規程管理・RCSA作成ソリューション「MetroCube®」
潜在リスクを予測し、解決のシナリオを描く。MetroCube®
MetroCube®は、内部統制を実現するために、銀行内の標準的な業務構造に基づき、プロセス・業務分掌の組み合わせをマトリクスで整理した事務規定・取扱要領管理の仕組みの上に、RCSA※(Risk Control Self Assessment)によるリスク評価や、リスクの予測シナリオを作成するオールインワンの管理ツールです。
1.RCSAとは
リスク管理自己評価=RCSA(Risk Control Self Assessment)とは、オペリスクの区分ごとに損失発生の可能性がある想定事例=リスクシナリオを洗い出し、発生を制御しているコントロール要因を評価することです。
■ボトムアップ
未発見で体系化されていないリスクを白紙の状態から洗い出し、このリスクに対応したコントロールも同時に定義しながら、リスクとコントロールの評価を行う仕組み(事務リスクなど)
■トップダウン
特定分野において、予め想定可能な代表的なリスクとこれに対応するコントロールを洗い出し、評価対象毎のリスクとコントロールを評価する仕組み(システムリスクなど)
2.ボトムアップによるRCSAの作成
業務フローを参照してリスクとコントロールを洗い出し、評価します。
■システム化のメリット
1.業務フローや規定を見ながらリスク・コントロールの洗い出しが可能
2.リスク洗い出しのガイドや当該タスクの事故金額を見ながら作成可能
3.タスクに一度設定したコントロールは継続的に利用可能
4.評価結果の自動計算による客観的な評価が可能
3.トップダウンによるRCSAの作成
評価対象を選択し、あらかじめ定義されたリスクとコントロールを独立して評価します。
■システム化のメリット
1.評価対象の重要度に応じ適切なリスクとコントロールのリストを表示可能
2.リスクとコントロールを独立して評価することで簡易な作成が可能
3.評価結果の自動計算による客観的な評価が可能