ニュースリリース

東芝ソリューション、人事・給与ソリューションGeneralist®の新バージョンをリリース
~人材評価システムなどの新機能を追加~


2006年5月30日 東芝ソリューション株式会社

 

 東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:梶川茂司、以下 東芝ソリューション)は、人材評価システム他の新機能を追加した人事・給与ソリューションGeneralistの新バーションV04.01をリリース、出荷を開始しました。


  新バージョンV04.01には、新たに「人材評価システムGeneralist/CS」、「汎用情報検索・帳票作成ツールGeneralist/PQ」、「出向精算サブシステム」といった新機能を追加、またGeneralistユーザー会(*1)機能強化審議会において採択された項目を含め、従来機能の強化を実施しました。

【新バーションV04.01で追加・強化された機能について】
1.

人材評価システムGeneralist/CS(コンピテンシー・アンド・スキル:Competency & Skill): コンピテンシー(継続的に高い業績を上げている人に特徴的に見られる日常行動特性)を分析することで顕在化した能力とスキル(業務遂行上必要な技能・経験や資格)の両面からの評価を支援します。これにより、ややもすると陥りがちな印象評価を払拭し、対外通用性、客観性の高い評価を可能にします。 本機能は、東芝ソリューションで人材育成と評価に実際に使用しているシステムをベースに商品化したものです。東芝ソリューションでは、技術部門ではITスキル標準(ITSS*2)で分類された職種に応じたスキル定義に基づき、本人と上長が達成度合いを評価しています。本人だけでなく部門の強み弱みも定量的に把握し、今後強化すべきコンピテンシーやスキルを顕在化して組織強化と人材育成につなげています。

2. 汎用情報検索・帳票作成ツールGeneralist/PQ(パーソン・クエリー:Person Query): (株)インフォコム四国の人事情報検索システムPerson Query®を用い、Generalistのデータベースと連携し、汎用情報検索や帳票作成、分析・集計を行います。定型あるいは非定型の集計表、クロス表、特定様式、レポート様式の帳票が容易に作成できます。また、データのドリルダウン(*3)や二次検索などが可能で、人事情報検索や作表業務に威力を発揮します。

3. 出向精算サブシステム:社員が出向した先に費用負担が発生する場合、出向者個々の設定情報に基づき請求額の算出や請求書作成を行います。

4.

従来機能の強化:源泉徴収票WEB配信機能やワークフローインターフェースサブシステム機能などを強化しました。


 東芝ソリューションは今後も、この7月から施行される社会保険法改正に対応したバージョンアップ版や、Generalist/MBO(目標管理:Management By Objective)やGeneralist/CMS(キャリア管理システム:Career Management System)等の新機能を順次リリースしてまいります。

以上


【ご参考:V04.01製品体系図】

(破線部分が新バーションV04.01での追加機能)
製品体系図

*1

Generalistユーザー会: Generalistを導入いただいたお客様のユーザー会。東芝ソリューションでは、ユーザー会のお客様からいただいた機能強化要望のうち、機能強化審議会にて多くのお客様から賛同いただいたものを、定期的に実施するバージョンアップでGeneralistに反映しています。


*2 ITSS(IT Skill Standard):経済産業省が策定した、個人のIT(インフォーメーション・テクノロジー:情報通信処理技術)関連能力を体系化した指標。

*3 ドリルダウン:情報(データ)分析の際に、データ集計のレベルを掘り下げ、より詳細なレベルでデータをみること。例えば、全社の交通費が増大傾向にある場合に、どの部門の増大が顕著かを明らかにするのも一種のドリルダウンです。

*Generalistは東芝ソリューション株式会社の登録商標です。
*Person Queryは株式会社インフォコム四国の登録商標です。


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