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導入事例 株式会社アトレ

Innovation Report / アトレカードのデータ活用でいっそうの顧客満足度向上を目指す

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選定ポイント

決め手は信頼感と技術力、対応力の高さ

【写真】総合企画部 マネージャー 長谷川 雄一 様
総合企画部 マネージャー
長谷川 雄一 様

2005年の初頭よりベンダー選定が開始され、数社に提案を依頼。その中で最終的に、東芝ソリューションが選ばれた。

「こちらがこんな機能を追加したいと言ったら、こうしてはどうでしょう、システムに乗せるとこんな形になりますと常に提案型で返してくれたのが東芝ソリューションでした。また、こちらの要望に対して、ベンダーは一般的に、『社に持ち帰って・・・』と答えることが多いのですが、東芝の技術者はその場で即答してくれる場合がほとんどでした。素早い対応力が他社とは違うと感じました。スキルの高さが非常に印象的でした」と総合企画部マネージャー長谷川雄一氏は、東芝ソリューションを選んだ理由を語る。

迅速な対応、高い技術力に加え、決め手になったのは信頼感だった。

「システムが動き出したら止めることはできません。障害が起きても、お客様に迷惑をかけないシステムを構築することが大前提でした。そう考えたときの信頼度と実績は際立っていました」と徳永氏も続けてこう評価する。

新システムは、店頭に置かれた端末にカードを通し、そのデータがポイント計算サーバーを経由してポイントデータベースサーバーに送られ、処理後のポイントデータが店頭端末に返されるというもの。万一サーバーや回線に障害が生じても店頭端末にポイントデータが蓄積され、復旧とともに自動的にサーバーが吸い上げる仕組みになっている。中継サーバーにデータを一時的にストックするシステムは珍しくないが、店頭端末にも同様の機能を持たせたシステムはまだ少ない。「以前、店頭端末に障害が起きると、手作業でポイントの計算と入力をやっていたことを考えると、大きな進歩」と長谷川氏は言う。また、保守体制に関して、窓口が一本化され対応が明確だったことも、受注の後押しとなった。「規模の大きいシステムの場合、障害や問い合わせをした時、たらい回しにされることが多く、不満を持っていました。新しいポイント顧客システムは、店舗用の端末と、上位のシステムを担当する部署が違っているのですが、ひとつのところに連絡すれば、全て解決する、という体制が整っています。この点は非常に評価しています」(長谷川氏)。

導入経緯

細かい要望にも迅速・的確に対応

【写真】東京圏駅ビル開発株式会社(アトレ)

導入にあたっての課題の一つは、従来のシステムの運用方法や操作手順を変えず、無理なく運用できるシステムを作ることだった。そのため、データの並び方、言葉の統一、項目の追加、画面構成や操作方法など多岐にわたるカスタマイズが行われた。また、7つのサーバーに分散していた顧客、ポイント情報などを1つのサーバーに移行する作業には、確実さとスピードが要求された。

「細かい要望を数多く出しましたが、システムエンジニアは迅速、確実に対応してくれました。また、データ移行の作業をスムーズに確実にこなしてもらえたのでとても助かりました」(長谷川氏)というように、同社は東芝ソリューションを高く評価している。

新しいポイント顧客システムは2005年12月のアトレ目黒を皮切りに順次導入され、2006年6月にはアトレ全11店で稼動を開始。アトレカードの1本化が完了した。

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