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導入事例 京王電鉄株式会社

鉄道事業本部 車両電気部
課長補佐
  樋木 広 様(右)
鉄道事業本部 車両電気部
電力指令長
  桐生 守 様(左)
鉄道事業本部 車両電気部
電力課 主任
  松永 隆 様(中)
【写真】京王電鉄株式会社 鉄道事業本部 車両電気部 課長補佐 樋木 広 様(右) 鉄道事業本部 車両電気部 電力指令長 桐生 守 様(左) 鉄道事業本部 車両電気部 電力課 主任 松永 隆 様(中)

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Case Study

交通

Category

業種ソリューション

Solution

電力管理・保全計測
システム

Product

――

Innovation Report / 電力の安定供給を確保し鉄道の安全を支える

この事例紹介記事をPDFでダウンロード
[PDF形式/1,021KB]

鉄道が担う最大のミッションである「安全」のために、
日々、全力を投球している大手私鉄を、
東芝グループによる先進のシステムが支える。

輸送人員1日約167万人を守る 電力管理と保全計測を統合したシステムの導入は、お客様一人ひとりの安全確保を徹底追及した結果です。


導入背景

正確・安全な列車運行で人々の暮らしを支える

鉄道は私たちの生活になくてはならない公共交通機関のひとつだ。列車を正確かつ安全に運行することは、鉄道会社の社会的責任である。そのために私たちの目に触れない所で多くの努力が払われている。特に運行本数の多い都市部の鉄道では、1本の列車運行の乱れが、大勢の乗客に影響する。その一つである京王電鉄(http://www.keio.co.jp/(別ウィンドウで開きます))は、2006年に列車運行の基盤をなす電力管理システムを刷新した。同社の営業路線は、京王線(新宿―京王八王子)や井の頭線(渋谷―吉祥寺)、東京都西部から神奈川県北部にかけ84.7kmに及び、利用者は1日に167万人にものぼる。

電力を安定供給するために、電力管理システムを刷新

【写真】鉄道事業本部 車両電気部 電力課長 山下 信哉 様(上)と、同課 課長補佐 樋木 広 様(下)
鉄道事業本部 車両電気部
電力課長
山下 信哉 様(上)
同課 課長補佐
樋木 広 様(下)

鉄道会社にとって電力管理部門が果たす役割は大きい。電車を動かすのはもちろん、駅などの施設、信号機や踏切、通信設備などに必要な電気は、すべて鉄道会社の無人変電所から供給されている。そのため、配電網を統括する電力管理部門は、列車を運行するうえでなくてはならない存在だ。そこで、電力管理部門をさらに強化するために同社はシステムを刷新した。その理由を「電力運用業務と管理業務を見直し、電車を走らせるのに必要な電力を安定供給できるシステム構築をすることが目的です」と山下信哉鉄道事業本部車両電気部電力課長は話す。また、列車運行管理と電力管理との連携を取りやすくするため、それまで別々の場所にあった運転指令所※1と電力指令所※2を同一建物内に移設する計画を数年前に立てていた。「安全を確保しながら事故時の対応を迅速に行うには、運転指令と電力指令が近接している必要がありました」と樋木広鉄道事業本部車両電気部電力課課長補佐は話す。同社内で、さらなる安全の確保と事故時に、より迅速に対応するためには、電力管理システムの刷新は必然だった。

※1 運転指令所/鉄道会社が正常な列車の運行整理や事故発生時の緊急処置に従事する機関。どこに列車がいるかなどの運行状況を把握し、ダイヤが乱れた場合には列車の運転順序や行き先の変更、運休、到着線路の変更、回復運転などの指示を送る。風速、雨量、地震などの気象データも収集する。

※2 電力指令所/鉄道会社が電車や駅などの関係施設へ電力を安定供給する機関。変電所の機器操作による電力運用や給電状況の監視を行ない、事故や停電などの際には予備施設への切り替えなどによる電力確保を行なう。

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