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導入経緯
短期間の作業日程
ソリューション商品企画本部
ソリューション商品開発部
商品開発3グループリーダー
課長 上田 茂広 様
同社はシステム統合を依頼できる開発会社の選定に入った。「2000年のKDDとDDI合併時からホスティングサービスのシステム構築と運用に携わっており、運用部隊から信頼されていた」(ソリューション商品企画本部ソリューション商品開発部商品開発3グループリーダーの上田茂広課長)「私たちの業務を把握しており、どんなソリューションを提供したらいいのか、そのツボを心得ているので頼みやすかった」(水本氏)と、実績とそこで培った信頼のある東芝ソリューションを選んだ。一般的に、大規模なシステム統合は、現状把握を行い、統合対象の情報を収集・分析して、計画の大枠を立案し、仮の環境で検証をするという流れになるため長期間にわたる。しかし、思い通りに行かないのがビジネスの常だ。「システムの切り替え時期が2008年4月末に迫っていたのに正式に発注したのは2007年末。短期間での開発が前提だったのに、東芝ソリューションは引き受けてくれました」(上田氏)。さらに、同社の現状を分析し、より良いプランを提案したことも、東芝ソリューションが選ばれた際の決め手となった。
最も困難なシステム統合
ソリューション商品企画本部
ソリューション商品開発部
商品開発3グループ
課長 小松 俊介 様
システム開発の中でも、すでに稼動している設備の統合は最も困難と言われる。1日24時間サービスを提供し続けることが前提なので、サービスダウン、作業のためのサービスの停止は許されない。「我々は、システムが切り換わったことをユーザーに意識させないこと、新サービスの使いやすさと利便性を高めることを目標にしていました」とソリューション商品企画本部ソリューション商品開発部商品開発3グループの小松俊介課長は話す。「お客様から見ると何も変わっていないが、システム的にはより強固なものに変わるもの」と水本氏は、このシステム統合の意義を語る。「顧客の利用状況を分析し、統合後のシステムのネットワーク回線やサーバーのCPU、メモリといったリソースのキャパシティーを確保するなど、ユーザーの運用を煩わせないよう、とにかく配慮しながら作業を進めました」(小松氏)。こうした新システムの構築のための作業と並行して、旧システムからのデータ移行の作業も行われた。
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