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東芝ソリューション、製造業向け統合SCM事業を強化
~生産管理ソリューションのラインナップに、
生産・販売・原価 統合フレームワーク「MCFrame」を加え、拡販~

2010年2月3日
  • 東芝ソリューション株式会社

 東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:梶川茂司)は、製造業向け統合SCM(*1)事業の強化として、生産管理ソリューションラインナップに、国内製造業の生産・販売・原価に特化したパッケージ「MCFrame(*2)」を加え、今後さらに幅広い製造業のお客様に対して、課題解決に向けたソリューションを提供していくことを発表します。

 国内製造業は近年の不況の影響を受け、IT投資を大幅に抑制しながらも、さらなる事業の効率化、経営体質の強化に向けた取り組みを進めています。なかでも「経営の見える化」「グループ経営力の強化」を目指し、国内外グループ企業の基幹系システムを統合・集約することで、正確かつ、リアルタイムな生産・販売・会計情報の可視化を求める企業が増えています。
 これまで東芝ソリューションでは、東芝グループを初めとした製造業のシステム構築で培った経験を活かし、「統合型システム開発標準(ISDS)(*3)に基づく、安心・確実なシステム構築」、「自製ソリューションと・他社ソリューションとの連携」、「インフラを含めた全体最適システムの提供」により、製造業のお客様の課題解決に取り組んできました。

 「MCFrame」は、国内製造業のお客様より求められるきめ細かな管理に対応した各種の機能を備えたパッケージで、標準機能のまま短期間、低コストで導入できることを特徴としています。また、フレームワークと優れた開発支援ツールを併せ持つため、国内製造業の競争力となっている独自の業務プロセスを実現し、業務プロセスの変化にも柔軟かつ効率的に追従する事ができます。

 これまでの生産管理ソリューションに「MCFrame」を加えることで、生産管理ソリューション体系を強化し、統合SCMソリューションを提供します。
 生産管理ソリューションについては、製造産業ソリューション事業部が中心となり、新規市場開拓をおこなうマーケットクリエーション営業部・製造ソリューション営業事業部・全国6支社・グループ会社と連携して、3年間で10億円の販売を目標とします。

(*1)統合SCMについて
営業、設計・開発、組立・生産・製造、サービス等の各々の業務を支援するソリューションをはじめ、商品、製品の需給に着目したサプライチェーンの実現、さらには各々の会社の付加価値を「バリュー」とした、企業間のバリューチェーンを実現するソリューション。

(*2)MCFrameについて
東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役・取締役社長:石田 壽典)が提供するパッケージソリューション。1996年の販売当初より、国内製造業のSCM業務に特化した製品として、組立加工業やプロセス業などの幅広い業種で200社以上の導入実績を持つ。ユーザが本当に使える標準機能と柔軟性・拡張性を併せもった「フレームワーク」を搭載し、国内製造業の競争力となっている独自の業務プロセスを活かすシステムを短期間・低コストで実現する。

(*3)ISDSについて
東芝ソリューションの社内規格でIntegrated System Development Standardの略。
SLCP-JCF98(ソフトウエアを中心としたシステム開発および取引のための共通フレーム)に準拠した統合型システム開発標準のこと。東芝ソリューションではシステムの設計、開発、移行、導入、保守などシステム構築の全てのフェーズにおいて的確なプロジェクト管理を行うための手法として本規格を開発部門対象に適用しています。
MCFrame は、東洋ビジネスエンジニアリング株式会社の登録商標です。
本文中の商品名または会社名は、各社の商標または登録商標の場合があります。
製造業向けポータルサイト
https://www.toshiba-sol.co.jp/portal/gyosyu/seizo.htm

 

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