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導入事例 日本中央競馬会(JRA)

Innovation Report / JRAが開催するレースの最新オッズ情報をタッチパネル操作で印刷 IP通信方式による第2世代オッズボックスへの移行を完了

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選定ポイント

コスト、機能、開発力、全国をカバーする
保守サポート体制などを総合的に評価

文字放送信号の受信方式からIP方式へと、アーキテクチャを根本から見直した第2世代オッズボックスの運用を支えるインフラとなっているのが、各地の競馬場やWINSなどに展開されたLAN環境である。「iOSサーバー」と呼ぶ中継サーバーの配下にオッズボックスを接続し、マルチキャスト方式で各オッズボックスに最新オッズなどのデータを配信するというのが基本的な仕組みだ。なお、各地のiOSサーバーは、広域Ethernetによって上位センターと結ばれており、随時、最新情報への更新が行われる。

この一連のシステム構築にあたってJRAは、東芝ソリューションの提案をいかに評価し、採用を決定したのだろうか。

「現在、最も多くのオッズボックスを展開しているのが東京競馬場で、その数は約150台に上ります。これらのオッズボックスから一斉に操作が行われた際にも、一定の時間内に印刷までの処理を完了する必要があります。これらのピーク時を想定したパフォーマンス設計やレスポンスの制御は決して容易なことではありません。また、用紙切れやハードウェア故障などのエラーが発生した際にも、早急に対処できるよう監視体制を整えておく必要があります。これらの基本要件に基づいて各メーカーの提案を評価した結果、コスト、機能、専用ハードウェアを含めた開発力、全国をカバーする保守サポート体制などの総合的なポイントから、東芝ソリューションに決定しました」と横田氏は説明する。

また尾ア氏は、オッズボックスの展開作業における東芝ソリューションの迅速な対応力にもフォーカスし、次のように語る。

「中央競馬は、通常、毎週土日に開催されているため、各競馬場やWINSでのシステム更新のために使える時間は、月曜から木曜までの実質4日間しかありません。しかも、今回の第2世代オッズボックスの導入では、新規にLANを敷設することから始まり、機器の設置ならびに設定、稼働テストまで、非常に多くのプロセスをこなさなければなりませんでした。こうした短期導入が成功したのは、第1世代のオッズボックスから一緒にシステム開発に携わり、競馬に関する業務知識やデータに精通した東芝ソリューションだったからこそと考えます」

【図】全国の競馬場及び場外売場(ウィンズ)
[図をクリックして、拡大図を別ウィンドウで見る]

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