ニュースリリース

東芝ソリューション、全社で情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証を取得
~6ヶ月間で、営業・技術・研究開発・スタフ全部門で取得~


2006年3月8日 東芝ソリューション株式会社

 

  東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:梶川茂司、以下東芝ソリューション)は、全部門(全従業員、全業務)を対象に、情報セキュリティマネジメントシステムの国内認証基準である「ISMS認証基準※1(Ver.2.0)」と英国規格である「BS7799-2:2002※2」を3月3日付で同時に取得したことを発表します。


  近年、個人情報保護法が施行されたにも関わらず、個人データの情報漏えい事件が頻発、さらにコンピューターウィルスや不正アクセスなどによる事件・事故が多発し、企業の情報資産に対する脅威が一段と高まっています。東芝ソリューションは幅広い業種へのソリューションを提供する事業を行なっており、先行する部門でISMSの認証を取得していたものの、お客様および社会に対する責任の一つとして、セキュリティ対策へのさらなる取り組みによる全部門での認証取得が重要なテーマとなっていました。


  このような背景の下、東芝ソリューションは昨年9月1日付で専任組織を設置し、9月12日付で各部門を代表する実行責任者、推進者を加えた全社推進プロジェクトを立ち上げ、このプロジェクトを中心とした活動の結果、本社、全事業場、全支社の営業、技術、研究開発、スタフ等、業務プロセスが異なる全社全部門(27部門・21支社/事業所・5000名)で認証を取得することができました。
  今後は、グループ会社についても早期取得を推進し、さらにISO/IEC27001※3の認証を取得することにより、東芝ソリューショングループ全体(計19社)の情報管理体制の強化に努めてまいります。


  今回の取得では、既に認証を取得していた部門が有するセキュリティマネジメントノウハウと、事業として展開している「ISMS認証取得コンサルティングサービス※4」が持つ独自の豊富なテンプレートやツールを活用することで、短期間で全部門の認証を取得することができました。
   東芝ソリューションでは、今回修得した新たなノウハウを活かし、お客様のニーズに合わせたISMS認証取得コンサルティングサービスをさらに充実し提供してまいります。

 

※1 ISMS認証基準
財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)が運営する「ISMS(Information Security Management System)適合性評価制度」の基準で、BS7799-2:2002に準拠する国内基準。
   
※2 BS7799-2:2002
英国規格協会(British Standards Institution)が情報セキュリティにおける基本的な管理項目を規定した、国際的に認知されている英国の情報セキュリティ規格の2002年版。
   
※3 ISO/IEC27001
ISMSの国際規格化された認証基準。現在のISMS認証基準(Ver.2.0)による認証は、  ISO/IEC27001による認証に移行するため、新たな審査が必要となる。
   
※4 ISMS認証取得コンサルティングサービス
ISMSの確立から認証取得にいたるステップをトータルに支援するコンサルティングサービス。東芝ソリューションのISMS認証取得のノウハウを結集した「30種類以上の独自のテンプレート・ツール」を利用するなど、効率よく認証取得の作業を進めることができる。
   
【認証登録内容】
  登録事業者 東芝ソリューション株式会社
  所在地 東京都港区芝浦1-1-1
  適用基準 ISMS認証基準(Ver.2.0)、BS7799-2:2002
  登録証番号 JQA-IM0308、JQA-IS0105
  登録活動範囲 ITをベースとしたトータルソリューション(企画/コンサルティング、設計開発、 構築、保守)の提供
  登録日 2006年3月3日
  有効期限 2009年3月2日
  審査登録機関 財団法人日本品質保証機構(JQA)
     
 




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