東芝デジタルソリューションズ株式会社 本文へジャンプ

ヘルプ 別ウィンドウで開きます

導入事例

  • 最新導入事例
  • 一覧から選ぶ
  • お問い合わせ

導入事例 東芝ファイナンス株式会社

Innovation Report / 業務ノウハウをモジュール化して金融とITの融合ビジネスを展開

この事例紹介記事をPDFでダウンロード
[PDF形式/1.69MB]

Get Adobe ReaderPDFファイルの閲覧には、Adobe® Reader™が必要です。ダウンロード(別ウィンドウで開きます)してご覧ください。



選定ポイント

大手企業マーケットへの
豊富な実績と開発力

ネットビジネス事業部 開発グループ グループ長 和木 昌三 様
ネットビジネス事業部
開発グループ
グループ長
和木 昌三 様

「T-CON DOCUMENTS」の開発に当たって同社がパートナーに選んだのは東芝ソリューションだった。同社と東芝ソリューションは、同じグループ内ということもあって、設立以来、さまざまなビジネスを展開してきた経緯がある。例えば東芝ソリューションが顧客にシステムを導入するとき、導入費用を東芝ファイナンスが提供して、導入後、顧客からリース代金を請求・回収するという案件も多い。もちろん社内の業務に東芝ソリューションのソリューションを導入したというケースもある。同社にとって、東芝ソリューションはSIパートナーであると同時にビジネスパートナーでもあったわけだ。

ただ、95年以来、「T-CON Style」の各商品の開発はグループ内の他の企業が手がけてきた。「T-CON DOCUMENTS」の展開にあたって、どうして東芝ソリューションと協業することになったのか。その理由を、ネットビジネス事業部 事業部長の野辺哲也氏は次のように明かしてくれた。

「東芝ソリューションさんの開発力に期待を寄せていたこともありますが、それだけではありません。『T-CON DOCUMENTS』は、紙が大量に飛び交う規模の大きな企業がターゲットの一つ。ただ、大きな企業をお客様とした場合、弊社の営業力では商談維持という点で力不足な面があります。その点、東芝ソリューションさんは、長年、規模の大きな企業をテリトリーとしてビジネスを展開されてきた。開発後の展開を考えると、東芝ソリューションさんが持つマーケットは大いに魅力でした」

【図】ネットビジネス事業部のビジネスモデル[図をクリックして、拡大図を別ウィンドウで見る]

開発のポイント

粘り強い開発チームが作り上げた
汎用性の高いソリューション

「T-CON DOCUMENTS」の開発プロジェクトは、大きなプロジェクトだったが、社内的なゴーサインは比較的スムーズに出たという。

ただ、プロジェクトの当初は、全体の構想とシステム要件定義に思いのほか時間がかかったという。「T-CON DOCUMENTS」は、同社のリース事業の契約受付業務の部分を切り出してパッケージ化した商品である。そのため、業務ノウハウをしっかり理解してもらったうえでシステムに落とし込んでもらう必要がある。ところが、「業務ノウハウのイメージをうまく伝えきれずに、私たちのやりたいことを具体化してもらう部分で苦労しました」と野辺氏は語る。

さまざまな業態のユーザーに使ってもらえる汎用性のあるソリューションでないと、商品化するのは難しい。今回のプロジェクトでは、通常の開発よりさらに高い壁が存在していたわけだ。

しかし、その壁も議論を重ねることでクリアした。「東芝ソリューションさんとコミュケーションを深めていくことで、最終的には汎用性の高い商品を作り上げることができました」と、野辺氏も満足げに語る。

【図】全体概要イメージ[図をクリックして、拡大図を別ウィンドウで見る]

前を読む 続きを読む

このページのトップへ
Copyright