東芝デジタルソリューションズ株式会社

イベント レポート

2018年2月15日(木)

イベント

重要インフラサイバーセキュリティコンファレンス

問われる実行性、2020年に向けて

2月15日(木)に重要インフラサイバーセキュリティコンファレンス実行委員会/株式会社インプレス主催の「重要インフラサイバーセキュリティコンファレンス 問われる実効性、2020年に向けて」が東京コンファレンスセンター・品川で開催されました。

当社は、制御システムソリューションのセッションおよび展示を行いました。

セミナー会場の様子
会場入り口
展示会場の様子

 

セッション

■2月8日(木)17:10〜17:40

テーマ: IoT時代の重要インフラ保護
  〜 増え続ける脅威に立ち向かうインダストリアルIoTセキュリティ 〜

東芝デジタルソリューションズ株式会社
技師長 兼 インダストリアルICTセキュリティーセンター長 天野 隆

 デジタル化によりシステムが進化するとともに、サイバー攻撃者の底辺が拡大し攻撃ツールも簡単に入手できるようになってきています。重要インフラへのサイバー攻撃も増加し、セキュリティを持続的に確保することが重要です。サイバー攻撃の脅威は常に変わっていくため、開発、運用、体制を含むセキュリティライフタイムプロテクションが必要となります。

 インダストリアルIoTでは、企業の製造ノウハウや生産データ・レシピ等のデータといった「情報」だけでなく、ヒューマンエラー、内部犯行の抑止といった「人」に関わるセキュリティ、設備や機器の正常稼働のための「モノ」のセキュリティもしっかり考えるべきです。また、一般システム、社会インフラ、重要インフラというようにシステムの重要度やIoTの進化に応じてコストバランスを重視しながら必要十分なセキュリティ対策を行う必要があります。

 インダストリアルIoTセキュリティアーキテクチャでは二軸の多層防御、つまり深さとしての製品システムの層と広さとしてのIoTシステムの進化の層を考えていく必要があり、それぞれの層に応じて必要な対策やセキュリティモデルも変わります。

 最後に東芝が提供するセキュリティソリューションとしてセキュリティアセスメントサービス、Waterfall一方向セキュリティゲートウェイ、セキュアプロシキデバイスCYTHEMIS、ユニファイドコントローラnvシリーズType2について導入事例を交えてご紹介しました。

セミナー会場
セミナー入場の様子
東芝デジタルソリューションズ株式会社 技師長 兼 インダストリアルICTセキュリティーセンター長 天野 隆

 

展示

 社会インフラ分野で培った知見やノウハウを体系化した制御システムソリューション、制御システムのセキュリティ規準に基づく、セスメントサービスを提供するコンサルティングサービス、物理的な一方向通信により外部ネットワークからの攻撃を阻止するWaterfall一方向セキュリティゲートウェイ、レガシーなエンドポイントはそのままにシステム全体のセキュリティを強化するセキュアプロキシデバイス CYTHEMISをご紹介しました。

 Waterfall一方向セキュリティゲートウェイとセキュアプロキシデバイス CYTHEMISについては実機の展示も行いました。

展示の様子
展示品(1)
展示品(2)

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