オプション

Meister MES™にはオプション機能としてSPC管理オプション、稼動管理オプション、保全管理オプション、半導体機能拡張オプションをご用意しています。ここでは製造現場の異常を自動警告するSPCオプションについてご紹介します。

SPC管理オプション


SPC(Statistical Process Control)とは、製造工程の中で得られる各種の品質情報を標本として採取し、そのバラツキや傾向を統計的に分析することで、製品や装置の異常傾向を検出して、不良発生を未然に防ごうとするものです。SPC導入(システム+運用改善)により、実際の不良発生前にその傾向をつかみ対応できるだけでなく、問題発見から課題解決までのサイクルがスピードアップすることで、不良率の低減を図ることができます。

オンラインSPC


あらかじめ設定した監視定義情報を元にリアルタイムに品質情報を監視し、情報の傾向分析を行います。異常傾向検出時には、メール配信・ロット拘束・装置拘束を行います。

オフラインSPC


検査履歴、処理履歴などの情報に抽出条件を与えて情報を取得し、グラフ表示する機能です。

OPC UAインタフェースオプション


現場装置・コントローラ(PLCやCNC, ロボット等)との接続用に、OPC UA クライアント機能をオプションとしてご用意しております。OPC UAは汎用的な通信インタフェース規格であり、ベンダや機器に依存されずに装置・コントローラと通信することが可能です。またOPC UAは、認証や暗号化などセキュリティ機能を搭載しているため、現場系システムにおいてもセキュアな通信を行う事が可能となります。

ビッグデータ分析連携オプション


ビッグデータ分析システムと連携できるオプションをご用意しております。Meister MES™より製造実績(品質データ、ロット情報など)をビッグデータ分析システムへの送信し、そのフィードバックとして品質異常傾向にあるロットを受信・拘束し不良品製造を抑制する機能を搭載しております。ビッグデータ分析システムと連携することにより、歩留り向上や装置稼働率の向上につなげる事が可能となります。