ニュースリリース
Webアプリケーションの操作性と開発生産性を大幅に高めるミドルウェア「FlyingServJ-Frame Server」の発売について
~サーバアーキテクチャで実現するリッチクライアント~
2004年5月20日
- 東芝ソリューション株式会社
東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:河村進介)は、Webアプリケーションの操作性と開発生産性を大幅に高めるミドルウェア「FlyingServ J-Frame Server(フライングサーブ・ジェイフレームサーバー)」を商品化し、5月25日より販売を開始いたします。
J2EE(Java 2 Enterprise Edition)によるWebアプリケーションは、多くの企業システムで標準となりつつありますが、Webブラウザによるシステムの画面操作には制限が大きく、利用者の望む操作性や使い勝手が実現できないことが大きな課題となっています。
「FlyingServ J-Frame Server」は、入力データの自動編集処理や、ファンクションキーを使ったキー入力、カーソルのオートリリース(設定桁入力後の自動移動)、日付編集、計算処理、ガイドの表示といった、今までクライアント/サーバ型システムに組み込まれていた機能を、サーバ側Webアプリケーションやサーバ側データベースと容易に連携して実現する環境を提供します。
本商品は、GUIアプリケーションの開発生産性を高めるため、利用頻度の高い豊富なGUI部品を用意しました。開発ツール上でGUI部品を配置し、動作のしかたを属性に設定するだけでGUIアプリケーションを作成できます。GUI部品を使うことで、従来手法と比較してGUI処理の開発生産性を約50%高めることができます*1。
作成したGUIアプリケーションは、本商品が提供するGUIサーバにより、サーバ側で稼動します。このような仕組みにより、GUIアプリケーションをサーバ側で一括管理できる、GUIアプリケーションをクライアント側に置かないのでセキュリティが向上する、サーバ側にあるデータベースやWebアプリケーションとの連携が容易、クライアントにGUIアプリケーションをダウンロードしないのでクライアントの機種や環境の違いによる影響が小さい、といったメリットがあります。
当社は、企業業務アプリケーション開発向けをはじめ、オフコンなどレガシーシステムからWebアプリケーションへの移行にも本商品を積極的に提案していきます。今後3年間で、CPUライセンスで1000ライセンスの販売を見込んでいます。
【新商品の主な特長】
- 1.
- パネル設定のみでGUIアプリケーションを構築できるGUI部品を提供
- 本商品は、当社業務システムのノウハウを生かしたGUI部品を提供します。入力モードの自動設定(英数字・かな・カタカナ)やカーソルのオートリリース(設定桁入力後の自動移動)、日付編集、計算処理、ガイドの表示等をパネル設定のみで、簡単に実現することができます。また、ストーリー性のあるフォーカス移動や入力不可制御、ユーザプログラムの呼出しも指定可能です。動作の方法をGUI部品のパネルに設定するだけで、GUIアプリケーションを構築することができるため、開発者はEJB(Enterprise
JavaBeans)等のビジネスロジック開発に注力することができます。
また、GUI部品は、当社オフコンによる業務画面で使われた部品のほとんどを網羅しており、オフコン等レガシーシステムのWebプラットフォーム移行に活用することもできます。
- 本商品は、当社業務システムのノウハウを生かしたGUI部品を提供します。入力モードの自動設定(英数字・かな・カタカナ)やカーソルのオートリリース(設定桁入力後の自動移動)、日付編集、計算処理、ガイドの表示等をパネル設定のみで、簡単に実現することができます。また、ストーリー性のあるフォーカス移動や入力不可制御、ユーザプログラムの呼出しも指定可能です。動作の方法をGUI部品のパネルに設定するだけで、GUIアプリケーションを構築することができるため、開発者はEJB(Enterprise
JavaBeans)等のビジネスロジック開発に注力することができます。
- 2.
- 高度なユーザインターフェースを行うGUIアプリケーションをサーバで実行
- 高度なユーザインターフェースを制御するGUIアプリケーションをサーバに配置、クライアントはサーバからの描画命令を受け取って、Webブラウザ上に業務画面を表示します。クライアントにGUIアプリケーションを持たないため*2、GUIアプリケーションをサーバ側で一括管理できる、GUIアプリケーションをクライアント側に置かないのでセキュリティが向上する、クライアントにGUIアプリケーションをダウンロードしないのでクライアントの機種や環境の違いによる影響が小さい、といったメリットがあります。
また、GUIアプリケーションがサーバにあるため、ビジネスロジックを実装したEJBや、データベースとの連携も簡単に行えます。入力データを瞬時にデータベースと比較したり、データベースの内容から候補一覧を表示するといった処理をクライアント/サーバ間のデータ転送を意識することなく、実装することができます。
- 高度なユーザインターフェースを制御するGUIアプリケーションをサーバに配置、クライアントはサーバからの描画命令を受け取って、Webブラウザ上に業務画面を表示します。クライアントにGUIアプリケーションを持たないため*2、GUIアプリケーションをサーバ側で一括管理できる、GUIアプリケーションをクライアント側に置かないのでセキュリティが向上する、クライアントにGUIアプリケーションをダウンロードしないのでクライアントの機種や環境の違いによる影響が小さい、といったメリットがあります。
- 3.
- 標準Javaに準拠したアーキテクチャ
-
本商品に使われている技術は全て標準Javaに準拠しています。詳細なGUIの動作をJavaで記述することができ、他に特別な言語やスクリプトを習得する必要はありません。GUIアプリケーションをサーバ側で実行するGUIサーバは、GUI処理をクライアントのGUI描画命令に変換して送ります。この処理は、Java標準のGUI用APIであるAWT/Swingをサポートしています。
GUI部品もJava Beans仕様に準拠しているので、開発ツールはBorland JBuilderをはじめ、JavaBeans仕様をサポートしているものであれば、本製品と組み合わせて利用可能です。
WebアプリケーションサーバもIBM WebSphere Application Server, BEA WebLogic Server, Sun Java System Application Server, Oracle Application Server 10gといった製品の他、Apache Tomcat にも対応しています。
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本商品に使われている技術は全て標準Javaに準拠しています。詳細なGUIの動作をJavaで記述することができ、他に特別な言語やスクリプトを習得する必要はありません。GUIアプリケーションをサーバ側で実行するGUIサーバは、GUI処理をクライアントのGUI描画命令に変換して送ります。この処理は、Java標準のGUI用APIであるAWT/Swingをサポートしています。
- 4.
- J2EEフレームワークとの連携
- GUIアプリケーションは、WebアプリケーションサーバのJSP(JavaServer Pages)から、カスタムタグを経由して呼び出されます。このような仕組みのため、Struts等各種J2EEフレームワークとの親和性もよく、連携して使用することができます。
【商品ライセンス体系】
本商品のライセンスは、サーバのCPU数によるCPUライセンス体系と、サーバ数に利用ユーザ数を加算するサーバライセンス体系があり、どちらかの選択となります。
ライセンス体系 | 価格(税込み) |
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CPUライセンス | 1,354,500円/CPU |
サーバライセンス | 682,500円/サーバ |
ユーザライセンス(10ユーザから | 168,000円から |
- ※
- FlyingServ , J-Frame Serverは、東芝ソリューション株式会社の商標または登録商標です。
- ※
- JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは、米国および他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。
- ※
- IBMとWebShpereはIBM Corporationの商標です。
- ※
- BEA WebLogic ServerはBEA Systems, Inc.の商標です。
- ※
- Oracle、Oracle Application Server 10gは米国Oracle Corporationの登録商標又は商標です。
- ※
- すべてのBorlandブランドおよびBorland製品名は、米国またはその他の国におけるBorland Software Corporationの商標または登録商標です。
- ※
- その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
以上
ニュースリリースに掲載されている情報(価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。