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導入事例 KDDI株式会社

【写真】KDDI株式会社

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Case Study

通信

Category

業務ソリューション

Solution

セキュリティ

Product

メール・Web
セキュリティシステム

Innovation Report / セキュリティサービス基盤を統合 法人顧客の満足度向上を短期間で実現

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ビジネスのネットワーク基盤であるメール・Web環境を、
万全のシステムで、東芝ソリューションがサポートし続ける。

4つの機能で、あらゆる角度から多彩なビジネスのIT環境を守りぬく、先進のセキュリティシステム


導入背景

新サービス提供の裏側で進められたシステム統合

【写真】ICTソリューション企画部 プロジェクト推進室推進G グループリーダー 担当部長 水本 政宏 様
ICTソリューション企画部
プロジェクト推進室推進G
グループリーダー
担当部長 水本 政宏 様

KDDI(http://www.kddi.com/(別ウィンドウで開きます))は、携帯・固定電話、インターネットなど、あらゆる通信サービス、ICTソリューションを担う総合通信事業者だ。同社は、今春法人向けに「KDDI メールウイルス対策サービス」「KDDI 迷惑メール対策サービス」「KDDI Webウイルス対策サービス」「KDDI URLフィルタリングサービス」の4つのセキュリティサービスを開始した。「メールやWebを利用する上でセキュリティへの脅威は多様化しています。それらに対応し、お客様に安心してインターネットをご利用いただくため、これまで提供していたサービスをバージョンアップさせました」と同社のICTソリューション企画部プロジェクト推進室推進Gグループリーダーの水本政宏担当部長は新たなセキュリティサービスをこう説明する。現在のKDDIは2006年1月に同社と大手通信事業会社、パワードコムが合併して誕生した。このとき、セキュリティサービスは重複していたが、ユーザーの便宜を優先させたこともあり、従来のまま、別々のシステムで提供されていた。しかし、2008年4月に設備(ハードウエア)のサポート終了時期と重なったこともあり、それに合わせてサービス内容を一本化することにした。

性格の異なるサービスの一本化

【写真】ソリューション商品企画本部 ソリューション商品企画部 プラットフォーム・セキュリティグループ 課長補佐 和氣 二朗 様
ソリューション商品企画本部
ソリューション商品企画部
プラットフォーム・セキュリティ
グループ
課長補佐 和氣 二朗 様

「パワードコムは長年法人向けのセキュリティサービスを展開しており、合併当時で、数十万件のアカウントがありました。顧客への対応の特徴は、定形外のニーズにもカスタマイズして応える点です。一方、KDDIの法人セキュリティサービスは、インターネットを利用するのに必要不可欠なセキュリティ機能をインターネット回線とパッケージ化して展開していましたが、事業を始めてから日数が浅かったこともあり、このタイプのサービスとしてはユニークなものでした。このようにコンセプトの異なるシステム統合は想像以上に困難でした」と水本氏は振り返る。例えばプロビジョニング(ユーザーの需要を予想し、設備やサービスなどのリソースを計画的に調達し、ユーザーの必要に応じたサービスを提供できるよう、回線設備などを事前に準備すること)において、一部手動による処理を採用していたパワードコムのやり方は、柔軟で融通がききやすい。一方KDDIは自動化されていて、処理の効率は良いが、柔軟性に欠けていた。これらのシステムを、柔軟さを保ちながらシステム(自動)化して、ひとつにしなければならないのだ。しかも事故は許されない。「メールは今やお客様のビジネスに直結しています。統合した後に使いにくいと言われてはだめなんです」とソリューション商品企画本部ソリューション商品企画部プラットフォーム・セキュリティグループの和氣二朗課長補佐は語る。「カスタマイズで対応していたお客様に『新しくなって、不便になった』と思われてしまうようなことがないよう、サービスのパターンを分類し、整理して、システム的に対応できるようにしなければならなかった」(和氣氏)など、膨大な作業が待っていた。

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