業務効率化、内部統制強化、リアルタイムな業務処理の実現に向け販売管理システムを刷新。結果、作業の平準化で残業量を削減しつつ出荷量は約1.5倍に。帳票コストの大幅削減や内部統制強化まで、様々な改善を達成。
- 事業の急成長を背景に、業務システムのパフォーマンス向上や連動性の改善と内部統制強化を目的とした大幅な刷新を計画。
- シームレスなデータ連動などにより業務品質を高めると同時に1.5倍の出荷量増を達成。IT統制環境における課題も“ゼロ”の状態へ。
ソリューション事例概要
導入の背景全文を読む
- 基幹システムをオフコンからオープン系システムに移植。一方で商圏の拡大などにより同社の事業スピードが急速に上昇。
- パフォーマンス不足、社内システム間のデータ連動性向上、上場を見据えた内部統制の強化など、様々な課題が顕在化。
導入の経緯全文を読む
- 専用紙による納品書など印刷周りのコスト負担や、物流現場での業務効率などの改善も急務。
- コスト抑制や問題点の改善、自社独自の仕様に偏らない業務効率化の仕組みを模索。
導入のポイント全文を読む
- 他業界のベストプラクティスまで含む販売管理パッケージを選択。
- 技術者による提案段階からの参画や、きくや美粧堂様の立場に立った最適な仕組みをワンストップで提案、信頼感につながる。
導入の効果全文を読む
- 帳票ツールにより一般用紙が使用可能に。その結果印刷コストを年間1,000万円以上も削減。
- 出荷量は約1.5倍の最大7万5,000ピースまで、ピッキング件数は月平均2万件まで増大する一方で、作業平準化により残業をほぼゼロに。棚卸精度は誤差を2%ほどから0.02%ほどまで向上。顧客満足度向上にも貢献。
- 本社管轄での内部統制の強化だけでなく会計基準の統一も可能に。監査法人によるIT統制環境のレビューではシステムに関する課題が“ゼロ”に。
将来展望全文を読む
- 最先端の物流を取り入れるべく日々努力を。トータルでのコスト削減を進めさらなる業務のスピードアップを図る。
- 電子マネーやクレジットカード対応、サロンからのFAX注文の電子化も検討。業界におけるシステム化のリーディングカンパニーを目指す。
お客様の企業情報
- 会社名:
- 株式会社きくや美粧堂
- 設立:
- 昭和31年1月
- 代表者:
- 代表取締役社長 増保憲一
- 従業員数:
- 250名
- 資本金:
- 4,300万円
- 本社所在地:
- 東京都大田区上池台5-5-5
- 事業内容:
- サロン向けの毛髪化粧品や美容機器など美容商材の販売を中心に、美容ディーラとしてワンストップサービスを提供。コンテストなどのイベントや各種セミナーの開催、情報誌発行などを通じて、業界を活性化するための活動を積極的に展開。
- 導入プロダクト:
- CANPUS IX 販売管理
- URL:
- http://www.kikuya-bisyodo.co.jp/
この記事内容は2011年12月に取材した内容を元に構成しています。記事内における数値データ、組織名、役職などは取材時のものです。