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KDDI株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:小野寺 正 以下、KDDI)と東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区 取締役社長:梶川 茂司 以下、東芝ソリューション)は、映像配信サービス等で利用されている各種の映像コンテンツについて、事業者間でネットワークを介して、容易にコンテンツの受け渡しが可能となる映像コンテンツ流通システム(以下、本システムといいます)*1を共同で開発し、本年7月4日(月)から9月末までの約3ヶ月間実証実験を行います。
現在、ブロードバンドネットワークで提供している映像配信サービスのコンテンツは、例えばコンテンツプロバイダーが対面で営業交渉し、取引成立後にはビデオテープ等の媒体をやりとりすることにより流通しています。今回、KDDIと東芝ソリューションが開発した本システムは、そのような煩雑さを、媒体のやりとりを自動化することにより解消しました。コンテンツ提供者は、コンテンツ情報をシステムに登録し、ディジタル化したコンテンツをパソコンに格納するだけでよく、コンテンツの受け渡しを希望する事業者は、登録されたコンテンツ一覧表から選択し、ネットワーク経由で受領します。 本システムによって、コンテンツ流通の新たな場を提供することとなり、今後ますます映像コンテンツの二次利用取引の活発化が期待されます。
実証実験では、本システムにおける作業の効率化の検証やシステムの機能面・運用面での課題の洗い出しを行い、新たなビジネス展開の可能性を検証します。
本実証実験には、KDDI光プラスTV*2に対して実際に映像コンテンツをご提供いただいているアスパイアビジョン株式会社様、株式会社イーステーション様、株式会社BBB様、株式会社ポニーキャニオン様、日活株式会社様に加えて、麻布プラザ株式会社様、岩見沢市様、沖縄ケーブルネットワーク株式会社様、株式会社ファンダンゴ様の計9社様とKDDIが参加します。
今後、KDDIではKDDI光プラスTVを初めとして、携帯電話向けCPや海外CPにおける本システムの活用について検討していきます。