はそれぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。

以上