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導入事例 スカイネットアジア航空株式会社

Innovation Report / 汎用性を重視し多様に活用できる会計システムをアドオン開発で実現

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選定ポイント

アドオンによる柔軟な
システム構築能力が決め手

システムの選定にあたっては、次の2つがポイントとなった。

1.これまで使っていた帳票イメージを生かした画面でワークフローを回したい。

2.蓄積したデータを各部門にフィードバックしたい。

調査の結果、幾つかのソリューションに絞り込み、各ベンダーの担当者から説明を受けた。その中に東芝ソリューションも含まれていたが、最初からワークフローが含まれた状態で提案を行ったのは、東芝ソリューションだけだったという。経理課係長長友和也氏はこう振り返る。


【写真】企画部 経理課 係長 長友和也 様
企画部
経理課 係長
長友和也 様

「いろいろなベンダーからシステムの説明を受けましたが、東芝ソリューションの提案には、最初からワークフローが含まれていました。ヒアリングの過程でわれわれの意図をくみ取り、ニーズを十分に反映させた提案を頂きましたので、非常に好印象をもっておりました」(長友氏)

各ソリューションの比較・検討は、1年弱をかけてじっくり実施された。

海外製のソリューションの場合は、業務に沿ったシステムではなく、システムに業務運用を合わせなければならない点が問題だった。また、国産の低コストなオールインワンパッケージも検討されたが、運用ニーズへの対応や、業務拡大に向けた拡張性の点で疑問符が付いた。

その点、ワークフロー「X-Point」を入口とし会計システムの「SuperStream」をベースに、ニーズに対応させる部分をアドオンで構築していくという東芝ソリューションの提案は、スカイネットアジア航空の現状と将来をしっかりと把握した内容だった。

さらに、機能ごとに業務モジュールの分割導入が可能なことも選定のポイントに挙げられている。

「モジュールが分割された「SuperStream」は業務機能追加要求への対応や、部分的な改変など拡張性にも優れていると考えました」(長友氏)

採用が正式決定したのは2008年2月。運用開始は2009年4月と決まっていたので、開発期間は約1年。開発サイドにとっては、厳しい条件でのスタートとなった。

開発ポイント

【写真】スカイネットアジア航空株式会社

プロジェクトチームによる
使いやすさを徹底追求

開発に際し、まずはプロジェクトチームによる現在の業務フローの分析を実施した。新システムに必要な機能の洗い出しを行い、機能範囲に反映していった。

「システム設計段階では、機能の要否だけではなく、業務自体の見直しなど数多く議論しました。その意味では、システムの開発を通じて、業務改善に対する意識が少しずつ変わっていったという面があると思います」(早川氏)

業務フロー分析と並行して、経営分析に必要なセグメント照会などの管理会計機能、出張精算や経費精算などのワークフロー機能範囲を決定、アドオン開発を行い、2009年4月、予定どおりカットオーバーを迎える。

システム稼働に向けてユーザ向け研修を実施。承認する側の管理者向けには2回、一般社員向けは10回程度の研修を行った。プロジェクトチームによる独自の運用マニュアルを作成するなど、利用者の新しいシステムへの不安を払拭した。

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